オバマ大統領の広島訪問

原爆を落としたアメリカの現職の大統領は今まで、広島、長崎の被爆地を訪れたことはなかった。

先日のオバマ大統領の広島の被爆地の訪問はとても意義あることである。

世界中に大きな影響を与えたことは間違いない。


演説の内容やあり方について、マスコミは、さまざまな視点から、報道している。


色々な意見はあると思うけれど、今回のできごとは、日本人自身に、風化しつつある戦争の記憶、唯一の被爆国であるという自覚を意識させるものであったことは間違いない。

真面目に平和を語り、核廃絶を訴えている人々を、重いととらえたり、さめた目で見ることがないようにしたいものだ。きっと今回のことで、やりやすくなるのではなかろうか。

私が広島時代に開いていたお絵かき教室に来てくれていた子供たちのひとりが、いま、高校で、広島の被爆者とともに、体験からもたらされた平和のメッセージを世界に向けて伝える活動をしている。多くの人と地道に勉強しながら、これからも、活動を続けていくようだ。

幼いころから成長を見守ってきた私は、強い意志をもってがんばっていることが、とても嬉しい、そして、誇りに思っている。