畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

毎日草取り

2012-09-20 19:32:22 | 

暑さ寒さも彼岸まで・・・まだ暑いですが、ようやく「猛暑」の「猛」の字が取れそうですね。

畑に訪れる野良の子猫は、カヌー池の上で昼寝中。
涼しい場所を見つけるのが上手です。

端境期の今、畑では主に、
・春夏野菜の畑の片付け、
・秋冬野菜の作付け、
・草取り

この3つに追われています。

「片付け」というのは、春から夏にかけて野菜を育てていた畑にある、建造物の撤去のこと。
トンネルやら支柱やら杭や紐やらが、背丈以上の高さの草に埋もれて、一苦労。
気温が34、35度を超える日が続いていたので、あまり無理もできず、まだ少ししか進んでいません。早く涼しくならないかな~。

「秋冬野菜の作付け」は、すでにキャベツやレタス、ブロッコリー、カリフラワーの苗などを定植しました。
人参や大根、菜っ葉類も種まきしました。
順調なものもあれば、9月前半の残暑や雨不足で相当ダメージを受けたものもあり、すべてが万全というのはなかなか難しいです。

さて、「草取り」。
いわずと知れた、作物を覆うようにはびこった草たちを、せっせと刈りとる作業。
こんなふうにまだ小さな人参と一緒になって生えた草をとったり、

アスパラ、葱、さつま芋、里芋、生姜、落花生、大豆などの畑は、草が勢いを増す時期に畑に植わっているので、出荷に忙しくて作業に集中できなかった間に恐ろしいことになっていました。株間に縦横無尽に伸びる草は巨大化していて、それをせっせと取る日々。

もはや、普通に「草ぼうぼう」と表現される場所を見ても、たいしてすごいと思わなくなりました。
有機物を畑に還元です。


オクラ背が高い

2012-09-08 19:39:21 | 

オクラの収穫を始めてから、もうすぐ2ヶ月になろうというところです。
端境期で野菜セットはお休み中ですが、なおも頑張って成長を続けるオクラは、畑で唯一独走状態。
畑に野菜を買いに来てくださった方にお分けしたり、近くの直売所に持って行ったりしています。
オクラは暑いのが本当に得意・・・。すごいです。食べて残暑を乗り切らねばと思います。

しげファームで毎年自家採種している八丈オクラ、その背丈は今や軽く2メートルを超え、

身長150センチ弱の私には、脚立に乗ってさらに手を上に伸ばして収穫しなければならなくなりました。
オクラを採るのに、いちいち踏み台昇降しているみたいです。生育の悪かった私には羨ましい。でも、収穫に時間がかかる!

もう野菜セットの配達も終わったし、収穫タイヘンだから、採るのやめちゃおうかな、なんて思ったりすることもありますが、すっくと美しい実を見ると、やっぱり採らなきゃと思うのです。こうゆう成りものは、毎日収穫してこそ、長く元気に実をつけてくれるような気がします。

そんな中、オクラに住み着いているアマガエルに癒されたり。

でも、葉が黄色くなってきた木もあり、もうそろそろ収穫も終わりに近づいています。
オクラが終わると、夏の終わりを感じます。

種を採るために収穫していなかった実は、こんなに大きく完熟してきました。

手に持っているのが収穫するサイズ、木になっているのが大きく成長したオクラ。大きさの違いがわかるでしょうか?

ねばねばオクラ、長く収穫させてくれてありがとう!