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ケンカは痛いよ

2007-11-01 23:48:40 | 音楽・映画より
“やんちゃ”では収まらない、高校生モノの映画を見てきました。

クローズZERO

ネタバレの恐れありですので、今後観覧予定の方はお気をつけ下さい。



ええ、こちらも原作は読んだことありません。
申し訳ないんですけど、絵にも見覚えがありませんでした。
小栗くんと山田くんか、ぐらいの気持ちで見に行きました。
花沢類とかの茶髪を見慣れていたせいか、黒髪の小栗くんがちょっと不思議な感じに思えていたのですが、映画はすごかったです

この映画を見る前に、フレンドパークに小栗くんと高岡くんとやべきょうすけさんが出演していたのを見ていたのですが、その時に思った一言が
「やべきょうすけ、高校生役はマズイだろ」
でした。
すみません、それぐらい原作も知らなければ予習もしていませんでした。
そして、映画では高校生役でないことがわかり、かなりホっとしました(ぉぃ
それは、家に帰って「あの人はヤクザ屋さんの役だったよー」と母に報告してしまうくらいの安堵でした。 ←言い過ぎ

そして“なんで高校生の話なのにこんな年上ばっかりの配役なんだろう”という疑問は、映画が始まって割りとすぐに判明しました。
バイク運転はいいとしても、タバコに酒・・・
未成年にやらせる訳にはいかなかったのね

内容としては、映画の半分以上は戦い。
それはケンカと呼べるようなものとか紛争と呼んでしまうようなものとか、フクロダタキと呼んじゃうようなものまで。誘拐もか。
高校でのトップを決めるために、ケンカを繰り返して統制していくって感じだったのですが、でもね、そこがケンカだけで終わらないのでちょっと泣けます。
友情とかさ、師弟愛みたいなさ。
私にはそういうのよくわかんないんだけど、拳を交えてわかることって何かあるのかもなー
関係の修復の言葉が「オレとタイマンはってくれ」だったっけ?いや、違ったらすみません。そんな言葉だったのよ。
仲直りにもケンカなんだもんな。
でさ、岸谷さんとやべさんのやりとりとか、岸谷さんの言葉とか、遠藤さんのラストとか泣けちゃったんです、私的には。
一緒に見に行った人には「どこが?」って不思議顔をされたのですけれどね。

あ、笑かしてくれる箇所もありましたよ。
わりと大きめな劇場で上映されていたんですけど、それがいっせいにクスクスと笑うっていう。
ワハハって感じではなかったですね。ま、ネタがネタだったから大きな声ではってところかしら。ま、シモネタだったわけですよ。
そういうネタ以外に、おっとこんな人が!っていうのだったり、表情だったり口調だったりに、クスクス面白かったです。

見た後は、爽快でした
なぜか自分がやりきった感があった
俳優さんのカッコイイ顔じゃなくて、痣ばっかりのボコボコ顔しか思い出せなくても、
人数が多すぎてメイン以外の方達がどっち側についているのか微妙になっちゃっても、
エンドロールのメイクさんの数がすごく多いのに妙に納得しちゃっても、
提供だか協力だかに「学生服の一番街」←名称違う恐れあり って載ってて、やっぱり学生モノだったんだなーと、ちょっと笑いたくなっても
見終わったときには「面白かったー」と思いました。

ラストのラストで「最終的にはリンダなんじゃねーの?」みたいなことを思ってしまうのは天邪鬼というか、意地悪だからですけどね。

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