ケンメリ乗ってきました。
いやはやお恥ずかしい限り。
本日はタイヤ交換・・・というよりホイール交換のため所沢の友人宅へ向かう。
昨日まで鹿児島にいた当方だが、友人は昨晩は他の友人と飲み会だったらしく
飲み会明けの午前中、しかも夜からは墓参りと言う状況下にも関わらず
人の迷惑顧みず行ってしまう俺。
聞けば昨日は関東近辺は豪雨と雷だったとかでとね号にもその洗礼の後は
十二分にわかるくらい残されていた。
俄然として湿り気を帯びているボディカバーをめくると水滴やら水汚れやら・・
雑巾で綺麗に拭き取りボンネットをあけスポットに溜まっている水を雑巾に染み込ませて除去する。
あらかた綺麗になったところでエンジン始動。
半月ぶりというブランクはいささか時間を開けすぎたというべきか。さすがにてこずった。
アイドリングを開始しギヤを1速に入れてゆっくりとクラッチをつなぎケンメリを
動かす。
最初の一時停止の標識があるT字路手前でブレーキをかけるも錆でも浮いていたのか
ローターを挟み込むパッドの感覚がいつもと違う。
(もちろん、これは走っていくうちに回復するものだが)
井の頭通りから環八へ出て環八から青梅街道、そして途中から所沢街道へ入る。
いつもどおり所沢街道をひたすら走って所沢へ到着。
文章にするとスムーズだが当然お盆休みのせいか日曜日のせいか
運転に不慣れであろうドライバーが集団の先頭を勤めていた。
その後方に私がいるわけだが、後方から見る限り何もない空間でも即座にブレーキを踏んだり、曲がり場所が理解できてないのか途中から曲がり角全てで(青信号でも歩行者がいなくても対向車がいなくても)ブレーキを踏み出す始末。
その車がついに左折して視界から消えた後は様々な意味で爽快感を取り戻したのは私だけではないはずだ。
以前ならこうした運転を強いられた場合とね号からはバックファイヤなどの
かぶり現象が発生するはずなのだが不思議なことにそれが起こらない。
むむ、なぜだ?
と思考しているうちに友人宅へ到着。
ちょうど朝飯中だったのでその間にボディカバーの虫干しなどを。
以前湿ったままトランクに入れたらばっちりカビが生えて(黒い斑点は全てその時のカビ跡)酷い目にあったのでこまめに干して悲劇を回避。
そうこうしているうちに友人と対面。
早速タイヤ交換・・の前に前回パンタジャッキでボディシルに穴が開くかと
ヒヤヒヤしたため今回より小型の油圧ジャッキを導入しようとホームセンターへ。
ジャッキを購入し、いよいよ作業開始。
これでもうパンタグラフジャッキの時よりはスムーズに作業が行えるはず!
ジャッキポイントは今回より牽引フックのところに充てることに。
ここならばフレーム部分で頑丈でまずへこむ心配はないとショップの社長より
教えてもらったためだ。
交換用のホイールも引っ張り出してスタンバイ。
一本だけ水が浸入したらしく溝の部分が一部分錆びておりショックorz
まあ錆は後で落とすとしてまずはジャッキをセット。
キコキコ動かしてケンメリをあげていく。
むくむくと上に向かって移動するケンメリ。
よしよしよーーーし!
限界まで上げてみました。
まだタイヤは浮いてません。
あれ?
