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東宮御所

2010-12-01 00:04:30 | ・講演・セミナー・シンポ
◎東宮・東宮妃に同形同大・左右対称の空間を準備。
 東宮妃の公的な存在としての立場を反映。
★想定生活像→⑴家具配置 御寝室は、東宮側はベッド1台、東宮妃側はベッド2台。
→◎東宮が東宮妃側に「通う」ことを想定。
(2)天井仕上げ→『東宮御所御造営誌』の記事からみる。
「室の配置は、専ら御慣例に鑑み各室の設備連絡を計られたり」
→東宮妃側に親密で家庭的な役割を想定。
◎左右対称の洋風の平面ながら、実際には近世以来の生活形態を踏襲。 
東宮妃側のみ空間にメダイヨン含め「つがい」のモチーフ繰り返す・・

★東海大学 小沢朝江先生の講座 2010. 11. 20
「赤坂離宮迎賓館・東宮の住まいの意匠と平面」レジュメよりメモ。

☆アート・スタディーズ

2010-09-14 00:15:19 | ・講演・セミナー・シンポ
第17回アート・スタディーズ(@INAX GINZA゛8階セミナールーム)に参加しました。美術と建築の勉強会です。仕事が遅番でしたので、1時間近く遅刻してしまいました。スミマセンでした。でも、それでも参加したかったのです。テーマは1970年代批評の亀裂をめぐって。今回の美術トークに関しては完敗、スライドに出た作品をほとんど私は知らなかったです。しかし、新たに人物名などチェックでき、またひとつ勉強になりました。後で調べます。建築サイドは建築評論家神代雄一郎(1922-2000)について、建築史家倉方俊輔先生のレクチャーでした。毎度同じこと言ってますが、わたくし、建築系のお話を伺うの好き、大好き。楽しいですから。1970年代半ばに起こった巨大建築論争のお話、興味深い内容で「へぇー」の連続でした。 近現代などの建築家については建築講座でよく取り上げられますが、同時代の建築評論家をターゲットにしたのはめずらしいと思います。面白いと思いました。もっと知りたいです。「神代さんは目が鋭い、慧眼だなって思う。」倉方先生がそう話されたことが印象に残りました。それって、大事ですもの。目が勝負ですもの。 どうもありがとうございました。

写真で遊ぶ♪

2010-09-11 23:59:26 | ・講演・セミナー・シンポ
ミュゼ浜口陽三 ヤマサ、って、お醤油屋さんのコレクションだったのですね。こちらはとても落ち着いた空間でした。今日は写真史家の金子隆一さんの講演と、その後の茶話会に参加しました。テーマは『植田正治の世界』です。金子さんは植田さんご本人と交流もあったそうです。「写真そのもので遊ぶ !」それが植田さんの写真、何よりご本人が楽しんでいらっしゃる、そんな感じです。そういうの、私も好きです。展示されていた「風船を持った自画像」1948頃、ユーモラス、可笑しくて、なんだか江頭2:・・に見えたことはナイショです。きっと乾杯したワインのせいよね・・。お顔赤いかしら、ゴキゲンよん。「綴り方・私の家族」シリーズ、写真の中の女の子、カコちゃん、植田さんの娘さんの和子さんも会場にいらしてました。60年の歳月です。お母さん似でいらっしゃいますね。どうぞこれからもお元気でいらしてください。楽しいひとときでした。どうもありがとうございました。

ヨコハマ洋館探偵団

2010-09-07 23:37:55 | ・講演・セミナー・シンポ
          キターッ ! !  ★ヨコハマ洋館探偵団  
ラインナップがスバラシイ~ プロ中のプロ、今をときめく講師の先生方、
とにかくこの講座は人気が高いので、ご興味のある方は早めにお問い合わせ下さいね。
お世話して下さる方も皆さん熱心、受講者も学習意欲が高いです。

★ブラタモリの横浜の回にご登場でした嶋田昌子さんが、20年以上前、探偵団の発起人です。

★ブラタモリ 秋からの第2シリーズも うふっ、見逃せないですね、めちゃ楽しみ~ 。

やっぱ建築系・・・。

2010-09-04 23:16:08 | ・講演・セミナー・シンポ
先週は早大建築学科のシンポに紛れ込んだのですが(充実した時間ですごく楽しかった。)、今日はムサビ、日月会というのは武蔵野美術大学建築学科のOB会だそうです。そちら主催の建築史家の長谷川堯さんの講演会に参加しました。ああ楽しかったなぁ。建築系のお話伺うの好き。大好き。

