奏楽堂 2007-04-21 23:55:04 | ・大好き☆建築あれこれ ★旧音楽学校奏楽堂 (国指定重要文化財) 設計・山口半六 明治23年(1890) 滝廉太郎、山田耕作、三浦環など わが国を代表する音楽家がここで学び育った。 ♪春のうららの隅田川~ 現在も保存活用されている。玄関脇に滝廉太郎像がある。 演奏会も行われています。
パリへ 洋画家たち百年の夢 2007-04-21 23:48:31 | ・アート・展覧会 東京芸術大学創立120周年企画 パリへ 洋画家たち百年の夢 ~黒田清輝、藤島武二、藤田嗣治から現代まで~ 振り返るのに現代までは時代の幅が広すぎますが、なかなか良かった。 黒田のフランス留学時代の師匠ラファエル・コランの描く女性、美裸身。 コランを意識した和田英作の作品もどこかデカダンス漂う。 「野遊」はボッチチェリの三美神、足下のすみれたんぽぽ可愛い。頭上の藤も優雅。 京都へ移った浅井忠の工芸デザイン「牽牛花蒔絵手筥」は光琳もビックリでしょ。 藤島武二の「アルチショ」は近代美術館常設展で初めてみたときカンゲキした。 藤島は女の横顔が好きらしい、切手デザインにも採用されている「蝶」も横顔。 安井曾太郎のデフォルメや梅原龍三郎のおもいっきり「ナルシス」も個性的。 小磯良平「裁縫女」も上品な色香があって良い。気に入った。 同時開催の芸大コレクション展「新入生歓迎-春の名品選-」 こちらも質の高い充実した作品群が揃っていて、満足度は高いです。
正木記念館 2007-04-21 23:43:22 | ・大好き☆建築あれこれ せっかくですから下アングルからアップ。(悩ましい) ★正木記念館 昭和10年(1935)竣工 コンクリート造入母屋瓦屋根。 設計・金沢庸冶 東京美術学校第5代校長 正木直彦の功労を称えるために建設された。
芸大陳列館 2007-04-21 23:33:35 | ・大好き☆建築あれこれ ご案内申し上げます。 あれに見えますは・・ 設計・岡田信一郎の東京芸術大学陳列館です。(ドキッ) スクラッチタイルの壁にトスカナ式の飾り柱があります。 こちら右手の東京美術学校旧本館玄関の屋根には鬼瓦がついてますよ。 左手には芸大のミュージアムショップとカフェ(セルフ)もございます。 ちなみにワタクシの生みの父はオーギュスト・ロダンです。
赤レンガの建物 2007-04-21 23:23:57 | ・大好き☆建築あれこれ 東京芸大音楽学部の敷地にある 赤レンガ1号・館教育博物館書籍閲覧所の書庫 赤レンガ2号館・東京図書館書籍庫(写真手前) 1号館 明治13年(1880年)竣工 林忠恕(はやしただひろ) 2号館 明治19年(1886年)竣工 小島憲之(一高英語教授→夏目漱石) 記録には残っていないが、樋口一葉も森鴎外らも通ったという話がある。
東京芸術大学大学美術館 2007-04-21 23:16:43 | ・講演・セミナー・シンポ ★「東京美術学校・東京芸術大学の歴史と洋画」 新関公子(にいせききみこ)(東京芸大大学美術館教授) 展覧会にあわせての講演会をうかがってきました。 スライドを交えながら、 展覧会構成の1章と2章の範囲黒田の留学時代やパリ万博参加と その影響についてなどをポイント解説して下さいました。 東京国立博物館に黒田清輝の『読書』を貸してくれるように 申請したらしいのですが、拒否されたそうです。 それより芸大所蔵同じく黒田清輝の『婦人像(厨房)』1892年 こちらのほうがずっとすばらしい!!。と、おっしゃっていました。 確かに私も婦人像は新鮮でした。 →美術館の建物基本設計は六角鬼丈氏 外壁には赤いインド砂岩を用いて、向かい側の赤レンガや 陳列館のスクラッチタイルと通じ合う景観をつくっている。