畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

大豆刈取り

2011-11-27 22:47:31 | 

久しぶりのブログ更新になりました。

10日ほど前にパソコンが壊れて以来、仕事の合間にその対応をしていて、落ち着かない日々でした。ようやく解決の目途が立ったところです。このブログも、知人から借りたパソコンで打っています。

さて、ここ最近の畑での過ごし方は、野菜の収穫・出荷に充てる日が週に5日。終日作業できる日が週に2日、という感じです。ただ、11月は作業日になるはずの日曜がすべてイベント出店だったので、作業日が実質週に1日でした。

そんな中、先週の金曜日、何気なく大豆畑に目をやると・・・大豆がはじけて、こぼれそうになっているのを発見。

落ちている豆もある・・・これはまずい、早く刈取りしなければ、と気持ちは一気に焦りモード。

先週は霜が降りて大豆の葉がいっせいに落ち、収穫もそろそろと思っていた矢先のことでした。

でも、金、土と出荷調整で一日終わってしまう。日曜はアースデイマーケット千葉に出店する予定です。

どうしたらいいか考えた結果、日曜のマーケットは夫だけ行くことにして、私は朝から刈取り作業を行うことにしました。

いつもは刈払機で一気に刈るのですが、豆がこぼれそうなので、手作業で刈ることに。今年は大豆畑を2箇所に分けていて、急がなければならない場所はそんなに広い面積ではなかったので、なんとか午前中に刈取りを済ませ、午後からマーケットに合流することができました。

このあと大豆は枝ごと乾燥させ、脱穀、選別をしてから販売することになります。去年の冬は配達のお客さんと味噌作りをしました。今年の大豆も、美味しい味噌になってくれるといいな、と思います。


野菜もりもり

2011-11-09 18:17:11 | 台所しごと

私の毎日の食事は、ほぼ野菜と玄米、ときどき麺類。ときどき魚。ごくたまに鶏肉。
朝はパンと卵も食べてます。

今の時期は賑やかなくらい畑に野菜があって、食べすぎか?と思うほど野菜を食べます。
野菜を出荷する時、「どうもこれは売れないな」という難ありのものや、少し余ったものが出るのですが、そういうのがうちの台所へ直行します。

さて、ある日の夕食・・・

ミニ大根のふろふき。
柚子胡椒風味の味噌だれにしたら、とても合いました。煮汁に大根と昆布の旨みが残っていたので、翌日はそれを味噌汁の出汁にしました。

そして、最近野菜セットによく入れている、「オータムポエム」という菜の花の辛し和え。
この菜っ葉は茎が太いのですが、捨ててはもったいない。その茎がまた美味しいのです。

それから、「つる首かぼちゃ」のポタージュ。
材料は玉ねぎとかぼちゃ、水だけで、特にブイヨンや出汁は入れませんでした。甘くなりすぎないよう、白胡椒をきかせました。

最後に、人参といんげんのマリネ。
ポリポリ感を楽しみたかったので、人参は火を通さず生で拍子切りにしました。ごま油、米酢、醤油、胡椒のドレッシングで和えたものです。こういう和えた感じのサラダが好きです。

この献立も、数週間後には同じに作れないと思います。多分、いんげんやオータムポエムの収穫が終り、貯蔵していたかぼちゃが無くなります。もっと冬っぽい食卓になっていくんだろうなと思います。

一転して、ちょっと畑の話題です。
さつま芋を掘っていたら、ほおずきのような実を付けた雑草が一緒に生えてました。

なんか可愛らしくて持って帰ってきましたが、名前がわからない!とらないで生やしていたほうがよかったかな・・。

 

つづきまして、紅葉したブルーベリーの葉に、カマキリがいました。
カマキリって本当によく目が合うよな~と日頃から思っていました。なにしろ首ごと動かしてこちらを見てる。

でも、私が黒目だと思っていた点々は、模様だと夫に言われました。そうだったの??

まだまだ知らないことだらけですね。


そこに産んじゃったのね・・・

2011-11-07 18:57:46 | 

レタスを洗っていたら・・・ん?

てんとう虫が卵を産んでる!

この、黄色いてんとう虫の卵は、菜っ葉の裏側などでよく発見します。
だから、よくあることなのですが、葉っぱが枯れると卵がダメになってしまう。
うう・・・気付かず収穫してしまった。

そんな時は、卵の付いた葉は水をはったバケツに入れておきます。
うまくいけば、孵化します。たいていはダメなのですが。

さらに先日、ハウスの中の太ザヤいんげんを収穫していたところ、
あれ・・・?

いんげんに、カマキリの卵がくっついてるのを発見。
あ~、そこに産んじゃったのね・・・。

収穫できないいんげんは、日々巨大化しています。
そのうち卵はいんげんと一緒に畑の小屋に持っていって、春の孵化を待とうと思います。


来年もよろしくお願いします

2011-11-02 22:02:14 | 

収穫し終わったオクラをそのまま放置しておくと・・・
からからに乾いたこんなオクラがとれます。

これは、八丈オクラという、断面が丸くて細長い形をした品種です。
中を割ってみると・・・


丸い種が整列しています。

そうです、種取りのために、残しておいたのです。数えてみたら、一つのさやに、80粒ほどの種がありました。

どうか来年もよろしくお願いします。次に出会う時は、また暑~い夏ですね。