「恋におぼれて」

信じ切っていた恋人に裏切られた、カメラマン件コラージュ・アーティストのマギー
（メグ・ライアン）。彼女は偶然天文学者のサム（マシュー・ブロデリック）と出会う。
彼もまた恋人のリンダ（ケリー・プレストン）にふられ、彼女を追ってきていたのだ。
そんな２人は互いの恋人が現在同棲中という事実を知る。マギーたちは、彼らの仲を
裂くため一致協力するが・・・。



メグ・ライアン主演のこの映画、全く知らなかったんですよね(^_^;)
で、観てみたわけですが～、なんだかねぇ～・・というものでしたわ(^^ゞ
彼女演じるリンダは恋人にふられ、その元恋人は新しい彼女と一緒に
今住んでいる。そしてその新しい彼女というのが、天文学者のサムの
これまた元彼女。というわけで、二人一致協力して二人の仲を裂くために、
いろいろ策を練るわけです。

その仲を裂くために二人が実行する内容が、ちょっとなぁ・・だったんですよね。
そこまでやる？って感じだったんです。一応ラブコメ風だったので、
もっとコメディ色が強かったら、笑って済まされるようなものだったのかも
しれませんが、わりとシリアスなんですよね。笑って済まされないっていうか。
この設定からして、なんかノレないものでした。
そんなわけで、楽しいラブコメを期待してたんですが、今ひとつ
楽しくなかったです(^_^;)

作り方の問題だったのかな～。ブラックな味付けといえばそうなんだけど・・。
一旦ノッてしまえば、笑えたのかも、とは思います。
でも、メグ・ライアンファンには外せないのかも。濃いお化粧、ヒョウ柄の服、
バイクに乗る等々、なかなか見れないような彼女を見ることが出来ましたので。

でも、相手役のマシュー・ブロデリックが今ひとつ魅力的に見えなかったなぁ。
彼が引用したところで良かったなぁと思ったのは“名犬ラッシー”の、
あるシーン。そこはなかなか良かったです。
懐かしいなぁって思い出せたので＾＾

いろいろやる二人の“イタズラ”（？ストーカー行為＆犯罪？？(^_^;)）が、
よく考えられてはいましたし、サムとマギーが二人で並んで、ソファーに
座って“映像”を観るシーンなど、映像的にいいな、と思えるものはありました。
いわゆるストーカー行為も、こんな風に映像化するとネガティブなイメージが
消えるのかも・・とは思いました。が、私はやっぱり覗かれてた二人が
可哀想でねぇ～・・。
相手の男をもっと悪い奴にしてくれてたら、笑って許せたかもしれないですけど。

マギーがおばあちゃんに会うところ、おばあちゃんのキャラとかは
好きだったです。でも、その後のラストにかけてが、しぼんでいく感じで
今ひとつ。全体的に、なんとなくしまりがなくて、せっかくのメグ・ライアンの
映画だったのに、ちょっと残念だったかな。
個人的お気に入り度2/5

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