みらくる。りすぺくと。

良い味出してるモノを作ってる人にりすぺくと。
食事でも服でも良い味出してるモノってみらくる。

苦い

2008-04-26 | 手料理
焦げちゃった。

作った麩菓子が焦げたの。

ココアが焦げて、真っ黒で苦いの。

黒くないのを探して口に運ぶ。
でも、たまに黒いのも食べてみる。

にがっ!

それでも、何度も食べてみる。

やっぱり、にがっ!

苦いからなのか、悔しいからなのか
わかんないまま
わざと、しかめっつらをしてみた。

麩とココアとバターとオーブンと電気、ゴメンネ。
本当は、泣きそうなキモチを隠したくて
眉間にシワをよせて、口を曲げてみたの。

ナナメはイヤ。

2008-04-26 | ミカリンについて
ずぅーーーと心に閉まってた。

切り方には人それぞれ「こだわり」があるんだから
あまり人の切り方には口を出しちゃダメなんだと思い込んでた。

実際、ミカリンには、カナリの「こだわり」があるの。
まず、絶対に譲れないのは。
「まっすぐに切る。」っていう事。

実はね、ミカリンママは、ナナメ切りの人なの。
ニンジンの切り口もナナメ。
キュウリもナナメ。
ソーセージもナナメ。
フランスパンもナナメ。

ミカリンは、ずーーっと、ソレがニガテだった。
ナナメの切り口を見ると、何故か食べる気がなくなるの。笑

どうしてだか自分でも、さっぱりわかんないんだけど。
野菜室にある、ナナメの切り口のニンジンは使う気にはなれないし。
もちろん、ナナメに切られて残ってるフランスパンも。
そういうモノは、一度切り口をスパッと垂直に切り直して
「まっすぐ」にしてからじゃないと、どうしてもダメなの。

それがね。
この間、ママがパンを切る時に居合わせて。
「お願い!!まっすぐに切って食べてほしいの。」ってお願いしたら。
あっさりと「うん、いいよー。」って言われてビックリ。
「こだわりがあったりしないの?」
「そんなにないよ。でも。いつも、ミカは、まっすぐ切るナーって思ってた。笑」
「わぁーそーなの!!ママは、てっきりナナメじゃないとイヤなのかと思ってた!」

そこから、しばらく、
ミカリンの「まっすぐ」への異常なまでの執着心を話してたんだけど
なんだか、とってもおかしくって、2人でクスクス笑った。
これからは、ママも「まっすぐ」に切ってくれるみたい。
家の中からナナメが消えていくと思うと、結構うれしいミカリンって
やっぱりヘンなんだろーなー。

写真は、最近ハジメテ手ごねで焼いた「フランスパン」。
モチロンまっすぐ輪切りにして
手作りハーブバターを塗って食べた。
ハーブバターは料理にも使えて、スゴク便利。

竹ぴざ

2008-04-26 | 手料理
この間、ヒサシブリに pizza を作った。

イースト菌の生地の
第一次発酵を終えた時にするアノあまい香りがスキ。
よくふくらんだ生地を見ながら
ゆったりとした酵母酸素を吸い込むと
不思議となんだか、とっても安心するの。

タクサンあるタケノコをトントントン。
オリーブオイルでソテーした新玉ねぎと
ホクホクに揚げた新じゃが。

春野菜でピザを作ろうと思ったケド
菜の花もアスパラガスも売ってなくてザンネン。

エリンギ・ミニトマトも。
焼き上がってから、大葉。

それから。
新キャベツの新じゃがを使ったポタージュスープ。

今育ててる「にんじん酵母種」の発酵後の香りが
今からたのしみ。わくわくする。

フランス日和

2008-04-24 | 手料理
優しく雨が降る日は
なぜか、いつもフランスのお菓子が食べたくなる。
なんでだろう。

ブルターニュ地方のお菓子。
「ファーブルトン」を作ったよ。
ミカリンはオナカが弱いから、プラムじゃなくてレーズンを入れた。

「ファーブルトン」はブルターニュの乳粥っていう意味。
温かいうちに食べると、ふんわーり。
とろける甘さ。こみ上げる温かいレーズンの香り。
冷めてから食べると、モチモチ。
どっちもオイシィ。
幸せなキモチになる。

窓の外の雨の音。
お菓子を食べながら聞いていると、
だんだん周りの何もかもと一体化して、溶け合って
滑らかになっていく。
これはフランスのお菓子だけに起こる現象。笑
ミカリンだけなのカナー。

がんもどきパン

2008-04-23 | 手料理
最近、よく、うわのそら。
他の言葉で言うと、忘れっぽい。笑

洗濯機まわしておいて、そのまま忘れてたり。
ナベを火にかけたまま忘れて、焦がしたり。
買い物に行って、買おうと思ってたものを買わずに帰ってきたり。
おかすぃなー。

朝、焼こうと作り始めたベーキングパウダーのパン。
あ!始めにコレ入れておくの忘れた!とか
そんなのばっかりで。手順もメチャクチャだし。
アレを入れてみようかなー。って余分なモノを入れたりしたの。
おいしくないモノが出来たらどうしようと不安になりながら
丸めてみたら。
「がんもどき」にそっくり。笑
焼いてみたら。
やっぱり「がんもどき」にそっくり。笑
中に豆腐や豆乳が入ってるから、ホントに「がんもどきのもどきパン」だね。

