横浜北部 障害児者支援 NPO法人 みどり福祉ホーム

横浜北部で重度重複障害者の日中活動、障害児者の生活支援、セイフティーネット構築を行っています。

日中活動常勤職員募集要項(平成25年4月雇用)

2012-06-22 14:15:17 | インポート

「日中活動常勤職員募集要項(平成25年4月雇用)」をダウンロード

法人3カ年計画にあるとおり、みどり福祉ホームは、数年で、

若く、将来のみどり福祉ホームを支える職員を継続的に雇用し、

育成し、地域のニーズに合った事業を展開しようと考えています。

未来のみどり福祉ホームを、未来の自分が変えてやると、本気の、

経験も、能力もまだまだの若い魂よ、来たれ!

諸手を挙げて、歓迎します。

私達の今ある、経験と、知識は惜しみなく、伝えます。

私達にも足りない部分は、一緒に学びましょう。

もう一度言います。

来たれ、熱い魂。

現在募集中の、生活支援事業の職員募集要項はこちら。

「生活支援事業 職員募集要項」をダウンロード


本と床

2012-06-19 10:17:23 | インポート

小学生のころ、床に転がっている本を踏むと

頭が馬鹿になると親に怒られたものです。

今日の話はそのこととはあまり関係がない。

本の紹介をします。

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内藤晃「施設長の資格」中央法規

師康晴「出会えてよかった」 言叢社

2冊とも、障害を持った方にかかわる施設の

施設長だった方が書いた本です。

内藤さんが私の10歳くらい年上で、

師さんが20歳くらい年上と、

世代は多少違うのですが、

お二人とも、情熱をもって障害者福祉に取り組んで、

利用者のことを真剣に考え、ひたすら利用者のことをみて、

サービスを組み立て、組織を作り上げているという

印象を受けました。

制度や、差別に徹底的に怒り、それでも、今ある環境を徹底的に使い、

自分たちの施設を良い施設にするため、職員集団を徹底的に信じぬく。

私は、施設長として、組織を変えたい、少しでも良くしたいと考えています。

毎日、もがいています。

2冊の本は、素晴らしいアドバイスと、ヒント、叱咤にあふれています。

でも、答えは、書いていません。

答えは、みどり福祉ホームにかかわるみんなと一緒に

自分がもがいてもがいて探し出すしかないんだなという

当たり前の答えです。

内藤さんは、施設長より、若手・中堅の施設スタッフにこそ

この本を読んでほしいと書いています。

師さんは、市販されている本なのに、しつこいくらい、

職員と一緒に行ったコスト管理の実践を数字入りで書いています。

どちらの本も、みどり福祉ホームの本棚にあります。

是非借りに来て読んでみてください。

内藤さんはメルマガもやっています。

興味があれば検索してみてください。

最新号は「嘘をついてはならぬ理由」でした。

おもしろそうでしょ。

師さんには、残念ながらもうお会いして、その言葉を聞くことができません。

昨年、お亡くなりになったのです。

師さんが、立ち上げた、横浜の知的障害者授産施設「セルプ杜」に

みどり福祉ホームの生活支援職員香取が知的障害がある方の支援を学びに

1日体験に行かせてもらいました。

「素晴らしい施設で、職員も生き生きしていて、うどんもおいしかった。」と

感激して帰ってきました。

セルプ杜では、障害のある方の仕事の場として、大船駅の駅前に

うどん屋を出しているのです。

師さんの、遺志を継いで、今、セルプ杜の施設長をしているのは

私が床に転がっている本を踏んで親に怒られていた

小学生のころの親友榎正晴くんです。

榎くん、一緒に、もがこうね、お互い、汗びっしょりかいて。

ハンカチは常に2枚持って。

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床の話。

事務室の出入り口に雨が入り込んでぼろぼろになっているのを

サービス管理責任者がホームセンターで材料を買ってきて

直してくれました。

自分たちの仕事する場を愛してくれる気持ちがうれしいです。

業者に修理を出したほうがコスト管理的には安いんじゃ

という人もいるかもしれないけど、単純に、うれしいです。

自分たちの仕事は、たいてい矛盾と付き合いながら

前に少しずつ進んでいく仕事なんだと思います。

落語の三題話みたいに本と床が最後につながるかと思ったら

つながりませんでした。

では、また。


日中活動の報告をします。

2012-06-13 18:41:33 | 日中活動

新人職員西田が日中活動(生活介護事業)の報告をします。

いつも活動中の報告をしていますが、

今日は午前の活動を終え、昼ごはんを食べた後の

昼休みについて報告したいと思います。

お昼ご飯を食べ、歯磨きを終えると昼休みになります。

昼休みでは1人1人好きなことをして過ごします。

散歩に行く人もいれば、運動をする人、音楽を聞く人、パソコンをする人など

自由に過ごします。

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写真の2人は仲良くパソコンをしているところです。

まるでデスクワークをするサラリーマンのようでした。

自由時間は昼休みだけでなく

朝の会までの時間、午前の活動後、お昼ご飯までの時間、終わりの会が終わってからの時間

と昼休みほど多くの時間はないですが、利用者さんが好きなことをする時間があります。

趣味(好きなこと)をすることは、僕たちも楽しいですし、ストレス解消にもなります。