セミの鳴き声をバックに立ち尽くす俺。
同じく見守る友人。
8月最初の作業は早くも空回りの予感。
絶対的な高さが足りないことに気づき(本来のジャッキポイントであれば大丈夫なのかもしれないが)
かと言ってまたパンタジャッキを使えば今度こそサイドシルに穴が開くのではと
危惧する始末。
むむ、困ったと立ち尽くしていたところへ友人がベニヤ板を3枚持ってきてくれた。
「こいつを使うんだ!」
かさ上げ作戦は見事成功しなんとか前輪を外すことに成功した。
しかし、しかしだ。
ワタナベより鉄っちんの方が外径が少しばかり大きいのだ。
外してしまってはジャッキを降ろすこともできないため苦肉の策で
下にある砂利を手で払ってみる。
なんとか装着することができた。
右が完了し、左も同様に成功。
ここまでで既に2時間以上が経過。
2時間経ってホイール2つしか交換できない手際の悪さと言うか
安物買いの銭失いと言うか創意工夫が足りないのだろうか・・
途中適度に水分を補給しつつ作業は続く。
右リヤも同様に牽引フックにかけようとするがさすがに難しい。
ケンメリ乗りの方は機会があれば見てもらえばお判りになると思うが、
どう見ても高い位置にあるためここにジャッキを充てるのは至難の業。
そこでデフキャリアにジャッキを充てることにした。
草むら近くに顔を近づけるとやぶ蚊が喜んで突撃してくる。
しかし汗まみれながら虫除けスプレーを塗布した腕には一匹たりとも
近づかないではないか!(驚)
虫除けスプレーの効果をここまで目の当たりにしたのは初めてだ。
しかし安心したのも束の間、虫除けスプレーをつけていない顔にめがけて
蚊が襲ってきた。
慌てて振り払う俺。
そんな苦戦の中、なんとかデフキャリアにジャッキを充ててスペアタイヤハウス
と地面との僅かな隙間をジャッキのレバーを上下させて車体を持ち上げていく。
なかなか難しい状況の中少々休みながらやっている最中のことだった。
ガキン!
という音と共にケンメリの車体が一気に沈んだ。
かけた場所が悪かったのか、ジャッキの位置が悪かったのか、
ジャッキの中のストッパーが馬鹿になったのか・・・
少しだけこういう状況を予想していたと言うのもあったが、これが
実際にレバーを上げ下げしている時だったら骨折は免れないという状況。
写真がないのでわかりにくいかもしれないが、ある程度まで持ち上がった
ケンメリのリヤ下に両腕を突っ込んでいたと想像していただきたい。
もちろん手を休めていたので巻き込まれはしなかったものの素人作業の
恐ろしさを味わうには十二分の出来事だった。
ジャッキポイントを牽引フックに戻し、ベニヤ板のほかにも板切れを用意して
かさ上げを重ねてジャッキアップ成功。ジャッキのストッパーも信用ならないので
十二分に安全マージンをとりながらなんとかタイヤ交換に成功。
残すは左のリヤだけとなった。
ここの牽引フックはマフラーがあるせいか、余計に高い位置についていた。
もはや板だけで上げることができない(ちなみに各所最低2回以上ジャッキアップしてます)
最後の手段としてコンクリート片と木片(板と呼ぶにはちょっと不十分)を用意。
もうなんていうかもう少しマシな方法はないのかと自分でも思うが
ここまで来たらもはや意地。
限界も限界、これ以上はどうにも無理!って状態でなんとかタイヤを外すことができた。
が、思い出して欲しい。
鉄っちんはワタナベより外径が・・・・
「うおおおぉっ!」
ってことで友人がスコップを持ち出し穴掘り作業開始。
タイヤ交換にスコップが出てくるのは前代未聞。
ていうか、当方も好きでやってるわけではないので念のため。
ちなみに今日は当然のごとくお盆なわけで、友人の家には親戚の方なども
当然集まったりする(本人も夕方から墓参りに行くって事前に言ってたわけで)
怪しい車が怪しい方法で持ち上げられてるところへ、今度はスコップで
友人の駐車場に穴まで掘る始末。
とんでもない迷惑野郎となってしまった。
親戚の方や友人の親父さんに謝りつつ、駐車場に穴まで掘ってなんとか
4輪とも鉄っちんに交換完了。