味は、すっごくオイシカッタ!!!
フワフワ!!香ばしい食欲をそそる黒ごまのイイ香り。
お砂糖を黒糖にしたので、コクと優しい甘みがあるの。

<がんもどきパンのなんとなくの材料メモ>
卵:2コ   バター:45g   豆乳:1cup
薄力粉:400g   強力粉:70g  麩:30g   豆腐:約30g
黒糖:大さじ3   塩:少々   BP:大さじ2   黒ごま:適量

トマトの進化形

2008-04-20 | 手料理
ビンのフタをあけると。
まろやかな甘い香り。

ちょうど、1週間前。
たまに買う「ecocolo」ってう雑誌にのっていた
ウエダ家直伝のトマト酵母を作ろうと思って仕込んでおいたの。
プチトマトと水だけで作れるの。

トマトだけなのに、深い味。
びっくり!!!

昨日、ビンの中のトマトから泡が出始めて、今日が使い時。
本に載っていた「トマト酵母の玄米ピラフ」と「トマト酵母ドレッシング」
それから、トマト酵母入りのコーンスープを作ったょ。
調味料はどれも塩コショウしかしていないのに
甘くて味がしっかりしていて、スゴイ!!!!!

酵母ってすごいんだね。
ホントに驚いた。
自然ってすごいね。
今度は天然酵母でパンを作ろうと計画中。

キモチのサンポ

2008-04-20 | 手料理
ブラーブラー。
ブラマンジェ。

豆乳のブランマンジェ。
ソースは黒蜜。

昨日のおやつ。

ヒサシブリに、たっぷり紅茶をいれた。
組み合わせがスキな、アップルティーとアールグレイのミックス。

流している音楽の歌詞を口ずさみながら
窓の外の工事現場の勢いのいい声に耳をかたむける。
高く差し込む太陽の光りがマブタの上に落ちて
あの日の光景がうっすらとよみがえる。
細かい部分を思い出そうとすると
少しぼやけた感じになって
あいまいな輪郭と雰囲気だけが日光写真のように
私の心の中に焼き付いている。

黒玉

2008-04-20 | 手料理
ほろり。
と崩れるクッキー。
黒糖のコクとキナコの香り。

今月初めに犬山旅行へ行ったとき。
cassyがね、スノーボールみたいな真っ白なクッキーをもってきてくれたの。
卵が入ってないんだけど、とってもおいしくて。
それで、先週ミカリンも良く似たものを作ってみたョ。

黒豆きなこ 1:黒糖 1:小麦粉 2:バター 2
の割合で混ぜてまるめて焼いて、最後に黒豆きなこをまぶして出来上がり。

オイシィー。
材料を変えたら、色んな味が作れそう。
抹茶もおいしそうだし、チョコレートもおいしそう!!!

あまり更新をしなかったこの一週間、いろんなモノを作り続けた。
知っている人もいると思うケド。笑
ミカリンは今の時点でどうしようもできない事や
どうしたらいいのかわからない事があると
無意識に何かを作っている時が多いの。
裁縫をしたり、料理したり、絵を描いたり。

違うことを一生懸命考えながら作ってたり
ぼんやりと夢うつつのまま作ってたり
なんにも考えないでアタマの中カラッポにして作ってたり

そうやって出来た黒玉。
口いっぱいにほおばった。

トウフでダイズを作る

2008-04-18 | のみもの
「トーフチップス」

このあいだcookpadでフラフラーとしていたら
おもしろいレシピを見つけたの。
トウフのチップスなんて、ビックリ。
粗塩をかけたものと、粉チーズをふって焼いたものと
2種類作ってみた。

サクサク、パリパリ、バリバリ。
食感と味は炒り大豆や揚げ大豆。
おいしぃ!

ケド。
大豆は、豆腐になって、また大豆に戻った。
色んな人の手をかりて、やっとフワフワに柔らかくなったのに
私がまた固くしちゃっちゃって大豆に戻してしまった。
そう思うと、豆腐がかわいそうになった。

大豆は豆腐になったのに。
豆腐で大豆を作っちゃた。
コマッタナー。

でもね。湯葉みたいな層ができていたから
御味噌汁やお吸い物に入れたら、どうなるんだろう。
もし、本当に湯葉みたいになったらスゴイナ。



お吸い物の中に入れてみたら、肉厚の湯葉みたいになった。
なめらかさがないのはザンネンだけど、噛み応えがあってオモシロカッタ。

側ぼうろ

2008-04-14 | 手料理
そばぼうろ。

シナモン入れるんだね。
しらなかったー。

サクサク。香ばしくて、イイ香り。

生地を袋にいれて、1つ1つ丸く絞り出すと
鉄板一面に、きれいな水玉模様。

すてきに焼き上がったから、1つ、つまんで食べてみた。

そしたら、きれいな水玉模様に隙間が出来た。

その隙間が、何故かやるせなくて。

どうにか、その穴を埋めようと、縦横斜、ずらしてみたりしたけれど。

結局それは、ごまかしただけだったのかもしれなくて。

ぽっかり空いた部分にあったモノは、どこだろう。と探していたら
あぁ、そうだ、自分の中にあるんだと気づいて
なんだか ちょっと 安心した。