百人一首を書く98 2010年03月28日 | 書 従二位家隆 風そよぐならの小川の夕暮は 御祓ぞ夏のしるしなりけり 定家と家隆は、万葉の人麻呂・赤人のように「新古今集」を代表する双璧であった。 定家の歌は技巧的に優れ、家隆の歌は自然観照にすぐれのびのびとした歌を詠んだそうである。