すっかり遅くなりました
スタジオジブリが毎月発行している雑誌で、限定された書店でもらえるか
定期購読によって手に入れることが出来ます。こちら♪
編集の方の熱い思いで、自由に製作されている、読み応えのある小冊子で、
12月10日発売の12月号も、「ローカルTVを考える」という特集を組んでいます。
映画ーアニメーションに限定されない、幅の広い視野で編集されているいわば
ジブリの熱気球♪
悠然とした風に吹かれながら、世界のあらゆるものを、ゆらゆらと眺めて
その全容を捉えようとしているようです。
さて、前置きが長くなりました
この特集が組まれたのは、独特の番組で新たな注目を浴びているローカルTV局に着目しました。とはいえ、2011年の地デジ化により、設備導入による資金不足の番組製作への影響ならびに企業としての生き残りを掛けた番組作りが必至になってくると思います。そのことから、ローカルTV番組制作や、研究をしている人たちに、現状を語ってもらったというようです。
朝日放送・制作局 局長プロデューサー 松本修さんは、
「大阪でテレビ番組を作る」という題名で、大阪の持つバイタリティーとエネルギーを語り、
スタジオジブリ広報部・部長 西岡純一さんは、
「テレビは、まだまだ安泰か!?」という題名で、地方と東京、多極化やIP技術の発展についても広く考察され、
メディア・プロデューサーの村木良彦さんは、
『「地方の時代」映画祭から見えてきたもの』という題名で、地方発の、問題提起の番組を紹介されて、「伝えること」の意義まで語られている。
肝心の鈴井さんの記事について♪
題名が『「北海道で『水曜どうでしょう』はなぜあたったか」との
原稿依頼を受けたが、よくわからない。ただ「楽しんでいるだけ」としか言えない。』
はじめに、世界の中心は何処いあるのか?との問いかけから始まります。
自国の地図が地球の真ん中に来るのは、どこの国・民族でも同じです。
自分が今いるところが「中央」であり、「世界の中心」なのだと語ります。
テレビ番組の制作も、地方は中央にはかなわない。
おなじみの「低予算・低姿勢・低カロリー」の番組作りから見えてくるもの。
「ローカル番組=面白くない」という図式に戦いを挑まないという姿勢だとか。
「水曜どうでしょう」をスタートさせたときに選んだ方法は、
「戦わない」ということだったとか。
引用:「巨大なモンスター」
V
「になった面白くない番組」
V
「と思う視聴者」
に向けての番組作りの放棄。
視聴者に向けてではなく、いかに自分たちにとって有意義で楽しい番組になるのか
→ TVを作っていながら、TVを作っている意識をもたない
そういうスタンスが出来上がっていったのだそうです。
地方のハンデを武器に変えてしまったようです。
なので、楽しむ自分がいるところが、いつでも世界の中心であり
出発点であり、帰着点になるのでしょう。
サイコロの旅が、いつでも「札幌に帰る」となるのです。
引用:ゆるぎないものがある。「楽しむ」という本質が『水曜どうでしょう』には含まれていると確信する。
しかし、鈴井さんも、今回の原稿依頼で、自分の制作してきた番組についていろいろ考えを巡らせて、文字にしようとしたのだが、捉えどころのない「謎」として現れてくる。
引用:謎は解明されないからこそ、永遠に神秘の光を放つ。分からないから先へ進む。まさに我々の旅がそうだ。・・・(略)・・・何が起こるかわからない。・・・
こうして、楽しみながら、何が起こるかわからないながらも、何かを求めながら、
地方のローカルTV局の可能性を最大限に秘めて、今日も明日も、
構成作家としての鈴井貴之さんとその仲間たちは進んでいくのでしょう。
何も知らされないで、旅を続けていく大泉洋さんも、二人のディレクター陣も、
楽しみながら、常識を破りながら、地方からの別の意味の「戦いを」していくのかもしれません。
以上、簡単にご紹介させていただきました♪
読みにくくてごめんなさい
スタジオジブリが毎月発行している雑誌で、限定された書店でもらえるか
