畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

生姜と、ビワの葉

2010-11-05 22:24:25 | その他

これは収穫したての生姜、葉の付いた姿です。葉からも生姜の良い香りがします。

生姜は今頃が収穫時期です。本格的な霜が降りると傷んでしまうので、それまでに全部掘りあげます。

生姜は薬味として利用するだけではもったいない、もっとありがたいもののように感じます。実際、歴史的に見ても、薬として貴重な存在だったようです。

さて、ここ数日間、風邪のひき始めの症状になりました。喉がすごく痛い・・・。そんな時は、生姜のすりおろしを紅茶に混ぜて飲むと、生姜がじんわりと喉に染み渡り、その後すっと楽になります。

これは一時的な効き目ではありますが、それでもかなり助かります。

喉の痛みをなんとかしたい時にもう一つやるのは、ビワの生葉湿布です。
畑にある枇杷の木から葉を一枚頂戴して、夜寝る時に喉にあてがいます。これは東城百合子氏の「自然療法」という本にある方法です。朝目覚めると不思議と痛みが去っています。と言っても、目覚めた時に葉は頭上のあたりに落ちていることが多く、本当にビワの葉の力なのか断言できないのが残念。

このような自然療法は、喉の痛みをすぐに封じ込めるのではなく、ひとしきり痛んだ後に、それから治ろうとする体の力を助けてくれるのかもしれません。

さて、話を生姜に戻しますと、生姜は他に、ジャムにしたりお菓子を作る時にも使います。
そして今、生姜について気になっていることがあります。「ためしてガッテン」で、生姜を干してから利用するほうが体を冷やさないと言っていたこと。今後ぜひ試してみたいと思っています。