横浜北部 障害児者支援 NPO法人 みどり福祉ホーム

横浜北部で重度重複障害者の日中活動、障害児者の生活支援、セイフティーネット構築を行っています。

「つづきの家」説明会

2013-07-24 16:49:07 | インポート

仲良しの事業所、社会福祉法人キャマラードが

今年の秋立ち上げる「多機能型拠点 つづきの家」の説明会が開かれます。

「多機能型拠点」は横浜市が掲げ、このブログでもたびたび話題になっている

「あんしん施策」の目玉ともいえるもの。

重症心身障害児・者など常に医療的ケアが必要な人の地域での暮らしを

支援するため、訪問看護サービスや短期入所などを一体的に提供する拠点です。 

寄せられる期待は大きい、大きい。

なぜかみどり福祉ホームにもいくつか問い合わせがありました。

みどり福祉ホームも大いに期待しています。

今、キャマラードが果たし、将来果たすであろう大きな役割から

どうしてもこぼれてしまう方々へのきめ細かいサービスを

みどり福祉ホームが行うことによって

多少なりとも、地域の安心に寄与したい。

うまい具合にサービスの棲み分けができるといいなあと思っています。

詳細は

「つづきの家説明会」をダウンロード

「あんしん施策」を安心にする責任は重い

当り前だけどその責任はもちろんキャマラードやみどり福祉ホームにもあるのです

 


「みどり福祉ホーム通信」平成25年7月号 ウェブにアップ!

2013-07-24 10:14:13 | インポート

「みどり福祉ホーム通信H25.7 1面・最終面」をダウンロード

「みどり福祉ホーム通信H25.7 中面」をダウンロード

お待たせしました

ご覧ください

今回の目玉は、昨年のみどり福祉ホーム祭りでも大活躍

みどりの家診療所のミスターダンディー 寺道Drによる

「アレルギーのはなし」

権威なのに、権威だからこそ、私でもよくわかる文章

ぜひみなさんもご一読を

特集は日中活動利用者の美男・美女の成人お祝い

次号はお正月発行予定

乞うご期待


夏だ!旅行だ!サマーランドだ!!

2013-07-19 17:01:21 | 日中活動

7月11日~12日に、ゆめグループの旅行に行きました!!

行き先は、1日目は、サマーランドのプール。
2日目は、サイエンスドームでした。

6月頃から旅行のマップ作りや、時程の確認をして、旅行に向けて、万全の準備をしてきました。

当日は、さすが、活発なゆめグループ!!
見事な晴天で、絶好のプール日和でした。

みんな、いつもより早起きして、大荷物でホームにきました。
朝早いのに、みんな元気で、旅行を楽しみにしていました。
荷物の確認や、所持金の確認をして、いざ、サマーランドに向けて出発!!

サマーランドまでの道のりでは、旅行に関するクイズがありました。
車内だけでは、解けない問題もあり、旅行を楽しみながらも、
クイズの答えを探す旅行となりました。
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あっという間にサマーランドに着き、昼食にしました。

全員がドリンクバーを頼み、好きな飲み物を飲み、おいしいご飯を食べました。 Img_3469 Img_3481

昼食が終わると、いよいよプールです!!
男女に分かれて、水着に着替え、後で合流しました。
入口から1番近い、室内プールに入りました。

最初は、水が冷たく、入ることを嫌がる人もいましたが、 徐々に慣れてきたのか、自分から進んでプールに入り、楽しんでいました。
入ったプールが波の出るプールで、大きな波に、びっくりする人が、多くいました。

本当に楽しそうに遊んでいる姿を、写真に残せないのが、残念で仕方ありません・・・

プールに約1時間程入り、そのあとは、サマーランドの遊園地に遊びに行くので、ひとまず、着替えと、水分補給をしました。

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遊園地に遊びに行ってしまうと、お土産を買うのを忘れて、遊んでしまうので、
先にお土産を買うことにしました。
お土産屋を、みんなでウロウロし、各自、好きなものを買っていました。 Img_3495