定期購読によって手に入れることが出来ます。こちら♪
編集の方の熱い思いで、自由に製作されている、読み応えのある小冊子で、
12月10日発売の12月号も、「ローカルTVを考える」という特集を組んでいます。
映画ーアニメーションに限定されない、幅の広い視野で編集されているいわば
ジブリの熱気球♪
悠然とした風に吹かれながら、世界のあらゆるものを、ゆらゆらと眺めて
その全容を捉えようとしているようです。
さて、前置きが長くなりました
この特集が組まれたのは、独特の番組で新たな注目を浴びているローカルTV局に着目しました。とはいえ、2011年の地デジ化により、設備導入による資金不足の番組製作への影響ならびに企業としての生き残りを掛けた番組作りが必至になってくると思います。そのことから、ローカルTV番組制作や、研究をしている人たちに、現状を語ってもらったというようです。
朝日放送・制作局 局長プロデューサー 松本修さんは、
「大阪でテレビ番組を作る」という題名で、大阪の持つバイタリティーとエネルギーを語り、
スタジオジブリ広報部・部長 西岡純一さんは、
「テレビは、まだまだ安泰か!?」という題名で、地方と東京、多極化やIP技術の発展についても広く考察され、
メディア・プロデューサーの村木良彦さんは、
『「地方の時代」映画祭から見えてきたもの』という題名で、地方発の、問題提起の番組を紹介されて、「伝えること」の意義まで語られている。
肝心の鈴井さんの記事について♪
題名が『「北海道で『水曜どうでしょう』はなぜあたったか」との
原稿依頼を受けたが、よくわからない。ただ「楽しんでいるだけ」としか言えない。』
はじめに、世界の中心は何処いあるのか?との問いかけから始まります。
自国の地図が地球の真ん中に来るのは、どこの国・民族でも同じです。
自分が今いるところが「中央」であり、「世界の中心」なのだと語ります。
テレビ番組の制作も、地方は中央にはかなわない。
おなじみの「低予算・低姿勢・低カロリー」の番組作りから見えてくるもの。
「ローカル番組=面白くない」という図式に戦いを挑まないという姿勢だとか。
「水曜どうでしょう」をスタートさせたときに選んだ方法は、
「戦わない」ということだったとか。
引用:「巨大なモンスター」
V
「になった面白くない番組」
V
「と思う視聴者」
に向けての番組作りの放棄。
視聴者に向けてではなく、いかに自分たちにとって有意義で楽しい番組になるのか
→ TVを作っていながら、TVを作っている意識をもたない
そういうスタンスが出来上がっていったのだそうです。
地方のハンデを武器に変えてしまったようです。
なので、楽しむ自分がいるところが、いつでも世界の中心であり
出発点であり、帰着点になるのでしょう。
サイコロの旅が、いつでも「札幌に帰る」となるのです。
引用:ゆるぎないものがある。「楽しむ」という本質が『水曜どうでしょう』には含まれていると確信する。
しかし、鈴井さんも、今回の原稿依頼で、自分の制作してきた番組についていろいろ考えを巡らせて、文字にしようとしたのだが、捉えどころのない「謎」として現れてくる。
引用:謎は解明されないからこそ、永遠に神秘の光を放つ。分からないから先へ進む。まさに我々の旅がそうだ。・・・(略)・・・何が起こるかわからない。・・・
こうして、楽しみながら、何が起こるかわからないながらも、何かを求めながら、
地方のローカルTV局の可能性を最大限に秘めて、今日も明日も、
構成作家としての鈴井貴之さんとその仲間たちは進んでいくのでしょう。
何も知らされないで、旅を続けていく大泉洋さんも、二人のディレクター陣も、
楽しみながら、常識を破りながら、地方からの別の意味の「戦いを」していくのかもしれません。
以上、簡単にご紹介させていただきました♪
読みにくくてごめんなさい
まるで読んだような気になりました。
みどりさんの「伝えたい!」という
熱い思いも伝わりました
ありがとうございます。
おっしゃる通り
どうでしょうって、誰よりも
あの4人が楽しんでいますよね。
そこがいい!
