春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

樹木たちの実。

2018-02-17 | 樹木
2月も中旬、樹木たちの実は落ちたり、鳥のえさになり、さまざまですが
安行地区の樹木待機所で実を見つけました。
お目にかかれないセンダンの実を久しぶりに青空の中で見つけました。  センダンは街路樹や庭木として利用されてます。
今は葉が在りませんが葉が鳥の羽のような形状が珍しく 落ち葉となっても、地表をあまり汚しません。
白実はとても目立ちます。花も沢山咲き、実の多さを見せてくれますが、硬い実で注意が必要な実です。




遠方からも目立ちます。


まだ若木なので本来の樹皮は紫黒褐色の縦割りが見られない、滑らかな樹皮をしてます。






誰もが知るモミジバフウの実です。沢山を地上に落としてます。








幽霊の花と言われるハンカチの木の実です。 実も初春が近づき樹木の枝から離れてゆきます。



ハンカチの木の花、幽霊の花の名称があり。










安行振興、夫婦枝垂れ梅。

2018-02-16 | 樹木
安行地区の振興センター内の梅園はまだほとんどが開花してませんが、
振興事務所の入り口前の有名な埼玉県指定文化財の夫婦枝垂れ梅はすでに見ごろに近づきました。なぜ夫婦の名称が付くのかは
ひとつの花から2本のメシベが付き、うまく受粉すると仲良くハート型の実が並ぶ、それが夫婦の仲の良さで、由来となってます。
樹木から教わる、仲良くすることが大切、素晴らしいことですね。





蕾が並びその並び方にもおそろいです。


この看板が数年前に壊れてしまい、3年前の花図鑑の投稿からのコピーです。
説明書きを読んでくださいね。









毎年、何年も、旧の花図鑑に春の梅の花を真っ先に載せてたのがこの夫婦枝垂れ梅でこの梅が
咲き始めると梅園の梅が咲き始める、そんな春の便りを思い出し、今日載せてみました。



シマサルスベリ、存在感。

2018-02-16 | 樹木
圧倒的な存在感を出す、好きな樹木の代表のシマサルスベリが安行振興センターの梅園の
中に2本存在します。 12ヶ月あるうちの2ヶ月、梅園の開花期のみ開園され、後は鍵をかけられ入れません。緑や小さな花の開花は見ることが不可能。
シマサルスベリの樹皮は多くが白色ですが、ここのは茶が主体で、昔のタイプの島百日紅。昭和の40年代に植栽されましたが
当時も1mぐらいの苗木と言われ、
すでに60年弱は樹齢を重ねてます。





樹皮の本来のシマサルスベリの白色がほとんど見られません。


下から見上げる姿の、迫力、井出たちの存在感は他の樹木を圧倒します。


上野不忍池の畔の有名な2本のシマサルスベリは白色の縞模様です。 樹齢約80年弱。




東京都調布市の巨木は真っ白な樹肌を見せてます。シマサルスベリは多くは
この樹肌と言われてます。





夏の時期が樹皮の縞模様が目立ちますが、冬から春には茶の部分が剥がれ落ちます。

世界一と言われる、千代田のシマサルスベリは、幹周りが5mを超えてます。樹齢が千年を超えて、原産地の中国や台湾、沖縄でも見られない巨樹と言われ、樹皮は前面にコブを作り、うねる様に上空に幹や枝を伸ばしてます。樹皮は
茶が基本になりシマサルスベリの風貌を外れるような姿を千代田カントリークラブ内で見せてます。振興センターのと同種と思われます。シマサルスベリは数が少なく、見る機会が多くはありません。推定千年を超えても生き延びる姿は脅威で計り知れない、巨樹の生命力を感じます。
是非、何れかで見られたならば投稿して
勇士を見せて頂たいと思います。








ハクモクレン 古木

2018-02-15 | 樹木
安行地区の興禅院、参道の山門の横に、地域一のハクモクレンの
古木が存在いたします。 川口市の保存樹木で樹齢は100年弱と言われてます。 すでに樹皮は苔むしコブも盛り上がり
古い樹木の特徴が出てますが、蕾を沢山つけ、樹勢は今も衰えてません。



うねる様な幹立ちとコブのような枝コブが古木の特徴を見せてくれます。









上空で3本の幹別れをしてそこから細枝を伸ばし、沢山の蕾を見せてます。

しばらくお待ちを。










精巧殿 開花、サボテン。

2018-02-15 | サボテン

早春の時期に開花をするセイコウデンのツルビニカルプス属は球体のゲジ刺に
似合わないほどの、成長点近くから、美しい花を咲かせます。花色も各種あり、株も小さいながら咲いてくれ、人気のサボテンの的です。
ただ日によく当てなければ、徒長をして形が崩れます。 潅水も少なめに培養土も水はけの良い配合をします。
借り温室内で昨日からの開花です。
精功殿