お土産の後は、遊園地です。
炎天下の中、水分補給をしながら、たくさん遊びました。
ジェットコースターに乗る人や、メリーゴーランド、観覧車など、
それぞれ思いっきり遊びました。
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閉園時間の17時までガッツリ遊び、みんなクタクタでした。 送迎車に乗り込み、ホテルまで移動し、一休みしました。

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一休みしたら、いよいよ、夕食です!
みんな、いっぱい動いたので、お腹がペコペコでした。
いっぱい食べて、体力を回復しました。
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ご飯の後は、サマーランドで、汗をいっぱいかいたので、
お風呂に入ってさっぱりしてきました。
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明日に向けて、おやすみなさい。。。

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次の日は、サイエンスドームの観光です。

朝、6時半には、みんな起きていました。 朝食は、和食でした。

みんな、おいしくいただきました。
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各自、忘れ物のないように、準備をして、ホテルを出発し、サイエンスドームに向かいました。

サイエンスドームでは、自転車の発電機や、雷、竜巻、など、科学に関する装置がたくさんあり、 とても楽しんでいました。

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サイエンスドームも、あっという間に時間が過ぎて、昼食の時間になりました。

昼食は、近くのカツ丼屋で食べました。
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お腹いっぱいになったところで、 いよいよホームに戻る時間になりました・・・
本当にあっという間の2日間で、とても楽しい2日間でした。
帰りのバスでは、みんな眠いながらも、バスレクである、ビンゴゲームをしました。
旅行の思い出を書き出すビンゴだったので、みなさんの思い出が、よくわかるゲームでした。

旅行後は、3連休だったので、みなさん、ゆっくり休めたようです。


おまけ

 西田は、旅行で、全く焼けることなく、白いままでした・・・
記事:西田


川上さんありがとうございました!!

2013-07-17 18:29:33 | インポート

7月17日。

今日は約1年間アルバイトとして

みどり福祉ホームで活躍していた

川上さんの最後の日でした(>_<)

川上さんはお昼ご飯の準備や片づけなどをしてくれる

クールで優しいお兄さん(#^.^#)

明日からお昼の時間に川上さんがいないと思うと

とてもさみしくなります…(;_:)

そんなみどり福祉ホームで活躍してくれた川上さんに

ありがとうの気持ちをみんなで伝えました!!

\  お別れ会はじめます!! /

Photo

メッセージカードプレゼント、読んでくださいね(>_<)

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これからの川上さんの活躍を願って!?

\   スイカわり!!  /

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スイカばっちり割った川上さん!

これからもその素敵な笑顔で頑張ってください(*^^*)!

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本当にありがとうございました!!!☆

所長の蛇足

川上さんとの出会いは

月1土曜に立ち上げた

みどり福祉ホームの余暇活動

ヨガ教室の一番初めのボランティアとしてです

川上さんと話してみると時間が空いてそうだったので

次に日中活動の給食の配膳と皿洗いをアルバイトとしてやってもらうことになりました

川上さんはとにかく休まない!

