Wanderers

試行錯誤のリターンズ はじめよう、ここから 日々のあれこれ・思うことなど 

ギャングと医療

2008-02-15 23:34:44 | 音楽・映画より
先日見てきた映画について、少しばかり。

見たものは
アメリカン・ギャングスター
チーム・バチスタの栄光  の2作品でした。

まず「アメリカン・ギャングスター」ですが、こちらはストーリーを簡単に説明できないところが難ですねぇ。
私のじゃ言葉が足りないよ。

黒人ギャング(デンゼル・ワシントン) = ブルー・マジック(麻薬)
        ブルーマジック(麻薬) VS 警察(ラッセル・クロウ)

    この結果として 黒人ギャング VS 警察

ということなんですけど、色々と人間模様が絡んでくるんです。
登場人物が多いので、「この人誰だっけ?」と途中で敵か味方かわからなくなったのは私です・・・
もう1回みれば大丈夫だと思うんだけど。

私的率直意見として「行間を読む映画」だったように思います。
沈黙が多いというのじゃなくてね。
2時間超え、3時間近くの上映でしたけど、長さは気になりませんでした。
実話を元にしたお話らしいのですが、見た後に思うのは「これが現実ってトンデモナイな!」
年代的に前のお話なので、現在はそんなことはないと思いたいのですが、警察や政治家の癒着って、どこの国に限らず、そしていつの年に限らず聞こえてきたりしますもんねぇ。

あ、この映画に関してソウル・サー○ンでおなじみのあの方が、ブログを書かれていました。
そちらを読まれると、劇中に流れる音楽だとか設定だとかがもっと楽しめるかもしれませんよ。


続いては「チーム・バチスタの栄光」
こちらは原作を読んで、シリーズを揃えてしまうくらい面白かったのでストーリーに不安はなかったのですが、キャストがどう影響してくるのかってのがありまして。
原作では男性である田口先生が、映画では女性ですしね。
で、見てみると・・・・う~ん。
田口先生がすんごくやる気のない人に見えてしまって、ちょっとガッカリ。
やる気がないってのと、積極性に欠けるってのは違うと思うんだけどなぁ。
田口役の竹内さんに、私の勝手でハキハキした印象を持っていただけに、そのギャップもあったのだとは思うけど。

ストーリーを簡単にいうと、「大学病院で起こった術中死の原因と、その犯人を見つける」というもの。
話をそこだけに集中させてるから、院長と田口の関係とか、グチ外来の看護士どんな女性かとか、そういうことには一切触れず。
原作を読んだ私は、看護士役の野際さんは適任だとニヤリとしました。

と、原作と映画の違いを突っついても仕方がないとして。
映画自体も面白かったですよ。
犯人に至るまでに他の問題点が出てきたり、やっぱり人間模様が色々あったり。
ヒントが少ないから、最後にならないと犯人のアタリさえつけられない方も多いんじゃないですかね。
そういう「ホントに殺人なの?」みたいなところも楽しめると思います。

でも、白鳥役の阿部さんが早口でまくし立てたり、専門用語とか出てくるから(AIとか)原作読んでないとキツイ部分もあるんじゃないかなー、と最後に辛口。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