鉄っちんの落ち着いた佇まいとは逆にオーナーは汗まみれで手にはスコップ。
増し締め作業を行いつつ工具類を片付け作業完了。もちろん穴埋め作業も忘れない。
友人の車にて公営の銭湯まで行き汗を流す。
別の友人達とも合流し墓参りの完了を待って皆でスタ丼を食しに行く。
小平店がお盆休みのため、国分寺店へ。
もちろんクーラーのないケンメリは待機中。
食後は駐車場へ戻って解散。
日中の日差しがない分幾分か走りやすい夜の道。
おそらくはハイビームのままのミニバンが後に着いた以外は特に不愉快なこともなく
来た道を逆送しつつ帰路に着く。
途中公務員が暇を持て余していそうな道路は避けてやや裏道を経由して自宅駐車場へ。
再び鉄っちんとなったケンメリ。トランクよりレンチを取り出し増し締めを行う。
ほとんど緩んでないが念のため。
レンチをしまい、たっぷり干して乾いたボディカバーをかける。
汗まみれになって着替えたTシャツをリヤシートに忘れたままケンメリを後にした。
いやはやお恥ずかしい限り。
本日はタイヤ交換・・・というよりホイール交換のため所沢の友人宅へ向かう。
昨日まで鹿児島にいた当方だが、友人は昨晩は他の友人と飲み会だったらしく
飲み会明けの午前中、しかも夜からは墓参りと言う状況下にも関わらず
人の迷惑顧みず行ってしまう俺。
聞けば昨日は関東近辺は豪雨と雷だったとかでとね号にもその洗礼の後は
十二分にわかるくらい残されていた。
俄然として湿り気を帯びているボディカバーをめくると水滴やら水汚れやら・・
雑巾で綺麗に拭き取りボンネットをあけスポットに溜まっている水を雑巾に染み込ませて除去する。
あらかた綺麗になったところでエンジン始動。
半月ぶりというブランクはいささか時間を開けすぎたというべきか。さすがにてこずった。
アイドリングを開始しギヤを1速に入れてゆっくりとクラッチをつなぎケンメリを
動かす。
最初の一時停止の標識があるT字路手前でブレーキをかけるも錆でも浮いていたのか
ローターを挟み込むパッドの感覚がいつもと違う。
(もちろん、これは走っていくうちに回復するものだが)
井の頭通りから環八へ出て環八から青梅街道、そして途中から所沢街道へ入る。
いつもどおり所沢街道をひたすら走って所沢へ到着。
文章にするとスムーズだが当然お盆休みのせいか日曜日のせいか
運転に不慣れであろうドライバーが集団の先頭を勤めていた。
その後方に私がいるわけだが、後方から見る限り何もない空間でも即座にブレーキを踏んだり、曲がり場所が理解できてないのか途中から曲がり角全てで(青信号でも歩行者がいなくても対向車がいなくても)ブレーキを踏み出す始末。
その車がついに左折して視界から消えた後は様々な意味で爽快感を取り戻したのは私だけではないはずだ。
以前ならこうした運転を強いられた場合とね号からはバックファイヤなどの
かぶり現象が発生するはずなのだが不思議なことにそれが起こらない。
むむ、なぜだ?
と思考しているうちに友人宅へ到着。
ちょうど朝飯中だったのでその間にボディカバーの虫干しなどを。
以前湿ったままトランクに入れたらばっちりカビが生えて(黒い斑点は全てその時のカビ跡)酷い目にあったのでこまめに干して悲劇を回避。
そうこうしているうちに友人と対面。
早速タイヤ交換・・の前に前回パンタジャッキでボディシルに穴が開くかと
ヒヤヒヤしたため今回より小型の油圧ジャッキを導入しようとホームセンターへ。
ジャッキを購入し、いよいよ作業開始。
これでもうパンタグラフジャッキの時よりはスムーズに作業が行えるはず!
ジャッキポイントは今回より牽引フックのところに充てることに。
ここならばフレーム部分で頑丈でまずへこむ心配はないとショップの社長より
教えてもらったためだ。
交換用のホイールも引っ張り出してスタンバイ。
一本だけ水が浸入したらしく溝の部分が一部分錆びておりショックorz
まあ錆は後で落とすとしてまずはジャッキをセット。
キコキコ動かしてケンメリをあげていく。
むくむくと上に向かって移動するケンメリ。
よしよしよーーーし!
限界まで上げてみました。
まだタイヤは浮いてません。
あれ?