好きなことができる自由時間は利用者さんにとって、

大切な時間になっています。

おまけ

1人暮らしを始めて3か月目に突入しました。

掃除洗濯料理、どれも慣れてきて、なんなくこなせるようになりました。

しかし、3か月経っても慣れないことが1つあります。

それは洗い物です。

食べた後の幸福感、満足感を洗い物によって壊されたくないのです。

そこで、ついに西田は食器洗浄機を購入いたしました。

友達からは「嫁いらずやな」と言われました。


福祉とIT

2012-06-13 12:02:08 | インポート

私は、小さな障害者施設の所長で、昭和46年生まれで、文系の学校を卒業していて、

まさか、自分が、ホームページを立ち上げることになるとは、

1日に何度も呪文のように「Ipad、クラウド、Ipad、ペーパーレス会議、スカイプ」

などと唱えるようになろうとは、思いもしませんでした。

時代は変わるし、人も変われる。

Ipad

じゃーん、みどり福祉ホームは、Ipadを購入することにしました。

それも2台。

遊ぶために買うのではありません。

みなさんご存知かどうか知りませんが、

みどり福祉ホームのような障害者福祉にかかわり働く職員は日々、

書類作成、会議に追われているのです。

現場の職員が、利用者の顔をみるより、PCの画面をみる時間のほうが長いと

いった本末転倒なこともおこりうる状況なのです。

みどり福祉ホームは、ノートパソコンとIpadを使って、紙のない会議を行おうと考えています。

会議をしながら、会議の結果を、逐一記録し、全員がその場で共有し、

会議後の会議録の作成の手間を省き、会議の決定事項がブレなく実行できることを

目指しています。

旅行や、災害時のスカイプの利用など、Ipadの活躍する場は

私が想像している以上にありそうです。

幸いなことに、今でさえ、みどり福祉ホームは嘱託医の三宅Drとスカイプで直結しています。

この好条件をさらに生かせそうです。

前々から、ITは障害者や、高齢者などハンディのある方にこそ必要だといわれてきました。

購入前にお試しで利用者と活動の場でIpadを使っていると

いよいよその時代が来たのかなと思います。

お願いがあります。

ホームページでもお伝えしたのですが、

みどり福祉ホームは、ITに詳しい、ボランティアを募集しています。

もはや、私のような素人に、福祉現場でのITの有効な活かし方などの

課題に立ち向かう力は残っていません。

私は、ホームページやブログは、みどり福祉ホームの事業展開に

必須だと考えています。

現場がコツコツ真面目に行っている支援や、今後広がっている事業の必要性を

もっと広い市民の方々に知っていただき、

みどり福祉ホームのファンになってもらう。

ボランティアとして、コンサルティング、マーケティング、デザインの知識があり、

みどり福祉ホームの広報活動のお手伝いをしていただける方を募集します。

夢みたいな話しです。

こうやって口にしないと、夢は夢のままに終わってしまいます。

所長は、今、夢を口にできる状況を幸せに感じます。

一歩一歩進んでいけることが日々の励みになっています。


余暇活動♪ヨガ教室

2012-06-06 11:01:38 | 生活支援

こんにちは

NPO法人みどり福祉ホーム生活支援員の香取です

平成24年度余暇活動「ヨガ教室」の第1回目が6月2日(土)に行いました

今年度はみどり福祉ホームに関係する利用団体の方(主に知的障害の成人)を対象に行います

今日の参加者は本人とご家族の方々12名とボランティア2名、職員2名と講師の先生です

講師の先生は石山先生

すらっとした姿とハキハキした声のパワフルな方です今回は娘さんもお母さんの活躍を見学に来てくれました

13:30集合

と・・・・思いきや、はりきった参加者(おもにご家族が張り切っていました)が13:00過ぎに続々集まり、13:30にはすでに準備万端

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少し早いけど、ヨガレッスンスタート

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足から順番に伸ばしたり、曲げたり

ゆっくり呼吸もしながら30分おきに休憩

石山先生をじっとみてポーズを真似してみたり、少しずつ場所にも慣れてきておしゃべりが多くなる方や、照れながらさりげなくポーズをとる方。。。。みなさん楽しんでいたと思います

親御さんも張り切って体を動かしていました

最後はゆっくり仰向けになって目を閉じて呼吸

「頑張った自分をほめてあげましょう」

1時間半のヨガレッスンでみんなの顔がすっきりしていました

ヨガの後はハーブティーとラスクでブレイクタイム

ラスクは近くの「カフェベーカリーぷかぷか」で作られたおしいいラスク

次回に向けてアンケートに答えていただきながら、みんなでおしゃべりしました次回も参加したという多数の声をいただきました

親御さんも一緒に参加したいとの声もありました

さて遅くなりましたが、今回の余暇活動にかっこいい(ボランティアの方が2名参加してくださり、手伝ってくださいましたありがとうございました

そんなかっこいい()ボランティアの方をパシャリ

ヨガレッスン中も参加者の方をサポートしてくれたり、カメラマンにもなってくれました

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次回、第2回目は7月7日(土)に行います

ボランティアも大募集中です

是非ご連絡ください

生活支援 香取