バロック★バロック

2010-08-15 01:15:46 | ・講演・セミナー・シンポ
★イタリア・バロック建築への招待 講師:金山弘昌(慶應義塾大学文学部)の講演会に参加しました。国立西洋美術館で開催中のカポディモンテ美術館展にあわせての内容で、バロック美術を理解する上で建築は外せない、それは絵画が置かれていた空間。総合芸術空間として捉える必要があるとのこと。オーダー(コリントが捻れたソロモン式 !)やドラム、ドーム(クーポラ)、ランタン(頂塔)など、西洋建築史の基礎用語から始まってバシリカ式(長堂式・長軸式)、集中式(小規模)の聖堂(=教会堂)の平面図、ローマやナポリ(その土地固有の性格あり)のバロック建築の建物のファサードや美しいドームの見上げのスライドを数多く見せて下さり、とても興味深くて楽しい時間でした。

以下メモより。→ ルネサンス様式は静的な「調和」を求めたのに対し、バロックは動的で「多様的な美」を追求。その背景理由は反宗教的改革期のカトリック教会の要請に基づき、観る者の心理に強く訴えかける説得力を求めたから。より目に強く、より心に強く働きかける、刺激の強いもの。バロック様式の源流はひとつに16世紀ローマ建築(ブラマンテ、ミケランジェロなど)、もうひとつは古代ローマ建築にある。特徴としてはコントラスト、陰影(イタリアの陽ざしの強さがもたらす)、リズム感の強調、遠近法、光の活用、絵画と彫刻と建築の一体化。視覚的効果(トロンプルイユなども)をねらったダイナミックな造形や空間が工夫される。

ローマのバロック建築の三人の巨匠ジャン・ロレッツォ・ベルニーニとフランチェスコ・ボッロミーニ、そしてピエトロ・ダ・コルトーナ、それぞれ個人の性格から建築作品の特徴に至るまで、多数例をあげて下さり、充実した奥深い内容で勉強になりました。ローマ&ナポリを少し旅した気分になりました。どうもありがとうございました。ああ、イタリア行きたいなぁ。

本日はえどカル♪

2010-02-06 00:17:39 | ・講演・セミナー・シンポ
今日は江戸東京博物館での新春講座を受講します。えどはくカルチャーの米山勇先生の建築講座は、親しみやすく毎回人気が高い講座です。今回もやっぱりと、予想していたのですが、定員は130名で、私はNO.178 友人はそれよりもっと遅い番号らしく、本来なら当然ながら定員オーバーであふれて落選となるところを、御厚意により、会議室で午前と午後、同じ講義を2回転やってくださるそうです。先生はダブルヘッダーでほんと大変ですよね。お心遣いが身に沁みます。うれしいです。どうもありがとうございます。しっかりと学びます。友人とはクラスが午前と午後に別れてしまい、講義はいっしょに受けられないのですが、ひさしぶりに3人でお昼のランチをしようということになっています。いろいろ情報交換をしながらのひとときがすごく楽しみです。会場内で「昨夜のテレビ、美の壺ご覧になりましたか?」「もちろん観ましたよー。」こういう会話が、あちらこちら飛び交うことだろうと思います。そして、「美の壺拝見しましたよ。」と、米山先生にお声をかける方もいらっしゃることでしょう。それはとても自然ですごくほほえましい光景です。いつもながらのこのような温かい雰囲気が私は好きなのです。だから、米山先生の講座はなるべく休まずに受けたくなるのです。これが正直な気持ちです。

★興味ある写真のシンポジウム

2010-01-31 23:39:39 | ・講演・セミナー・シンポ
早稲田大学早稲田キャンパス、本日は8号館での↑シンポジウムでした。ほんとに行ってよかった。★つくば写真美術館再考 美術品(アート)としての写真を問い直す 企画運営は大学院生さんたち。 貴重なお話をたくさんうかがえました。実に楽しかった。収穫がすごく大きかったです。写真家リストや年表など資料がこれまたうれしい。写真にかかわる第一線のパネリストの方たち、お仲間のお話、ほほえましかった。ますます写真を取り巻く世界に興味が出てきました。もっと知りたい、学びたい。充実感でいっぱいです。どうもありがとうございました。

