南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

カウンターパート過ごす喜び

2007年03月13日 | ミクロネシアの幼稚園
僕は子どもの自然な姿の写真を取るのが大好きですが、活動中はなかなか撮れないので、最近?集合写真も楽しいかな?と撮り始めましたが、自然な集合写真・アップはなかなか難しいです。

さて、今週で3rdQUARTERは、終了。
ポンペイは4学期制で、1st 2nd 3rd 4th とQUARTERで区別してされています。
日本みたいに学期ごとに休みがあるわけではなく、長期休みは夏休みの2ヶ月、クリスマス休みの10日、そしてイースターの10日(土日も含む)になります。

ECEでは、QUARTERごとに成績をつけなければなりません。
私は直接成績をつけるのには、かかわっていませんが、今日もローカルの先生と一緒に成績をつけるためのテストを一緒に行いました。
内容は形や大きさが違う積み木(1種類を複数個)用意して、大きさや形によって仲間に集めるというもの。内容を聞かされていなかったので、そばで見ていました。いつものように22名いる子どもが1人ずつするので、待っている子は待ちくたびれていました。そんな子どもをなだめすかしていると、今日は「あなたがこのテストをしてくれる」といって僕にテストの内容と点数の付け方を教えてくれて、ローカルの先生はもう一つのテストをはじめて、2つ同時進行。良い感じになってきたと思っていると、またまた退屈そうになった子どもにプリントをさせるではないですか。それもいつもさぼってしまうことの多い先生に頼んで。つまり3人で同時に違うことをして、それぞれの子どもに寄り添って指導するということ(良いように表現すると)。そうそうこれこれ。これを伝えたかったんだと。
まだまだチーム・ティーチングとは言えないけど、こういう風に3人の先生がそれぞれでいいから機能的に動くこと。それをやることがいかに効率的であることをわかってほしかったというか、それを自分たちでする必要性(僕だけに頼むのではなく、ローカルの先生同士がシェアーするという意味で)。確かに成績をつけるという迫られて環境なんだけど、言葉ではうまくつたえきれなかったものが、行動で伝わった感じがしました。(ちょっと大げさかな?)そして、昼からカウンターパートが成績をつけて、僕は3rdQUARTERの出欠を確認しました。あまり彼女たち本来の仕事はすすんですると、僕に頼むと楽になるという風になっては困るので、自分たちでしてもらうようにしながら、彼女たちが頑張っているときに積極的に手伝います。そんな後またまた嬉しいことが。それはカウンターパートが事務所でなにやら印刷物を抱えて戻ってくると、「明日このプリントを使って授業をして欲しい、私は明日成績などをつけるのが大変で、教えることが出来ないから」と。今までなら僕に何かしてとお任せになって、自分勝手に仕事をしていたりしたのですが、このコミュニケーションを取ろうとする気持ち、また自分でプリントを作って何をしたいかを自分で明確にしていることが凄く嬉しかったです。正直、自分で作ったプリントの方が使いやすいし、子どもへの指導も徹底しますが、彼女のプリントでもちろんします。それがまた次への信頼やコミュニケーションにつながっていくからです。

こんな風に毎日上手くはいきませんが、少しずつ本当に少しずつ互いの距離が縮まってきているのかな?と実感しています。時に1歩進んで2歩下がることもありますが。
こういう事があると、また地道に頑張っていこう、それが一番だ。焦らず自分だけの気持ちを優先させるのではなくと、自分に言い聞かせるように。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ポンペイ犬事情(ポンペイで... | トップ | 大きな古時計 収録 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメント募集 (hiro)
2007-03-14 05:16:36
数人の人から、どうやってブログにコメントを書くのか分からないっていうメールがありました。
ブログで一日ごとの文章の後にコメント(0)(数字は変わります)という表示をクイックすると画面が出て、適当にあだなとかかいてもらって、コメントを書いてください。是非コメントも書いてもらえると嬉しいです。
返信する

コメントを投稿

ミクロネシアの幼稚園」カテゴリの最新記事