先日三島市にいる息子のところに行った時、富士サファリパークに連れて行ってくれました。敷地内には猫の館があり、性格の穏やかな猫がたくさんいて、触ったり、遊んだりできました。
私が触っている猫は、私が横に行った時に、かなり興奮していました。小学生の男の子が、猫との付き合い方を知らず、威嚇したり、棒で触ったりして猫の嫌がることを平気でしていたからです。
猫は、温厚な猫なのに、さすがにもう怒っていて、人間不信になりかけて、少し触っただけで嫌がりました。私は、家に凶暴な飼い猫がおりますので、猫の嫌がることをしつこくするとどうなるかをよく知っております。このあとゆっくり触って、
大丈夫、もう、ちょっかい出さないように注意するからね
と言いながら、猫をなだめました。
猫カフェのような温厚な猫ばかりいるところでは、そういうことも十分わからずに、触ろうとする子供がいます。猫はすでにかなり怒っているのに、平気でちょっかいを出し続けるのです。おとなしい猫だからこのくらいは大丈夫だろうと勝手に思っているようでした。
もし人に同じことをしたらどうなるでしょう?温厚だから、怒らないから何をやってもいい。それは弱いものいじめです。自分がしつこく嫌がることをされたらどうなのでしょう?
そういうことを考えて欲しいと思いました。一緒にいるお父さんは何も言わずに平気でいるのです。それで、私は黙っていられずに
猫ちゃんが嫌がっているからやめてあげてね。自分も嫌がることをされたら嫌でしょ?
と注意しました。
猫と仲良くする方法を、大人はゆっくり子供に教えるべきだと思います。そして、それは人と仲良くする方法と同じではないかと思います。