胴抜きの着物 2010-07-30 16:58:42 | 着物 着物のルールでは、5月・10月は暑くても「袷」を着ることになっています プライベートで着るなら、暑かったら5・10月でも単を着ちゃってもいいのではないかと思っていますが、「お茶会」となると、そうも言ってられません 袷の季節は「袷!!」 単の季節は「単!!」 なのです そこで… 5月初旬、京都でお茶席があったのですが、最高気温29度ということで、「胴抜き」の着物を着ていきました。 「胴抜き」とは、「袷」に見えるけど、「単」の着物。 「なんちゃって袷」です 八掛は付いているので、他人が見たら袷に見えるのだけど、胴裏が付いていないので、着ている人にとっては「単」なのです 背中は完全に単なので、袷の暑さとは全然違います 意外と知らない方もいらっしゃったので、脱いだ後で見苦しい着物ですが、画像です お茶をしていない人にはあまり必要ではないかもしれませんね 5月にUPしようと思って、すっかり忘れていました 私はお茶席では着物の決まりごとを守りますので、とても重宝する一品です (普段のお遊びは5月・10月でも単を着ます) 一着欲しいなと思われる方、 「胴抜き」といえば、たいていの着物やさんでは通じます。 私の情報源 にほんブログ村