sexualityの冊子

私が代表をしている小さな会（Patient Advocate Liaison）で
作成協力した冊子の送付依頼が、
ここのところ立て続けにきて、
毎日のように発送させていただいています。

特に、
「化学療法を受ける大切なあなたへ、そして、あなたの大切な人へ」
というsexuality（抗がん剤による性腺への影響等）について
書かれた冊子は、今日もたくさん発送しました。

冊子送付を希望される方の多くは医療者の方々です。
「患者さんのために」と、情報を集めていらっしゃる様子に
ありがたいなぁと思います。

…（以下は冊子の内容）…
監修：自治医科大学附属さいたま医療センター　神田善伸先生
　　東京慈恵会医科大学医学部看護学科　渡邊知映先生
作成協力： Patient Advocate Liaison

【目次】
１、化学療法の影響について
　　①化学療法の精巣・卵巣への影響
　　②治療薬別リスク一覧

２、不妊対策について
　　①不妊対策の種類
　　②不妊対策と妊娠・出産の可能性とリスク

３、化学療法後の妊娠、出産の安全性について
　　①女性患者の妊娠の可能性
　　②妊娠・出産・子供への影響
　　③ホルモン補充療法

４、化学療法後の性生活について
　　①男性編
　　②女性編

５、パートナーのあなたへ
　　①大切な人が化学療法を受けるとき　
　　②不妊の可能性について
　　③焦らないで
　　④雨降って地固まる？

６、あなたらしくあるために経験者からのメッセージ
　　①男性経験者からのメッセージ
　　②女性経験者からのメッセージ

７、これからの出会いのために

８、医師との話し合いのポイント

９、参考書籍

暑いから

一昨日はタイカレー・ランチ。

お盆休みの最終日だというＮちゃんと表参道へ。

私たちは30年来の親友。



同じ歳のＮちゃんとの話題は、

子ども達のこと、

更年期のこと、

家事のこと、

両親のこと、

そして…

若かった頃のハナシ（うっふっふ）




二人とも今年50歳。


　　もう50歳だって、
　　
　　信じられないよねぇ～


の、言葉ばっかり




夜も、

飲んだ、飲んだ



私たちに、恐いモノなし

いや、恐いものダラケなの。

誰に何の遠慮もなく・・・

今日の朝日新聞の天声人語に目が。

文頭には、腎臓移植を受けた女児の母が

提供者へ送った言葉として

「命を確かに引き継ぎました。お陰で娘は元気に小学校へ通っています」


最後には、ドイツに渡り心臓移植を待つも残念ながら

臓器を提供する身となった少年の親が、

提供を受けた患者さんへの言葉として

「誰に何の遠慮もなく、すくすくと成長してほしい」

とありました。



この誰に何の遠慮もなく”という言葉に、私は惹かれました。


その通りだと思ったのです。

ドナーから提供を受けても、

患者は、誰に何の遠慮することなく普通に生きてほしい。




今の社会って、

移植を受けた患者や家族へ

「ドナーに提供してもらったことに感謝せよ！」

という無言のプレッシャーを、

掛けている雰囲気がありませんか？





移植したとき、

患者や家族はドナーに感謝しないわけがないのです。


それで十分じゃないですか。


その後は、誰に何の気兼ねなく、その人の人生として歩んでいただければ、

それでいいじゃないですか。


あえて周囲が思い出させる機会を作ることはないでしょう。



提供を受けたことを、忘れるほど元気になることはいいことじゃないかと思います。


黙って見守っているのが、周囲の支援ではないでしょうか。

2010年・お盆

15日、お盆でした。

朝、母から電話。

「○おじさんが多発性骨髄腫って診断されたって！」

びっくりしてると、

今度は携帯に従姉（○おじさんの娘）から電話があり、

これまでの経緯と今の状況を聞く。

かなり痛みが激しい様子。

整骨院に何ヶ月もかかっていたらしい。



とにかく、もう診断されたので、

これからのことを考えよう。


本棚にある資料と、ネットの情報を印刷して

すぐに一式を宅急便で送り出す。


その足で、実家へ。




仏壇も拝んだし、

遅くなっても、お家に帰ろうと思っていたけれど、

母は「泊まってって」と言うし、

同級生の真ちゃんも「泊まっててってあげなよ」って言うし、

…いろいろ思うこともあり、結局は宿泊することに。



夕食時は、義妹のお誕生日だということもあり、

久々に両親とShinの家族と私で賑やかに。



急に・・・思い出したように

母：「仏さんば、送りにいかんばならん！」

Shin：「別に、いいんじゃないの？」

母：「いや、困る！帰ってもらわんば、困る！」


