美容貯金

昨日の新聞記事から。

因幡晃のディナーショーが東京・広尾のレストラン、ラ・クロシェットで行われ、ゲストの精神科医の海原純子さんの女性客に向けたトークについて、紹介されていました。


「誰しもが生まれながらに持っているのが美容貯金。浪費すると老け、うまく使うとイキイキする。寝る前の三分間は、その日の悪いことや不満を思いださず、いい音楽を聴き、いいことを思い浮かべましょう。年をとっても気持ちのよい顔になる」

「人間に不満はいろいろある。夫がよくない、お金がない・・・。私もうらやましいことがたくさんあった。でも、三十年間、医者をやってきて、いろいろな人の内情を聞くとつくづく平等だと思える。皆、なぜか一番欲しいものが足りないの」　

このエピソードは、湯浅明さんの「好」というコラムで、『伝染させたい「いい気分」』という話の中に書いてありました。いやな気分は伝染する、不機嫌も伝染する。だから、いい流れを伝えていきましょう、というものでした。
思わず人に伝えたくなると、作者が言ってましたが、わたしもこの話が気に入りました。切り抜いても、すぐになくしてしまうので、書いておきます。