春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

蒲田ジャカランダ、生き続ける

2018-06-03 | 樹木
植物園、観光地でもありません、温室内でもありません。公園でもありません。劣悪な東京の
大動脈環状八号線のもっとも交通量の激しい蒲田陸橋の近くの、環八の脇のイチョウの街路樹に挟まれた、世界三大花木のひとつ、ジャカランダ
が生き続けてます。30年前ぐらいに今は更地になってますが。言い伝えでは給油所の社長が植え込んだジャカランダは見事に毎年花を咲かせ
この地に足を運ぶ私を含め、多くのファンが参ります。  数奇な運命のジャカランダは大田区役所の街路樹課の何年も続いた伐採命令を
地域の人が大反対して免れたいきさつがあります。  新聞にも載り多くのファンがこの場所に訪れた過去。


2013年に給油所の廃業で主無しとて、今もこの地で生き続ける姿は、見る人を魅了いたします。南国の花木の生命力には驚かされます。戸塚からの帰り道
いつものようにコンビニで駐車して、わずかな時間ですが見上げてみました。






環八に紫花を垂れ下がり、蒲田陸橋からのジャカランダの眺めは
いつのように日曜日でも大混雑の眺め、はたしてドライバーさん気づくでしょうか。 私は2013年に気づき
ました。 ジャカランダの真横の場所で車窓から気づき今もあるコンビニに駐車して眺め驚きの光景から5年が過ぎ去りました。











4年前に帰宅途中に荷をつんでたトラックの車窓から見た同じ景色です。忘れもしません。




    

遠方の蒲田陸橋からの眺め。

    


このジャカランダを有名にしたのはこの名文、古くなりなくなりましたが
ネットに載った言葉は忘れもしません。







今は更地になってますが昔の2013年の取り壊し前の給油所






実はこの給油所にはかつて7~8年前に仕事場に行くときに給油したことがあります。
まったく気づきもしませんでした。数年後に車窓から紫花を見つけて舞い上がったそんな過去がありました。
今では造園の仕事をしてる。 巡り会わせを感じました。今が最盛期の花姿と判断いたしました。