『悪童日記』 アゴタ・クリストフ 読了
~戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。
その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理――日々出会う
非情な現実を、ぼくらは独自のルールにしたがって日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、
ぼくらは二人でしたたかに生き抜いていく――圧倒的な筆力で描き出された人間の真実を
えぐる物語。いまなお世界に衝撃を与えつづける類稀な傑作。~
この本、珍しく映画を見たいと思ったことから購入。
残念ながら映画を見逃してしまったので
それならば小説をと思い。
結論。結構キツカッタなぁ、ワタシには。
普段比較的ドロドロした本なんかに興味があるけれど
これはどうにも苦しかった。
Amazonのレビューなんか比較的高評価なんだけどね。
訳本ってところにも違和感の原因あり。
洋書ってそういうところあるんじゃないかな。
向こうの言葉から日本語に変換される時点で
何かが欠けてしまうような。
くみ取れない部分があったり。
(それは自分の能力の問題かもしれないけれど)
主人公の双子の彼らは、日々鍛錬を行う。
例えば、精神を鍛えるために言葉の意味を薄める訓練。
言葉が頭に食い込まなくなるまで罵詈雑言を言い合ったり
言葉が意味を失うまで優しい言葉をかけあったり。
言葉が感情を表現しなくなったら、もう人間でなくなる気がする。
そんなことさえも日常になってしまうのが戦争なのかもしれない。
どうやらこの作品、あと2作続く全3部作ものらしいけれど
さて、読む気になんだろうか。
それよりも
今この時点で読む本が底を尽きたってのがなんとも落ち着かない!
~戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。
その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。人間の醜さや哀しさ、世の不条理――日々出会う
非情な現実を、ぼくらは独自のルールにしたがって日記にしるす。戦争が暗い影を落とすなか、
ぼくらは二人でしたたかに生き抜いていく――圧倒的な筆力で描き出された人間の真実を
えぐる物語。いまなお世界に衝撃を与えつづける類稀な傑作。~
この本、珍しく映画を見たいと思ったことから購入。
残念ながら映画を見逃してしまったので
それならば小説をと思い。
結論。結構キツカッタなぁ、ワタシには。
普段比較的ドロドロした本なんかに興味があるけれど
これはどうにも苦しかった。
Amazonのレビューなんか比較的高評価なんだけどね。
訳本ってところにも違和感の原因あり。
洋書ってそういうところあるんじゃないかな。
向こうの言葉から日本語に変換される時点で
何かが欠けてしまうような。
くみ取れない部分があったり。
(それは自分の能力の問題かもしれないけれど)
主人公の双子の彼らは、日々鍛錬を行う。
例えば、精神を鍛えるために言葉の意味を薄める訓練。
言葉が頭に食い込まなくなるまで罵詈雑言を言い合ったり
言葉が意味を失うまで優しい言葉をかけあったり。
言葉が感情を表現しなくなったら、もう人間でなくなる気がする。
そんなことさえも日常になってしまうのが戦争なのかもしれない。
どうやらこの作品、あと2作続く全3部作ものらしいけれど
さて、読む気になんだろうか。
それよりも
今この時点で読む本が底を尽きたってのがなんとも落ち着かない!