昨日は若干急いで書いたので、一番書きたかったことが抜けてしまったような気がする。私の言いたかったのは、要するに、いかに自分自身に動機とか刺激を与えるか, 興味を起こさせるか、ということだ。それができれば、もう半分以上成功したのも同然である。そして、自分をうまく「motivate」できるかどうかが、あなたの人生の道筋を決めるひとつ重要な要素であるかもしれないことを、考えてほしい。科学者として成功できるのかどうかは、この一点に帰する所が大きいと私は思う。今の若い人たちは、そんな精神論を一笑するのかもしれない。もちろん、このことは必要条件であって、十分条件ではない。その他の要素、すなわち、環境、ひと、タイミング、運、などのほうが重要だと言われるかもしれない。私もこれらの要素が重要だとは思っている。しかし、「self motivation」以外のものがすべて手にできたとしても、自分自身を奮い立たせない限り、100%の成功はありえないと、私は主張したいのである。そして、この「self motivation」のみが自分でコントロールできる要素だから、これをうまくできる人とできない人で個人差が生まれる。私の知っている欧米の科学者で、これを持ち合わせないで成功している人は皆無である。そして、もしこれができれば、他の要素はおのずとついて来るとも、私は思うのだ。
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つけることが成功への道でもあるというのは同感です。
ただ、学生やポスドクたちの悩みはそれをどうやって見つけたらいいのか?という疑問だと思います。
夢中になるには、好きなことをやれ!というと、
"好きなことがわからない"という答えが必ず返ってきます。
情熱の赤い薔薇を咲かせるのは難しいです。手塩をかけて育て自分の中に育ったら、次はその株を分けて次の薔薇を咲かせる。これを繰り返せたら出来たらきっと素晴らしい薔薇畑ができるでしょう。
柳田先生や伊倉先生のブログに刺激されて、
匿名のモノローグですけど自分でも始めてみました。
そのうちトラックバックでも試してみたいです。