時計を見たら、もう11時近く。

あわてて、Shinと母と、提灯持って、

仏さまを近くのせせらぎまでお送りに。



3人で空を見上げて

「仏さんって、どこまで帰るんやろうか～？」

「うちの仏さんは、やっぱ九州までじゃないの？」

「じゃ、今年は見送りが遅かったけん、今日中には着かんかもね～」

「そうそう、着かんかもしれん！」

「いやぁ～悪かねぇ～、遅かったけんね～」

まるでヨッパライの会話。



義妹と、母と、オンナ3人で深夜までおしゃべり。

話は尽きないのよね～。




写真は実家のウーパーちゃん

…かなりかわゆいっす。

もしかして・・・

今夜も、花火（東京湾大華火）が見れるのかしら？

 

 

 ・・・さて、7時になりました。

 

おおっ！見える見える。

ベランダから真正面だぁ～

 

 

ドン！とお腹に響く音がする。

これが花火の音だよね～

 

なかなか良い写真が撮れないなぁ。

 

遠くからは東京音頭も聴こえてきます♪

近くで盆踊りもやってるみたい。

 

部屋の電気を全部消して、

ベランダで眺めています。

一人じゃなかったら、もっといいのになぁ。。。

 

カサブランカ一輪

今日はフルートのレッスン後に

多磨霊園へ。





お花は

迷わず

カサブランカ一輪。

白く美しいね。







みんなひとり

暑いですねぇ～

毎日、暑いですね。

湿度が高いのは不快だけど、

お客様続きで、楽し～い日々が続いています。


昼間はヘロヘロになっている私ですが、

夕方になると元気が出てきます（笑）


寛解になって○年！、移植して○年！と

元気になった方々との語らいは

時間を忘れてしまいます。



今朝から夫は海外出張。

息子のＤａｉが「ご飯食べたい！」と急に来たので、

近くのお蕎麦屋さんへ。


自宅に戻り、ベランダで夜景を見ながら、ビールで乾杯。

息子とこうして過ごせるのは幸せなのですよね（？）


明日は、Ｄａｉママのお参りに行く予定です。

社会科見学

8月に入ってからも、主婦なのにジッと家に居た日は一日もなく過ぎてしまいました。

ま、それはそれで充実していてよいのですが、ちょ～っと調子に乗りすぎている自分を感じます（笑）

そうです。飲みすぎです

歳なんだから弱くなっているという自覚をもっと持つべきですね、私。


ここ数日の大冒険（社会科見学）としては、discothèqueへ行ってまいりました

行ったはよいが時期が悪かった。
夏休みの時期ってこともあり店内は閑散。

私を連れてってくれたエアロダンサーズは「ストレス発散するつもりが、あんなに空いてちゃ、踊るのが恥ずかしくて、返ってストレスだ～！」と（笑）

でも、流れている音楽は懐かしいし、空いてる店内は安全そうで（笑）、なかなか貴重な体験でした。


以前なら誘われても断っていたような話にも、「面白そうだな～。行ってみてもいいかなぁ～」と思うこの頃です。

「何事も経験」ということで、これからも元気に頑張ります




こんなふうに書くと、まるで遊びまわっているように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

ちゃんと患者支援ツールのことも、イベント準備作業も、相談業務も、冊子発送も、しておりますのよ

平和の願い

El Cant dels Ocells


先日のコチさんファミリーによるアンコールの中の1曲。
鳥の歌（El Cant dels Ocells）
心に、ずっしり。
明日は長崎の原爆記念日です。

祈りのチェリスト

鎌田實先生の「空気は読まない」の中でも書かれていたチェコのチェリスト

ヴラダン・コチさんとファミリーによる、チャリティーコンサートへ行きました。

パッサカリア
Ｇ線上のアリア
グランタンゴ
チャールダーシュ
赤とんぼ・浜辺の歌
ツィゴイネルワイゼン
ほか、ステキな曲ばかりでしたが、

中でもアンコールの
リベルタンゴは、最高でした♪
（ピアソラ贔屓を抜きにしても、素晴らしかった）


このコンサートのチケットは、
Ｈちゃんからプレゼント。
ありがとうございました。行ってよかったです。


最近、私のまわりではチェロ流行。
そういえば、映画は「ご縁玉」も「風のかたち」もチェロ。
…チェロの音色は、心に響きますね。


さて、このコンサートの収益はふたつのことに使われるそうです。
ひとつは、原爆ドームの修復費用の一部に寄付、そしてもうひとつは、長崎と廣島の高校生が中心になり、毎年、国連に平和大使を送るための活動資金。
私も少しですが、寄付をさせていただきました。

長崎生まれの私。
コチさんへ心から感謝します。
そして、私も祈ります。

核のない未来になりますように。