洋服屋さんごっこ

ココだけの話、
私はヒトに服やバッグなどを買わせるのが大好き。

自分も含めてですが、
大体ものを買うときにあまり冒険はしないもの。
どこか無難な色、形になりがちです。

でも見てると、
「いや絶対こっちの色の方が似合うのに！」
「なぜこれを買わない！？」
と思うことしばしば。

ちょっと明るめ、派手、変わったデザインのように思えるけれど、
身につけたら全然そんなことないのに、

って思った時に私は激しく推す。推しまくります。
時にお店の人以上にしゃべりまくります。

「でも本当はベージュを探してたんだよね」
「いや絶対この白がオシャレなんだって！顔が明るくなるでしょ？私もこの春こういう色さがしてたもん」

「でも値段がね～」
「何言ってんの。飲み会何回か行かなきゃすぐでしょこんな金額！」

「麻はシワが出来るからね…」
「お客様。麻はシワが出るのが味ですよ？」

「ベルトもセットで買うとなると高いよね」
「ベルトなんて同じようなの安く売ってるからそれで全然平気！でもお召し物はね、値段が出ますから…」

「お財布も持って鏡で自分の姿見てみて！似合ってるでしょ？」

「○○さんくらい背がないとこれはなかなか着こなせないよ？」

「そんな派手な色？私だったらこっちね…（とあわーいピンクのシャツ）」
「ええ？？あなたみたいなパッとした顔の方はこんなぼんやりした色着ちゃだめよもったいない」

まー出て来る出て来る。
味方だと思っていた私からの突然の攻撃にたいていの人はびっくりして、ウケます。

私は単純にいいと思うから薦めたいのと、
その時に店員さんになりきる「ごっこ」が楽しくてしょうがないのです。
普段の自分はそんなにすらすら言葉が出て来るばっかりではないのですが、
「ごっこ」だとなんぼでも出て来るから不思議。
声色から変えるのがポイントで、
エレベーターガールの案内のマネ、（最近いないけど）
選挙カーのマネも好き。


で
も
！

自分が本当に洋服を売っていたら出来ないと思います。
売り上げもノルマも関係ないから出て来るんでしょうねー。

あと、
人は、すこーし背中を押して欲しいんだろう、とも思います。

昨日はすごくおススメしたのに、友だちにお買い上げいただけなかったので、残念だった記念でネタにしました。
あの服絶対似合うと思ったのになー。
無理矢理着せればよかった（鬼）。