![]() | 嬉しうて、そして…城山 三郎文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
今年は、城山三郎さんの「官僚たちの夏」がドラマ化されて嬉しかった。
城山三郎さんは、名古屋出身でしかも栄町錦に実家があるそうです。
名古屋で一番の歓楽街?です。
城山さんとか吉行さんのエッセイを読んでいると当時、理系だと徴兵免除になったらしい。それでも城山さんは海軍に入ってお国にのためにと頑張ろうとしたらしい。無事に帰ってきたのが不思議。
茅ヶ崎から愛知教育大学の講師をしていたので先生らしい感じがします。
同級生の吉村昭さんへの言葉もじーんときました。
遠藤周作さんら第三の新人と呼ばれた人達から大江さんや開高さんの時代に移っていくときだから、経済作家としてかなり努力されたのだと思います。
高校ではあまり近代史について教えてもらえなかったので広田広毅さんや浜口雄幸さんのことも始めて読みました。五代目国鉄総裁石田禮助さんの言葉の「粗にして野だが卑ではない」という言葉も始めて知りました。
座右の銘は「静かに行くものは健やかに行く 健やかに行くものは遠くまで行く。」です。