セミの鳴き声をバックに立ち尽くす俺。
同じく見守る友人。
8月最初の作業は早くも空回りの予感。
絶対的な高さが足りないことに気づき(本来のジャッキポイントであれば大丈夫なのかもしれないが)
かと言ってまたパンタジャッキを使えば今度こそサイドシルに穴が開くのではと
危惧する始末。
むむ、困ったと立ち尽くしていたところへ友人がベニヤ板を3枚持ってきてくれた。
「こいつを使うんだ!」
かさ上げ作戦は見事成功しなんとか前輪を外すことに成功した。
しかし、しかしだ。
ワタナベより鉄っちんの方が外径が少しばかり大きいのだ。
外してしまってはジャッキを降ろすこともできないため苦肉の策で
下にある砂利を手で払ってみる。
なんとか装着することができた。
右が完了し、左も同様に成功。
ここまでで既に2時間以上が経過。
2時間経ってホイール2つしか交換できない手際の悪さと言うか
安物買いの銭失いと言うか創意工夫が足りないのだろうか・・
途中適度に水分を補給しつつ作業は続く。
右リヤも同様に牽引フックにかけようとするがさすがに難しい。
ケンメリ乗りの方は機会があれば見てもらえばお判りになると思うが、
どう見ても高い位置にあるためここにジャッキを充てるのは至難の業。
そこでデフキャリアにジャッキを充てることにした。
草むら近くに顔を近づけるとやぶ蚊が喜んで突撃してくる。
しかし汗まみれながら虫除けスプレーを塗布した腕には一匹たりとも
近づかないではないか!(驚)
虫除けスプレーの効果をここまで目の当たりにしたのは初めてだ。
しかし安心したのも束の間、虫除けスプレーをつけていない顔にめがけて
蚊が襲ってきた。
慌てて振り払う俺。
そんな苦戦の中、なんとかデフキャリアにジャッキを充ててスペアタイヤハウス
と地面との僅かな隙間をジャッキのレバーを上下させて車体を持ち上げていく。
なかなか難しい状況の中少々休みながらやっている最中のことだった。
ガキン!
という音と共にケンメリの車体が一気に沈んだ。
かけた場所が悪かったのか、ジャッキの位置が悪かったのか、
ジャッキの中のストッパーが馬鹿になったのか・・・
少しだけこういう状況を予想していたと言うのもあったが、これが
実際にレバーを上げ下げしている時だったら骨折は免れないという状況。
写真がないのでわかりにくいかもしれないが、ある程度まで持ち上がった
ケンメリのリヤ下に両腕を突っ込んでいたと想像していただきたい。
もちろん手を休めていたので巻き込まれはしなかったものの素人作業の
恐ろしさを味わうには十二分の出来事だった。
ジャッキポイントを牽引フックに戻し、ベニヤ板のほかにも板切れを用意して
かさ上げを重ねてジャッキアップ成功。ジャッキのストッパーも信用ならないので
十二分に安全マージンをとりながらなんとかタイヤ交換に成功。
残すは左のリヤだけとなった。
ここの牽引フックはマフラーがあるせいか、余計に高い位置についていた。
もはや板だけで上げることができない(ちなみに各所最低2回以上ジャッキアップしてます)
最後の手段としてコンクリート片と木片(板と呼ぶにはちょっと不十分)を用意。
もうなんていうかもう少しマシな方法はないのかと自分でも思うが
ここまで来たらもはや意地。
限界も限界、これ以上はどうにも無理!って状態でなんとかタイヤを外すことができた。
が、思い出して欲しい。
鉄っちんはワタナベより外径が・・・・
「うおおおぉっ!」
ってことで友人がスコップを持ち出し穴掘り作業開始。
タイヤ交換にスコップが出てくるのは前代未聞。
ていうか、当方も好きでやってるわけではないので念のため。
ちなみに今日は当然のごとくお盆なわけで、友人の家には親戚の方なども
当然集まったりする(本人も夕方から墓参りに行くって事前に言ってたわけで)
怪しい車が怪しい方法で持ち上げられてるところへ、今度はスコップで
友人の駐車場に穴まで掘る始末。
とんでもない迷惑野郎となってしまった。
親戚の方や友人の親父さんに謝りつつ、駐車場に穴まで掘ってなんとか
4輪とも鉄っちんに交換完了。
鉄っちんの落ち着いた佇まいとは逆にオーナーは汗まみれで手にはスコップ。
増し締め作業を行いつつ工具類を片付け作業完了。もちろん穴埋め作業も忘れない。
友人の車にて公営の銭湯まで行き汗を流す。
別の友人達とも合流し墓参りの完了を待って皆でスタ丼を食しに行く。
小平店がお盆休みのため、国分寺店へ。
もちろんクーラーのないケンメリは待機中。
食後は駐車場へ戻って解散。
日中の日差しがない分幾分か走りやすい夜の道。
おそらくはハイビームのままのミニバンが後に着いた以外は特に不愉快なこともなく
来た道を逆送しつつ帰路に着く。
途中公務員が暇を持て余していそうな道路は避けてやや裏道を経由して自宅駐車場へ。
再び鉄っちんとなったケンメリ。トランクよりレンチを取り出し増し締めを行う。
ほとんど緩んでないが念のため。
レンチをしまい、たっぷり干して乾いたボディカバーをかける。
汗まみれになって着替えたTシャツをリヤシートに忘れたままケンメリを後にした。