横浜北部 障害児者支援 NPO法人 みどり福祉ホーム

横浜北部で重度重複障害者の日中活動、障害児者の生活支援、セイフティーネット構築を行っています。

お手紙着いた

2020-05-20 12:37:57 | 日記
みどり福祉ホームに昼通ってくる利用者はほとんどが
夜はご自宅でご家族の方と一緒に暮らしているのですが
5名の方がグループホームという建物に支援者の方々のサポートを受けて暮らしています
コロナによる緊急事態宣言を受けて
グループホームを運営する法人は
グループホームの利用者に関わる人の人数を少なくすることが
グループホームの利用者にとってリスクを減らす方法だと考えました
5名のグループホームの利用者は
その日以来みどり福祉ホームに来ることはなくなり
ガイドヘルパーと呼ばれる方と散歩に行くこともなくなりました
みどり福祉ホームの職員は
たまに訪問したり電話で職員や本人に様子を聞いたりしています
本来重い障害のある彼らこそ昼の場と夜の場と休日を
色々な方との関わりによって、分かれた場所で成り立たせるべきだと私たちは考え
長年仕事をしてきました
新型コロナウィルス感染症という病気の特性として
今のような対応をとることが理屈に合っていることは十分理解できます
でも重い知的障害がある彼ら全員が今の状況を理解して納得しているか
という問題は別の問題です
今日、みどり福祉ホームに彼らの1人から手紙が届きました
分かりずらいけど職員と彼の顔です
一番上の黄色のがみどり福祉ホーム所長らしく
頭のあたりに王冠なのか白髪なのかが立ち上がってます
私はよく、職員にプロとして障害のある利用者や家族との依存関係にはならないように、適切な距離をとるようにと話していました
世にいうソーシャルディスタンスです、コロナの前から私は言ってました
こういう手紙をみちゃうとそんな単純なはなしじゃないよなと思っちゃいます
早くみんなと会いたいです
またみどり福祉ホームに着くなりワーワー騒ぎ立てる彼を抱き締めたい気持ちです
変なマスクつけたどっかの知事に「密です」と注意されて
アッカンベーしてやれたら幸せです



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