え~、でてましたねえ。NHKで、京都市で9月から施行された新しい景観条例のその後の様子が映されていました。
全国で最も厳しく、「建物の高さ制限31m、屋上看板の禁止、家屋の屋根の形や庇の長さも規制」なのだそうです。
(NHK「クローズアップ現代」 京都発 “景観づくり”が始まった http://www.nhk.or.jp/gendai/)
なかなか熾烈になってきてるようですね。「何をもって和風の建築とみなすか」(洋風建築は却下)と市の職員の方も指導に戸惑ったりとか。7年以内に立看板の全撤去等、なかなか見物ですねえ。すくなくとも「まことちゃんハウス」はむりだにゃ。
でも、ここまでしても、世界標準からすればまだ「入口」。観光を資源にする以上は、いたしかたありません…。本当に、この数年で京都はさらに劇的な変化を遂げそうですね。
かたや、お隣の国では、オリンピックのためにおもいっきり過去の町並を取り払っている都市もあり…。ああ。
さて。最近の庭主の勤務先となっております千葉県はN田市。本当に、惚れ惚れするような森林が広がっております。毎日行く度に、昔関東平野が「武蔵野」と呼ばれていた頃を夢想し、また、時折見かける松並木に日光街道を想います。
そう、そして、最近気が付いたのですが、ここはなんと、私の大好きなマンガ家、ますむらひろしさんの本拠地だったんですねえ!!!
(ますむらひろし ごろなお通信 http://www.tiara.cc/~goronao/)
宮沢賢治さんを慕うこの方の、ほのぼのした世界が好きなのですが、街の中にかの「アタゴオル物語」壁画がアルではありませんか!!!
てっきり今も東北にお住まいだと思っていたので、「なんで?え?どしてここに?」と一騒ぎした後、あらためて、あの「アタゴオル」は、私が毎朝降りる駅の名であることにびっくり。
おお~!なるほど!素晴らしい環境であるはずだ!なんといってもますむらさんがお住まいなのだ!!!と、ひとり至極納得したのでございました。
ねえ、Hideちゃん(マンガを貸してくれたのは彼女)、ユートピアって、案外近かったのかもよ?
でも、そんな我らが農園の周りにも、静かな(ってかモロ)開発の波が。あっという間に郊外型巨大百貨店やら何やらを建てるべく、森林は切り開かれております。
せめて、隣の林は残しといてほしーな。ヒデヨシ君やテンプラやツキミ姫がいそうなN田市であってほしーな~。(け、景観条例、どーですか~…)と、願う庭主なのでありました…。
☆今日のちび庭気温:10~13℃(玄関) お昼を食べに出るとすごい人の列。年末ジャンボですか~。やっぱ買っとくべき???(^^;)