ここ数年で咲いたツルビニを並べてます。
タイプ違いの個体種が生まれるツルビニは花色も刺も(刺は触れても痛くはありません。移植の際には助かります。)多種多彩。






バラ丸の開花はツルビニの中でも際立ちます。







白花を咲かせるツルビニの精功殿


バラ丸の名称のサボテンは株が小さくても見事な花を咲かせます。


今では昔と違いお値段が高騰して驚くほど高級なサボテンとなり、手に入りません。 何点か安く裁いた過去が思い起こせます。
今、購入する人の多くは、中国の人たちと聞いてます。


アタミザクラ 満開

2018-02-14 | 樹木
都市農業公園に梅園の前に1本の熱海桜が今満開です。
すでに花のひとつは終わり、隣の花が咲き始めてます。 隣り合わせの2つ咲きの花で長く咲いてるように見えます。
前面にピンクの濃いアタミザクラ
後方に紅梅、白梅のコラボ、贅沢な春爛漫。











桜はあっという間に散りますが。 アタミザクラは長く楽しませてもらいました。季節は足早に進んでいきます。




今年の寒さは異常なほどです。各地に大雪、埼玉も水道など凍りつくなんて、何十年ぶりでした。
また寒波が来ると言われてます。 でも樹木たちは春を感じ、いつものように花を咲かせる。自然の営みには驚くばかりです。

フクジュソウ、各地区。

2018-02-14 | 植物、花
1ヶ月前に都市農業公園の梅の剪定をおこない、その後の花付き状況を確認に行きました。
そこで梅の根元に福寿草の花を沢山見て撮影をしてきました。 自生の福寿草や作り上げた創作も載せます。
梅園内の敷地に沢山の福寿草。





梅に福寿草。


安行地区、雑木林内の自生の福寿草。生産緑地帯で完全保護で
立ち入りが厳しく制限されてます。赤花の福寿草。名称、秩父紅。








落ち葉に埋もれながら咲き始めてます。





福寿草とフキノトウの2種を植え込み、安行地区の店の入り口に置く。
大雪の降る前の作品で、多肉の仲間が作り上げ。






最後は今から1ヶ月前に都市農業公園、梅林で剪定作業をおこない
その後の花付き、撮影が対比がうまくできませんが、沢山の梅の花が咲き、剪定が結果良しで安心しました。





日当たりが良く、すべての梅が満開模様。逆に1月16日に安行振興の梅園での剪定の状況後はいまだに梅は
花を咲かせてません。 理由は1日の半分も日が当たりません。これからです。





休眠中でも太陽光線が当たらなければ樹木の花の咲く時期が遅れます。 安行事務所より。










安行地区 花キ部温室 2

2018-02-13 | 植物、花
北足立市場の搬出の花々を、安行の花キ部温室に並べる。
手分けして造園部も応援、手際よく並べられる。搬入から3時ごろには値段表をつけて無事終了。


木立セネシオ







温室内は春爛漫。



サイネリア



ウンナンサクラソウ


スプリング、エンジェル    冬アジサイ。別名、フリル、エレガンス。




細かな種類もまだありますが、総出で皆で段取りをして大忙しで温室内を春のように飾りつけ。








 
                                                                                                 

東京都北足立、花き市場、搬出

2018-02-13 | 植物、花
東京都北の拠点の市場、首都圏の北部をリードする北足立市場の
第一花キは花物、鉢物の大型総合市場、本日はこちらからのセリ落としの花々や鉢物の搬出に来ました。 南部の拠点は大田花き市場で
地域によって分けられてます。  安行の仕事場から1時間でこられます。大田より時間は楽ですが、かなりの搬出の車で混雑です。
花のセリは7時、鉢物は7時半、太田市花き市場と同様、


今日の積み込みは急ぎのチューリップ、や鉢物花々、急ぎの多肉のエケベリアも有り。
車もバンの小型車、すぐに積み込み安行に帰宅。






お客様の希望の大量のエケベリア。



セリ落としの品物はすぐに、第一花き会社により、台車に載せられバーコードを打たれ搬出場に並べられます。 太田市場と同様。



北足立の市場のセリは昔ながらの手ゼリ、プロのセリ人と買参人とのセリのカケ声で始まります。







3階までの建物の中に市場が入り、搬入、搬出がこの中で行われてます。 買い付け権や車の、乗り入れは営業許可書を見せる。





大型車の搬出、搬入は外の敷地内で荷台をつけて行われます。





至急でしたので今日は出向きましたが、この場所は始めての搬出で、手間取りましたが無事、安行に12時まで帰宅。
撮影はいつものように流し撮り。






マミラリア属 姫春星

2018-02-12 | サボテン

ヒメハルボシの仏頭タイプが温室内で開花してます。
個体差が多く出る姫春星ですが咲いてるのは、仏の頭に似てることから仏頭タイプと言われてます。
赤い小さな花ですが目立ちます。








タイプ違いのヒメハルボシ、2種。



真っ白な群生株です。



例年3月~4月に開花します。


メキシコが原産地ですが多くは日本で作られて大株に仕上げられます。 栽培は比較的楽で、光線を自分は強く与えます。
冠水は根元、水はけの良い培養土をつくり通風をして固く株を作り上げるのが基本。 冬の光線の良し悪しで花付がまったく違います。