goo blog サービス終了のお知らせ 

南の島で幼稚園の先生になろう!

活動から19年。現在も現地の教え子や家族から連絡があり、素敵な人と出会えた青年海外協力隊生活に感謝しかない。

大学の授業に飛び込み参加

2007年10月02日 | ミクロネシアの幼稚園
活動も6ヶ月を切り、少しでも自分がこの国に必要だと思われることを伝え残していきたい。でも、なかなかその機会がない。

ポンペイの先生向けにワークショップも開きたい、オープンクラスも行いたい、でも正式な手続きを踏みながら、この国の煩雑な行政システムをクリアできない。

もちろん、これからいろいろなアプローチをしていくつもですが、何にでもしがみつきたい。

その一歩がミクロネシア短期大学にある幼稚園教諭の養成コースへの参加。

事務所に調べてもらい、その存在を知り、早速いってみることに。
行って見ると、新規の大学生のコースではなく、現在ポンペイの幼稚園で働いている先生が無資格のため、資格を取るために開設されたコースで、学生はみんな現職の先生でした。人数も4-6名くらいと小規模。

そしてなんと担当の先生が、僕のホストファミリーのお母さん(おじいさんの息子のお嫁さん)の義理のお兄さん。担当の先生から、君の事は知っているよと昨日言われて、急いで家族に聞いてみると分かりました。

そして昨日授業に参加して、いつでも来ていいよと言われたので、短期集中で参加して、自分が伝えたい幼稚園の授業の仕方について、授業参加者に伝えることにしました。

今日の授業のテーマは、虐待とポンペイの変化する家族についてで、授業はすべてポンペイ語、テキストは英語でかなりつらいですが、雰囲気をつかんで、先生からコメントを求められると、日本における核家族化の子どもへの影響、子どもの虐待の家族の問題などをコメントしました。

そのあと、時間があったので、僕が手作りで作った数字の書いたカードをつかったアクティビティーについて簡単に説明しました。あと幼稚園では1-10までの数が分かれば十分であることも含めて。

もっと時間をかけてしたいのですが、僕の言うことに興味をもってくれるかどうかが大切なので、ショートヴァージョンで。

参加者からグッド・プレゼンテーションって言ってもらったので、お世辞も多々あるでしょうが、まずはつかみはOK。

明日はローカルマテリアルをつかった数字の遊びを紹介することにします。

そんなに沢山、興味を持ってもらう内容を用意しているわけではなく、一つ一つの細かい教え方や準備が大切なのですが、そのことを話すと難しく分かりにくいので、
視覚で訴えられるものでシンプルなものだけにしようと。

またここから幼稚園全体へのワークショップ開催などにつながっていけばいいですし、そうでなくても今僕ができることをなんでも貪欲にやっていこうと。

前に話したほかの幼稚園からも手伝ってほしい、いろいろなアクティビティーを教えて欲しいという要望があり、出かけたいのですが、僕の勤めている幼稚園の給食の調理員さんが病気で休んでいて、2人いるローカル教員がその代わりをしている状態なので、今は他の幼稚園にいくことが難しいので。

今までも精一杯してきたつもりですが、あと6ヶ月でお尻に火が付いたと言うか、今自分ができることが明確に少しずつなりかけています。

つかんだチャンスは逃さないの精神で、一日タクシー代が6ドルかかるし、タクシーで1時間くらいかかるけど、頑張って通います。どうやら今週来週あたりがチャンスみたいなので。