心の栄養♪映画と英語のジョーク

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「ナチュラル・ボーン・キラーズ」

2009-07-29 | 映画「な」行
ミッキー(ウディ・ハレルソン)とマロリー(ジュリエット・ルイス)は、出逢ってから
逮捕されるまでの3週間、マロリーの両親を含め52人を殺害し、世界中に名が広められ、
英雄的な人気を呼んだ殺人者のカップル。人気テレビ番組のキャスター、ウェイン・ゲール
(ロバート・ダウニー・Jr)は逮捕されてなお人気の衰えない二人に刑務所内で全米生放送の
独占インタビューをしたいと、刑務所長(トミー・リー・ジョーンズ)に話をもちかけ、ついに
ミッキーへのインタビューが行われうる事になるのだが・・。



社会風刺がこの映画には入っていたんでしょうね~。
でも、その部分がほとんど私には感じられず、スピードとリズムに溢れる
狂気の世界を見てる・・という感じでした。
映像はいろいろ凝ってはいましたが、あまり私は好きになれなかったです。
特に前半、映像がうるさい・・と感じてしまったかなぁ。狙い過ぎな感じ?
でも、退屈はせず、この狂気とサイコ?な世界を最後まで
見させていただきました。

ぴたっとこの役にはまってた二人の主演。
ハレルソンも上手かったけど、ジュリエット・ルイスは、まさしく
狂気を孕んだ殺人鬼ってこんな感じじゃないかなぁって思ったし、
イッちゃってる演技は巧かったです。

後は脇が良かった!ロバート・ダウニー・Jr.は、いかにもいやらしい
マスコミの代表として、そしてトミー・リー・ジョーンズは、かなり
クレイジーな刑務所長。
この二人は、殺人鬼二人よりも、イカレてたかもしれません。

そのロバート・ダウニー・Jr.演じるマスコミの象徴ともいえる人物を
一番皮肉ってるようにも思えましたし、刑務所も所詮こんなもん・・と
いうところも見え隠れしたんですが、いかんせん訴えたいものが私には
突き刺さってきませんでしたわ。

とにかく退屈はしない・・という映画で。映像がどんどん流れていくだけ
という感じでもありました。特典映像で初めて知ったんですが、
“あれ”がガーディアン(守護天使)だったなんて、見てる時は
気づきもしなかったですしねぇ(^_^;)

主人は結構気に入って見てましたが、私はそれなりに面白くは見たけど、
あまり好きなタイプの映画ではなかったかな(^_^;)

個人的お気に入り度2.5/5

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2 コメント

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Unknown (ONE OF THE BROKEN)
2009-07-30 21:52:36
当事は最先端の作品で
タランティーノは時代の寵児でしたが
今やただのオッサンになってしまいました(笑)

エンターテイメント作品としては楽しく観ましたが
悪人が好き勝手やって、最後に罰を受けないっていうのは
個人的にはやっぱり好きにはなれないですね。
返信する
ONE OF THE BROKENさんへ♪ (メル)
2009-07-31 07:39:08
こんにちは☆^^

そうか、当時は最先端の映画だったんですね。
考えて作ったんだぞ~という雰囲気と意気込みがひしひしと伝わって来ましたわ^^
オリバー・ストーン監督だけど、原案はタランティーノなんですねぇ。
いっそのことタランティーノが撮ってしまえば良かったか?!なんて思っちゃった(^^ゞ

そうそう、私もエンタメ作品としては楽しく見たし、退屈しないで見ることは出来たんですが、内容はちょっとねぇ~・・というところがありました。
主演の二人の極悪さ?には閉口しましたが、脇の人たちのデフォルメされて強調された”悪”は、なかなか良かったな、とは思いました。
でも、やっぱり個人的には好きになれないタイプの映画でしたわ(^_^;)
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