しげファームでは端境期に入りました。
収穫できる野菜が少なくなってしまったため、しばらく野菜セットの配達をお休みさせていただきます。
その間は農作業に専念し、10月半ばには秋冬野菜を無事出荷できるようにしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
そんなわけで、この時期は、ひたすら忙しかった春からのことを思い返し、いろいろ反省することが多いです。野菜が採れなくなる寂しさと、草ぼうぼうの畑を前に、気分も沈みがち・・・。
でも先日、すごく嬉しくなる出来事があったのです。
野菜を毎週取ってくださっているお客様の娘さんが、小学校の夏休みの自由研究に、しげファームの野菜を取り上げてくれたのです。
娘さん(Yちゃん)は、お父さんお母さんと一緒に畑の見学に来たり、配達にうかがった夫に質問もしていたそうです。
そして、夏休みも残りわずかになったある日、完成した自由研究のアルバムを畑に持ってきてくれました。
それが、こちらです!ご本人の許可を得て、ちょっと紹介させていただきます。
たくさんの写真、そして野菜の説明。
配置もうまく考えてあって、本当に上手にまとめられています。
これはトマトのことが書かれたページ。右端が写っていないのですが、「熟したトマトは本当においしい!」と大きな字で書いてありました。
虫は悪いことばかりではないのに、農薬は虫を殺してしまうことも書かれていました。オクラの葉っぱが丸まって、その中に虫(蜘蛛)がいる写真もありました。う~ん、すごい着眼点。
「野菜と旬」についても書いてありました。
私が同じ年の頃は、こんなに野菜について語れなかったですね~。
Yちゃんが日頃から野菜を美味しく食べてくれていることは、たびたび耳にしていました。
先月の台風の時には、畑のモロヘイヤのことを心配してくれていたのだとか。
この自由研究も、「苦し紛れにこなしている宿題」という感じは全くなく(昔の私はそうだった)、野菜が好きで、自分で選んだ題材を楽しんでまとめていたのが伝わってきました。
昨今、「食育」という言葉が浸透してきたのと裏腹に、食卓には買って来た惣菜ばかり並べたり、調理が面倒だからと野菜をほとんど食べない家庭も増えているようですが、この自由研究のアルバムには、お母さんが作った野菜料理の写真がたくさん貼っていました。
なんだか微笑ましいです。
きっとYちゃんは、これからもずっと、野菜や、食べることを大切に思って大きくなることでしょう。
そして、こんなふうにうちの野菜を取り上げてもらって、しげファームも励まされたような、元気をもらった出来事でした。
学校では友達に「すごい!!」と感心されたそうです。娘も今年の宿題は、自信作のようで、家に遊びに来たお客様にも披露したりしていました。これも全てしげさんご夫婦のお陰です。
秋のお野菜も楽しみにしています!
またお芋を買いに行きますね♪
本当に自由研究は力作でしたね!
これからも楽しんで野菜を食べてもらえるよう、頑張ります