畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

マイ足袋を新調

2013-03-18 09:17:02 | 

春になると急に長靴が重く感じて、冬にはあまり履いていなかった足袋が活躍するようになります。

これまでは、このような短いタイプの「足袋靴」を履いていました。

よくある長い足袋は男性向きなのか、大きい足のサイズしか売られていません。
短いのはそれなりに軽快なのですが、やわらかい土の上で行う鍬作業なんかだと、どうしても中に土が入ってきてしまうのが困りモノでした。

先日農業資材店で物色していると、こんな足袋を見つけました。
23センチのサイズもある!
今までも売っていたのかもしれませんが、存在に気づかなかった・・・。
マジックテープで固定でき、履き心地も良い感じ。

今年はこの足袋で頑張ろう。
収穫の時などは短い足袋靴でも十分なので、使い分けようと思います。

家庭菜園をしている方も、長靴より足袋のほうがずっと楽でおすすめですよ。

しかし長靴と違って足袋は、地面を直に感じて、足の裏の魚の目が痛い。春になってそんなことを感じる。足の裏に小石がくっついたまま歩いているみたい。
実はここ最近、お灸で魚の目の治療を試みています(自分で)。
早く取れるといいな。うまくいったらブログで報告します。


小芋の保存

2013-03-05 13:20:31 | 台所しごと

去年の春に生まれた、畑の3匹の子猫たち。

もうすぐ1年。こんなに大きくなりました。

話は変わりまして、この秋冬は、しげファームでは里芋や唐の芋の収量があまりよくありませんでした。
原因はいまいちよくわかっていません。
配達や宅配のセットには、小さめのものばかりになってしまいました。
そんなわけで、自分の口にはほとんど入らず。

そんな年でも、直径3、4センチあるかないかの小芋は、結構採れるもの。
料理店に使ってもらったりしました。

しかしこの小芋は、綺麗に洗ったり皮をむく下ごしらえが大変。
忙しいとなかなか食卓に登場させられませんでした。

そこで、2月のうちにと思い立って、大量に下ごしらえし、冷凍保存しました。
洗って、さっと茹でて、皮をむいて、さまして保存袋に入れ冷凍・・・。

時間をかけただけのことはあり、冷凍のまま鍋にいれられるし、小さいから切らなくてもいいし、味は美味しいし、本当に助かります。
汁の実、煮物、和え物、焼く、揚げる、といろいろ使えます。

こうゆう作業は思いたったらすぐ行動に移さねばタイミングを逃してしまいますね。
家の前に水路のある集落で、芋を籠に入れて水路にしばらく沈めておき、水流で泥や皮を落としていた映像を見たことがあります。
そんなふうに自然にまかせてできたらいいですね。


端境期の2月

2013-03-03 09:16:08 | 

毎年2月といえば、確定申告。
会計処理を済ませ、昨年1年間を振返りしばし反省などしつつ、今年も頑張らなくちゃと思います。

さて、2月の端境期は、毎日こんな作業が中心です。いわば3本の柱。

まず、ブルーベリー剪定。

畑を始めて10年以上が経ち、ブルーベリーの木1本1本にも違いが出てきました。
元気さ、勢い、形・・・。
虫害で根元をやられてしまうなど、更新したほうがよい木もあります。
つくづく、果樹というのは植えっぱなしというわけにはいかないのだ、と実感します。
剪定していると、畑に鋏のぱちんぱちんという音が響くらしく、畑に来た方にすぐ発見してもらえるのが良いところ。
木の本数が多くボリュームがありますが、好きな作業です。
でもそろそろピッチを上げなければ。

次に、片付け。

こんなふうに、畑に点在しているトンネル類を片付けます。
つくづく、人生は片付けの繰り返し・・・なんて思います。
畑に作物を植えるのは楽しい。
一方で、片付けとはなんと地味な作業か。でも、やらないと畑はまわっていかない。

杭を抜き、マイカー線をはずし、掛けていたポリや防虫ネットやトンネル枠をはずしていきます。
しげファームでは1つの畝が約50メートル。
ポリや防虫ネットもそれに合う長さになっており、これを集めて束ねるのが一苦労。結構な重さだし、朝露などで濡れているとどろどろなのです。

引っ張りながらつづら折りにして、端と端を結びます。
手足の短い私は力任せにできず、それなりに工夫が必要となります。。。

最後に、夜なべ仕事。
大豆の選別です。

千葉市の農政センターにある機械で、一度選別にかけてますが、もう一度手作業で、チェックします。
結構虫食いの豆があります。
これをやらずに放置すると、そのうち虫が発生して、とんでもないことになります。端境期のうちにやってしまわないと。

そうこうするうちに3月になりました。
もう種蒔きが始まります。
2月の作業が終わっていない!焦りだしている私です。