南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島の職員会議事情

2007年10月10日 | ミクロネシアの小学校
僕の働いている幼稚園と併設している小学校(僕も幼稚園職員ですが、同時に小学校にも所属していてその一員なのですが)では、職員会議が頻繁に開かれます。
それも子どもが帰ってからではなく、職員会議をするために子どもの授業を午前中だけで切り上げたり、10時15分~10時30分の子どもの休憩時間に行われます。
今日も校長が休憩時間に職員会議をすると朝礼で現地語で話していたのがききとれたのですが、今子どもが自由に遊んでいて、順番にブランコに乗れるようになってくるなど、遊びの中でルールが守れてきていること、また子どもだけにするとトラブルが起こって困ってしまうことがあるので、職員会議には出ずに子どもと過ごしました。

この島では休憩時間は子どもだけでなく、先生も休憩時間なので(ローカル教員はそれ以外にもいっぱい休憩時間がありますが)子どもの遊びに一緒にいるということは、ありません。

そして今日もいつものように会議は長引き、小学生が騒ぎ出したので、このまま遊んでいてたら幼稚園の子どもたちも巻き込まれてるし、長時間遊びすぎると日差しがきつく疲れるので、子どもを集めて部屋に入って、授業を始めました。
10以上経ってカウンターパートが帰ってきて、私が授業をしている様子を見て、「ああ樹上しているんだ」と安心して、自分の休憩時間に入ってしまいましたが。

もっと子どものことを中心に考えて、教育現場が動けるようになってほしい。でもそれを言葉で説明してもなかなか伝わらない。だから無意味なのかもしれないけど、体で行動でそのことを示していくしかないと思っています。
なかなかその思いを届けるには距離がありすぎるかもしれませんが、諦めず。

コメント
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