後、一言も愚痴を言わない

最初は不慣れな配膳や皿洗いも

自分なりに工夫してテキパキできるようになってきました

実は川上さん、そのころは眼鏡をかけていてあまり人とも話さない印象でした

所長が会議で近隣の障害児の居場所づくりをやっている事業所から

「とにかく若くて足の速い男の人を探している」

と訴えているのをのを聞いて

「いい人知ってるよ」

と答えたことで

「石黒さんち」にボランティアとして関わるようになってきました

「石黒さんち」で川上さんがどんな活躍をしているか

所長は詳しくは知らないし、川上さんに聞いても

「大丈夫です」としか言わないのですが

みどり福祉ホームでの川上さんは

「石黒さんち」に関わるようになって

ものすごく変わっていきました

眼鏡を外し、イケメンにますます磨きがかかり

ヨガ教室や、皿洗いの時に柔らかい表情で利用者と話を交わすことを

多く見るようになりました

土曜日のヨガ教室のボランティアも「石黒さんち」が忙しいのでという理由で

来ないようになり

今年の春、所長が会議で「石黒さんち」のわたなべさんに会った際

「荒木さん、実は、夏以降、川上さんをアルバイトとして雇いたいと思っている

いい人を紹介してもらって本当にありがたいし、本当に申し訳ないけれど、

そうなったら、みどり福祉ホームでの皿洗いのアルバイトは続けられないと思う」

と告げられました

川上さんが「石黒さんち」でも欠かすことのできない人になっていることは

そのころは色々なところから聞いていたし

なにしろ川上さんは子供と関わることで

明確に何かを得ているのだろうということは

私自身が(たぶん)一番わかっていました

私は川上さんと話し合い

川上さんはみどり福祉ホームを退職することになりました

出会って間もなく、ホームからほんのわずかなアルバイト代が出始めたころ

「お金なにに使うの、なにが欲しいの」と聞いたら

「欲しいものはないです」と答えてた川上さん

相変わらず食べ物への欲求はほとんどないようですが

先日、「欲しいものは」と聞いたら

「最近、HIPHOPにはまってて」と答えてました

川上さん

お疲れ様

これから大変なこともあると思うけれど(楽しいことは多分もっとたくさん)

自分で乗り越えて、自分でお金を稼いで

自分の欲しいものをどんどん増やし

自分でそれを獲得していってください

でも

なんかあっても、みどり福祉ホームはいつでも

川上さんが立ち寄れる場所であり続けますよ

月並みですが

がんばれっ!


やさしい革命

2013-07-17 12:04:58 | インポート

先日、新しく入った日中活動のアルバイトの方に

「日中活動の利用者の支援についてのいい本ありませんか」

と聞かれました

うれしい!

みどり福祉ホームにはなかなかいい本がそろっている

自慢の本棚があるのです

ところが

みどり福祉ホームの日中活動の利用者は

ほとんどが重度重複障害者と呼ばれる人たち

彼らの日中活動についてのちょうどいい本が見当たらない

専門的過ぎたり、医療的な視点に特化していたり、

身体を動かすのにいい本がと思った本に限って貸出し中

「ちょっと探しておきます」

恥ずかしい

所長のロッカーにあった

横浜療育医療センターの冊子からみつけた

花井PTの論文

「日常生活における介助の基本」

主に身体の動かし方のことが書いてあるし、

対象が重症心身障害をもったこども寄りにはなっています

しかし、論文とはいえわかりやすい

なにしろ、当たり前のことですが

身体障害と知的障害を併せ持ち

コミュニケーションや、摂食、呼吸が難しい方々を

援助する人間への心構えとして

「援助の主役は本人」であると

冒頭で謳ってあることが素晴らしい

身体を動かすことを目的化せず

なぜ彼らの身体を触ることが必要で大事かという視点に

立ち続けているのが素晴らしい

所長として、実習生や、見学者、アルバイト、就職を希望する方に

必ず伝えることがあります

「みどり福祉ホームの日中活動の利用者は若い大人なんです」

ということです

「あなたたちが、今わたしに対して使う言葉を使って、彼らと話してください」

とも言います

実は、自分自身に言っている言葉なんです

忘れないように、人間は忘れてしまうので、繰り返し

もう一つすることがあります

初めて重症心身障害者の援助をする人の口元を触り

とろみをつけた麦茶を飲ませる援助をするのです

「いきなり口の周りを触られるとびっくりするし、嫌でしょ

自分の飲みたいタイミングでごくごく飲めないって

不思議でしょ」

私たちはそれでも、口元を触って援助し、

飲み物にとろみをつけるのです

そのことを常に自覚しなければならないのです

みどり福祉ホームの本棚はこれからますます充実していきます

是非、本棚を覗きに来てください

タイトルの「やさしい革命」

みどり福祉ホームの本棚にある本の中の一冊を

所長が読んでいて気になったフレーズです

みどり福祉ホームが今、目指しているものは

「やさしい革命」といえるものなのかもしれません

道程は大抵厳しい

だから面白い