フォアグラ。

今日は本当に暖かくていいお天気になりました。花粉症の方にはかなりつらいかもしれませんが。コートを着て外に出たら暑いぐらいで、トレーナー1枚でも十分な感じでした。3月も半ばになりましたから、そろそろ本格的に春めいてきてもいいのかもしれません。来週（というか今週）は、公式行事としての大送別会が新宿であります。それなりのホテルの宴会場なのですが、ワタクシは裏方として受付などをしている関係上、ちゃんと食事にありつけるかどうか全く不安です。Webサイトで宴会メニューをチェックしたところ、フォアグラと鴨肉のテリーヌなどが出るらしい。12,000円のコース料理らしいのですが、鶏が天敵のワタクシは当然フォアグラも嫌いなので、きっと全く手を付けずに下げられてしまうことになりそうです。こういうときは好き嫌いなく何でも食べられる方はうらやましい。

以前に、こじんまりとした送別会を中野のビストロでやったことがあり、その時もフォアグラのソテーが出てきて、あまり大きくないから大丈夫かなぁと思って食したことはあるのですが、やっぱり駄目だったんですね。なので、食わず嫌いでは決してありません。肥大化させたガチョウの肝臓でしたっけ。あれがおいしいという方もいらっしゃるわけですよね。自分の嗜好がかなり偏っていることは認めますが、自分にはフォアグラはおいしいとは思えない。マグロもそうで、トロを食べると幸せだという方々が大多数のこの国で、あんな脂っこいものは食べたいとおもわないワタクシは、やっぱり変なんでしょうか。安上がりだといわれればそれまでなのですが、お寿司は白身だけで十分なのです。

それにしても、公式行事だから致し方ないのですが、送別会が続くのは本当に気が滅入ります。せめて、アルコールが飲めればいいのかもしれませんが、せっかくのコース料理もウーロン茶ではねぇ…と思ってしまいます。ワインと料理の薀蓄を語る人々がうらやましい。だって、赤ワインは渋いし、白ワインは辛いとしか思わないんだもん。ビール好きの知人で、サントリーのプレミアムモルツは甘いとのたまい、エビスビールしか飲まない人がいるのですが、ワタクシに言わせればビールは何にせよ苦いのです。せめて、350mlの缶ビール一缶でも飲めれば、人生はもっと違ったものになっていたかもしれません。