雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

こういう時こそユーモアを。

2020-03-29 17:38:45 | tv&movie


お昼に一応NHKのニュースを見て、「のど自慢」は見なくていいやとチャンネルを変えようとしたら、泉谷しげるとさだまさし。
のど自慢の公開生放送ができないから、NHKの資材だらけのスタジオに、いかにも急ごしらえという体で生放送が始まりました。
進行はNHKの廣瀬智美アナウンサーで、出演するのはその3人だけ、視聴者からの投稿を読みながら2人で3曲歌っていました。
1曲目はあまりよく知らない泉谷しげるの歌、2曲目がさだまさしの「案山子」、最後が泉谷しげるの「春夏秋冬」を2人のアコギで。

さだまさしは昨夜の真夜中に3時間の生放送をして、ずっとNHKにいたらしいですが、そろそろ古希に近いのによく働くなぁと。
お孫さんにデレデレで、昔のとんがった感じがなくなった泉谷しげるも、皆が鬱々としている時に元気になれるキャラクターだし。
外出自粛要請と季節外れの大雪で、首都圏の方はほとんど家にいたと思われ、家族でこういう番組を見るのもありかなと。
昔だったら水と油的なキャラクターだった2人が、廣瀬アナウンサーに軌道修正されながら、仲良く歌っているのは見ものでした。

東京では院内感染、千葉では障害者施設の集団感染と、新型コロナウイルスに関してはあまりよくないニュースが続きます。
「のど自慢」に出る予定だった方にはお気の毒ですが、個人的には、今日の番組のほうが楽しく見ることができました。
皆様の公共放送には、正確な情報を報道するのはもちろんですが、こういう見ていてホッとするような番組も挟んでほしい。
昨日の夕方も「あの人に会いたい」という、坂上二郎や桂歌丸、樹木希林などのインタビューを編集した番組を放送していました。
「こういう時こそユーモアを」という観点で編集されていたようで、ワタクシは途中から見たのだけど、最初から見たくなりました。
正確な情報は必要ですが、不安を煽るような番組を殊更に放送するのではなく、ユーモアのある番組も必要だと思います。

ちなみに、泉谷・さだのお二人は、4月11日に、今度はラジオで3時間近い生放送をするようですよ。


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