雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

監督責任。

2009-03-04 18:35:27 | …and so on
小沢民主党は何だかとてもみっともない。小沢センセイご自身が、検察が悪い…という記者会見を開いたみたいですね。それって言い訳にも何にもなってないと思いつつ、ネットのニュースヘッドラインを見ていたのですが、この人を総理大臣にするほど日本国民は馬鹿ではないだろうと思うのでした。本当に清廉潔白だというんであれば、堂々とマスコミの前で主張すればいい。検察云々は国民を馬鹿にしてるとしか思えない。やましいところが少しでもあるのならば、非を認めてさっさと謝った方が、結局は傷口を広げずに済むような気がします。ここ数年、企業や政治家の不祥事はもはや日常茶飯事になっている気もするけど、最初に非を認めることをせずに、でも結局不祥事が明るみに出て、どんどん傷口が広がるケースが多いと思いませんか?最初に否定した分、後になって頭を下げる人々が滑稽に思えて仕方ない。ワタクシの記憶に残っているのは船場吉兆だったりパロマだったりするのだけど。

政治家センセイも含めて、こういう醜態をさらすのは2世のことが多いと思うのは気のせいでしょうか。親が苦労して作り上げた地位やカイシャに何の苦もなく座ってしまうと、下々の目線なんて全く見えてないんだろうとは思います。ただ、だったら、生活者の目線で政治を…云々とは言わないでいただきたい。生活者はあんな馬鹿げた言い訳もしないし、謝りたくなくても、自分の責任において謝らざるを得ないときはひたすら頭を下げるんです。組織として、あるいは個人として非を認めなければならないときはとにかく謝る。そうしなければ世の中が回っていかないことを身に浸みて知っているんだと思います。たまに言い訳ばかりしている人もいますが、そーゆーのは人間としてどうよ?という評価になってしまいますからね。

ワタクシ、ニュースのヘッドラインしか見ていないのですが、小沢センセイ側から献金を請求したと報じているところもある。それはそれで、「秘書が一存でやったことゆえ、自分には落ち度がない」ということになるんですかね。じゃあ、あなたの監督責任はどうなるのかと問いたいところではあります。閣僚が不祥事を起こすたびに(それもどうかとは思いますが)、首相の任命責任を追及している方々なのだから、まさか、自分には自分の部下である公設第一秘書の監督責任はなかったとはいえないと思いますが

定額給付金関連法案が可決したらしいですが、年度末の忙しいさなかに、どう考えても煩雑極まりない事務作業を押し付けられる区市町村もご苦労なことだと思います。日本一早く給付しようと、北海道と青森の村が競っているらしいですね。そういうところは、極端な話、現金を手渡ししてもさほど手間ではないのかもしれないけど、東京23区なんて一体どうやって12,000円給付してくれるんだろう。まさか区役所の窓口に並べとは言わないと思うけど、給付方法を考えると頭が痛いだろうなぁと思います。挙げ句、あまり感謝されるとも思えない。ワタクシ個人としては、窓口に並べといわれれば休暇を取ってでも並びますけどね