『家守綺譚』 梨木香歩 読了
~庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。
四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・
人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多……
本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、
文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる
新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、
庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな
交歓の記録である。~
普段は短編集は好みません
これも分類は短編集かもしれませんが
最初の話から最後の話まですーっとつながっています
それぞれの物語が独立していながら
一つの大きな物語としても心に沁み込んできます
この終わり方好きだな
だけど、終わるのがもったいないとも思ったんだよな
(矛盾してる?)
綿貫氏の視点で物語が進んでいきます
そして彼の世界観が抜群に心地良いんです
いい本に出会えるとシアワセな気分になるよね
オススメです
~庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。
四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・
人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多……
本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、
文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる
新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、
庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな
交歓の記録である。~
普段は短編集は好みません
これも分類は短編集かもしれませんが
最初の話から最後の話まですーっとつながっています
それぞれの物語が独立していながら
一つの大きな物語としても心に沁み込んできます
この終わり方好きだな
だけど、終わるのがもったいないとも思ったんだよな
(矛盾してる?)
綿貫氏の視点で物語が進んでいきます
そして彼の世界観が抜群に心地良いんです
いい本に出会えるとシアワセな気分になるよね
オススメです
文庫本には、ハードカバーではなかったおまけが入っているのでもしお読みになっていなければぜひどうぞ(^^)
彼女の作品ははじめてでしたが
また他のも読んでみたいと思わせる作品でしたね♪
一度読んだ本をもう一度読むことは普段しないけど
これは「植物のことをちゃんと知って」もう一度読んでみたいなと思います