NOCTURNAL BLOODLUST presents 全国ONE MAN TOUR "DEIMOS" -TOUR FINAL-  2017.4.1 新木場STUDIO COAST

2017-04-02 23:37:58 | 音楽
NOCTURNAL BLOODLUST 。

読めない、とか言ってたのいつだろう?
そう思って記事を探したらコレ
一年前は読めてないじゃん!
最初はわからないから勝手に自分読みしてました。
そうそう最初はブラッドダストだと思ってて、
「血のゴミ」?
改めまして、ノクターナルブラッドラストです(ご挨拶)。

そもそも紹介してくれたのは美容師さん。
同じ美容室に通っていた友だちに、
「メタルが好きならこれはどう?」と教えてくれた→私に情報が回ってきた。
その流れで聴いて、初めはなんとも思わなかったのに2度目に見たPVでいいなと思いました。

その流れと全く同じにもう一人高校時代の友だちがハマり、
今や彼女が一番のファン。

その彼女、教えてくれた友だち、私の3人で行きました。

3人でライブ行くなんて高校卒業して、いつ以来?
またこんなことがあるなんてねー。

新木場のCOASTは初めてです。
辺り何もないのでさっむい。

いざー。



ノクブラって、ファン層が独特で、
サークルモッシュとかで暴れたい「キッズ」と、
ヘドバンで暴れたい「バンギャ」さんと、
二通りいるようで、会場がこんな構図でした。ぐるぐるしたい人やもみくちゃになってもいい人はフリーエリアへ入れと。
私たちは階段上にて観戦。人の身長以上高くなっているので、
とっても見やすい。

んで結論から言うとすごいライブだったんです。

人は簡単に「すごい」って言うけど、私も言うけど、
本当に「凄み」を見せつけられた、素晴らしいライブでした。

だってあんな激しい曲をほぼノンストップで何曲もやって、
みんな!休憩タイムとかなくて大丈夫なの???
と思った途端にVo.尋さんがソデに消えたので、
「ほっ、よかった、やっとお休みが」
他のメンバーも次々と消えてゆく。
と、ここでNatsuさんドラムソロですよ。
ああシンバルの音が美しい…(そこ)。
でもそうこうするうちに他の楽器隊が戻って来て、

Masaのベースが鳴り、
Daichiのギターが重なり、
Cazquiのギターがさらに重なり、

音を奏でる

ってこういうことなんだな…ってしみじみ思わされる本当にきれいな時間でした。

と、ともに「な、Natsuは休まなくていいの?????」
とずっと思ってたし、
白状すると開演前に水を飲み過ぎてまだまだ前半であろうこのドラムソロの辺りからトイレに行きたくなりました。

なんですが。

この後もなんちゅう体力なんだみんな…と思わされる演奏が続き、
感動は生理現象を超えるんだな。

どの人も一切手を抜かず素晴らしいと思ったものですが特に、
Cazquiはやっぱりすごかった。
ギタリストって、見た目派手な技、例えば速弾きだったりとかね、変則的な色んな奏法とか、
そういうものに「おおー!」ってなりがちだし目が行きがちだと思うのですが、
Cazquiを昨日見てて思ったのは、本当の素晴らしさって言うのはきっと、
そういうすぐ見てわかるんじゃないとこにあるんだろうな…。

あと、
一流の人って所作が美しいと思うのですが、例えば、一流の料理人の包丁さばきが無駄のない綺麗な動きである、というようにね、
Cazquiもステージ上の動きがよくって、
ギターを弾いているのはもちろん、
フロアをあおるような仕草とか合間合間に音を表現するかのように動かす腕なんかが見事で、
存在がすべて音、って感じだった。

「なんかこの人音楽に選ばれてるんだな」

って思いました。



途中何度も、
「この人たちって死に物狂いで音楽やってるんだろうなぁ…」って感じたライブでした。
激しいから、って意味じゃなく、真剣に突き詰めて、って意味で。
おかげで色んなことを考えてしまった。

こんなに書いてるのになんだよ!って思うかもだけど、
デスボイスやシャウトかつ英語の歌詞が多いから、
正直、良くわかってないです私なんて。
だのにこんな風に勝手に感じてしまうんだからなぁ。
揺さぶられるってこういうことを言うのかもしれない。

会場限定の音源が出てました。



壮大。

夏のワンマンツアー行きたい。
久しぶりの友だちにも会えたし。
いいエイプリルフールの夜でした。

右上の写真が特に素敵。

ベースのMasaさん今日がお誕生日。
おめでとうございます。