どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

原っぱ

2005年08月04日 | 日記
子供の頃 と言っても一桁の頃だけど 原っぱは最高の遊び場だった

ボート場や釣堀のある公園もあったが 子供の足で40分程の距離にあり 日常の遊び場とは趣を異にしていた

近所の子と遊ぶのは もっぱらその原っぱだった

場所の取り合いで喧嘩になったこともあった

私が5歳くらいの時だったか ある事情で親戚の子供達を我が家で預かることになった

男兄弟の居なかった私は そして勿論お転婆だったから 彼らとの遊びは なかなか刺激的だった

その原っぱで 私の背丈より高い雑草を編んで トンネルを作ったことをはっきり覚えている

子供は自分たちだけの住処や基地を作るのが好き そしてそれは仲間だけのもの

そんな小屋を作ったのも懐かしい思い出

「スタンド・バイ・ミー」という映画があったよね

原作も良いけれど リバー・フェニックスも良かった 生きていれば良い俳優になっていたでしょう

彼らも自分達だけの小屋を持っていた 大人には犯されない自分達だけの世界

今の子供達は それを何処に作っているのだろう そんな愚かな夢は持たないのか

ネットやゲームや消費社会の夢の中に生きているのだろうか それとももっと現実的な夢を

原っぱには 子供の夢と創造性を育む力があった

今 大都会の東京に そんな原っぱはあるのだろうか

そして そこで基地を作ったりして遊ぶ子供はいるのだろうか
コメント
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