雨ゴートの作り方 2010-07-05 13:16:10 | 着物 雨ゴートを作るうえで一番大切なことは、丈がぴったり合っているかどうか。 たまに、丈の足りない雨ゴートを着ている人を見かけますが、それでは「雨ゴート」の意味をなしません。裾が濡れてしまいます… これは、出来合い(プレタ)を買ったり、お店の人の知識不足から起こることだと思うのですが、丈が足りない雨ゴートは雨に濡れて困りますね。。作る際は慎重に 手っ取り早いのは、丈を気にせずに着れる二部式の雨ゴートです。 さて、雨ゴートを作る上でベストなのは、仮縫い段階で、丈を合わせてもらうこと このように、私の場合は仮縫段階で、2.5cm足りなかったので、3cm長くしてもらいます。 2.5cm足りないのに、なぜ3cmなのかといいますと、その人の感覚にもよると思いますが、私の感覚としては、①この日は夏物②この日は名古屋帯③草履に高さがあるので多少長めだったとしてもOK、という理由からです。 あと、紐を通す穴をもうちょっと大きくして なんてこともこの段階で伝えます。 この仮縫い段階での丈あわせは、お互い(仕立てさんもお店も私も)面倒ですが、避けて通れません… 信頼関係のある着物やさんで作るのが一番だと思います