★新春えどカル~迎賓館国宝答申記念~

2009-12-06 13:23:07 | ・講演・セミナー・シンポ
おめでとうーくまさん★東熊さん↑↓ウレシイ 即反応 すぐやります ! 
クリック ★2010新春えどはくカルチャー ■建築
 ◇江戸東京の町とたてもの〈特別編〉~迎賓館国宝答申記念~
 保存版!東京の国宝・重要文化財建造物全ガイド

 講師・米山 勇 (助教授)

日時 ①2月 6日(土) 寺社・学校 ②3月 6日(土)住宅・オフィス・文化施設・産業遺産
全 2 回 14:00 ~ 15:30

※1回ごとのお申し込みも可能です。
会 場 江戸東京博物館  1階会議室
 重文はたくさんあるよね・・ 確かにこれは保存版です。

◎えどカル 充実資料の建築講座

2009-11-22 14:41:41 | ・講演・セミナー・シンポ
★タカラ・ビューティリオン 1970 黒川紀章  
       expo'70 こちらはテクノポップのカプセル。
        感覚的デザイナー 空間で人を楽しませる持ち味の黒川さん。
       ★えどはくカルチャー 日本建築家列伝シリーズ 黒川紀章 2008.3.2 より ↑
 
       講師の米山勇先生のお値打ちプリント資料はイメージが伝わりやすいです。
       画像いっぱい載ってる、内容が豊富で大きめA3サイズ ページにして10枚もあります。
       メモする(必死なため解読不明文字あり)余白もちゃんとあります。

       毎回人気なのですが、秋講座はまだ受付しています。
       建築講座だけはセット申し込みでなくても一回ごとでも可能なご配慮に感謝です。
       ★12月19日(土) えどはくカルチャー 建築講座 @江戸東京博物館会議室
       ★江戸東京の町とたてもの2 「建築家」がやってきた ただいま申込受け付け中♪ ← クリック
     
       次回の新春カルチャー建築講座がまた楽しみです!! 注目です。
       米山先生~ いつも充実した内容の講座をありがとうございます。
       私はまことに出来の悪い受講者ですが、やっぱり好きなので
       今後もどうぞご指導をよろしくお願いします。
       (また堂々と有給を使うもんねー )

ほろ酔ひ★ポスター

2009-09-20 00:19:55 | ・講演・セミナー・シンポ
★えどはくカルチャー2009秋 ポスター
      (拡大は上の日付をクリックして下さい)

◎リーフレットもほぼ同じデザイン。
蠱惑的なまなざしの昭和初期モダンガールが目印です。
講座内容にもトキメキます。ぜひ手に入れましょう。→申し込みラクチンハガキついてる
 
過去のリーフの中でもダントツのインパクトじゃないかしら。
コレ、とっても気に入りました。三日月もイイ感じ。

毎年恒例の◎たてもの園セミナーについては  こちら  

劇空間

2009-07-18 00:13:04 | ・講演・セミナー・シンポ
青春の青テントですって。外部背後にそびえるはシャトルのようなNECタワー。座長さん中野敦之さん1981生まれ、演劇評論家が現在もっとも注目している若手演劇人ですって。お芝居は本人の印象と同じくテンポとメリハリの効いた演出のように思えました。シンポでは唐十郎さん(オシャレ! キャスケット&バッグ)自らご登場で1967年新宿花園神社に紅テントを建てて芝居をやってたころのお話からいろいろ聞かせてくださった。土のあるところに魅かれ、テントを建てるところの地べたに隠れてこっそりほおずりしてみたり。江の島や少年時代に不忍池に潜って遊んだ体験などから劇中の水や水槽にもこだわりがある。小説が何十行書いても追っつかない、文字にするとおもしろくない、そんな芝居の瞬間、劇空間があるのだとおっしゃっていました。トークも楽しかったです。ほんとは、もっと理想の劇場という空間についてのテーマにもっと突っ込んだ内容がほしかった、パネリストの方のお話も伺いたかったのですが、テント内は何せ蒸し暑くて皆さん限界か、ちょっとそこまでたどり着かなかったのが残念でした。演劇と空間、建築のことに思いめぐらしている今日この頃なので・・。