とっても読みやすいレポートをありがとう
ございました
かなり読み応えのある内容ですね。
「どうでしょう」がこんなにも支持されるのは、まさに
その番組作りにおけるゆるぎのない「楽しむ」ことが
時がたっても変わらずに私達に伝わるから、なのでしょうね。
何が起こるかわからない。
でも「楽しむ」ことは忘れない。
ゆるぎのないものがこんなにも強いことを、どうでしょう
から教わっているような気がします。
簡単なようで、実は難しいことですよね。
私達は流されやすい生き物だから。
そんな4人が、この先どこに行くのか…
ずっと見ていきたいです
先日はリンクの件ありがとうございました。
先ほどリンク設定完了しました。
よろしくお願いします。
この小冊子は入手できなかったので
紹介していただけて嬉しかったです。
4人が楽しんで旅をしているのを
観ているのが本当に楽しいです。
移動中の車中では、一緒に車に乗っているような
つもりで、4人の言うことに笑ったり
頷いたりして、一緒に旅している気分になれます。
新作、いつ見られるかわかりませんが
とっても楽しみです!
〝ミスター〟でも〝社長〟でもなくて、
いつも凄いなぁと思います。
自分達が楽しいから観る側も楽しい。
でも紙一重で「楽しくなくなってしまう番組」になってしまう、
そのことも良く分かっているんだなぁと思います。
戦わない、ガンジー作戦(CUE語録)。
観終わると何故か癒される「水曜どうでしょう」。
いつまでも〝変わらずに〟いて欲しいですね♪
世の中、理不尽な事ばかりだけれど
それすらも笑いに変えて楽しめると素敵でしょうね
そんな姿が水曜どうでしょうから学べるなと思います
とても読みやすい文章でしたよ
読み応えありました
まとめるのが苦手で、ちょっと悩んでしまいそうでした。
でも、鈴井さんがせっかく、分かりやすく、個性的な文章を書いていらっしゃるんだから、手に入っていない方に是非知っていただきたくて書きました。
ほっとしています♪
どうでしょうの4人の「楽しむ」姿を通して、わたしたちも、日常で大切にしていたい、「自分自身であること」を再確認させてもらっているようです。
純粋に楽しいですよね♪
最新のものも、はじめたばかりの頃の再放送のものも
変わらない新しさが、面白さがありますね。
鈴井さんのスタンスはずっと揺るがないで、それでいていろいろな方向性を探りながら、進んでいるんですね。あらためて感心しました
ゆるぎないーきっと、鈴井さんは強い人なのでしょう。これからの4人の行く先を、ずっと見ていたいですね♪
リンクどうもありがとうございました。
どうぞよろしくお願いします。
4人の旅というよりも、見ている私たち全員の気持ちも乗せて、車が走っていますね
カメラがとても臨場感あって、他愛のない話が飛び交うその空間が居心地よさそうで、だから何度も見ているのに、飽きないんですね。
新作放送のうわさが、ちらほら聞こえてきましたね。
北海道で放送ーーー次は、「虫追い祭り」の時のように、またまたTV神奈川さんだといいなぁと、密かに願っています
あらすじ(?)をまとめてみて、いかにいつも
みきにょさんの「サンサンサンデーレポ」が大変か、わかりました。
皆様がたの番組のレポも!
わたしには、無理って思ったデス。
みきにょさんのおっしゃるとおり、ここには「ミスター」でも「社長」でもない「企画者・鈴井貴之」の姿がくっきりと見えてきますね♪
自分たちが楽しめないと人にも楽しんでもらえない。
しかも、人に楽しんでもらうためには、ものすごく辛い思いもしなければならない。
それでなんぼの世界の中に身をおいている今、鈴井さんの言う”逆もまた真なり”の言葉がますますこころに響いてくるような気がします。
土居さんも、「水曜どうでしょう」をご覧になったことがおありなんですね。
四国にもたくさんのファンのファンの方がいらっしゃるから、放送されているはずでしたね(汗)
結びつかなくて、ごめんなさい。
土居さんから
<世の中、理不尽な事ばかりだけれど
それすらも笑いに変えて楽しめると素敵でしょうね>
という言葉を聞いて(見て)なるほど!と思いました。
自分ではどうしようもないことに行き当たると、どうしてもしゃがみこんでしまいますが、「どうでしょう」の中の洋ちゃんたちのように、バイタリティに変えて、進んでいくパワーにしてしまうのもありかも、と思いました。
明日のことは、明日のサイコロ任せ。でも、理不尽な現実をとことん楽しんでしまおうという姿勢は、とても学べることだなとあらためて気づかされました。
さすがの視点に、土居さんらしさを感じました、どうもありがとう。
まとめも、そういってくださって嬉しかったです。