1928年。
冒頭、ブルー系色彩、ロスの町の俯瞰からパンダウン。
木々を抜けてカメラが下へゆっくり。
ああイーストウッドらしいなと。
音楽もトランペット、ミュート付き?ECM系?とも感じる。
この街のブルー系映像が、そのままラストでは固定で撮られる。
音楽、監督だそう。
ECMは使ってないなとラストで思った。
良い意味でイーストウッド色は薄まっている娯楽でもある映画で
「ベンジャミン」同様長いが面白かった。
アンジーは苦手な女優なのに、よかったのは監督の腕?
お話が実話でミステリーという点も良かった理由だ。
ネタばれにもなりそうなので、あまり詳しく書かないが
子を突然失うは、日本の北朝鮮拉致を思う。
これは米定番サイコが登場だが、日本のあの拉致と同じ時期、
転勤で新潟にいて海を一人で歩いたりしたので余計に記憶にある。
ここでの、いきなりいなくなる!という母の心は
私も母なので、よくわかるが・・
難が2つ。
まず、あの少年はどうして嘘をついたのか?
警察に必至に頼まれたのか?
引き取りにきた少年の母もグルなのか?
グルでないとしたら、なぜ探さなかったのか?
その辺りが、実話にしては、でないので不満。
皆がグルだとしたら、警察も当然だが、あの母も罪では?
お金が動いているなら、息子である少年まで使い
相当悪い母だし、警察もなぜ、そこまで?が疑問。
監督、調べられなかったのかな?
もう1つはアンジー。
精神病院での様子は「17歳のカルテ」を思い出す。
演技はうまくなったと多少思うが、ややオーバーアクト気味。
さらにメイク濃過ぎ。
息子がいないのに、病院意外では、常に真赤なリップと
アイメイクの濃いこと!笑ってしまうほど。
気が落ちお化粧する気も出ないと思う。
病院ですら、アイメイク(とくにアイシャドー)がしっかり(^_^)
半分はノーメイクで挑んでほしかった。
監督は注意しなかった・・アンジーはいつも濃いからか・・
演技も、心から辛いと時期を過ぎると涙すら出ないと思うが
常にぽろぽろ涙で、ナンダカナ~。
熱演ではあったが、まだ抑え演技までは、できない感じ。
服も母子家庭にしては、おしゃれで、帽子までしっかり。
女性の弱さも1つのテーマだと思うが、
母子家庭にしては家も大きいし、貧乏ではないはあった。
彼女、手足が異常に細いといつも思う。生で見るとガリガリでしょう。
その体型は役に合っていたからこそメイク工夫をと感じた。
電話交換手という職で初めて知ったローラースケートでの移動。
あれは米らしい発想で、びっくり。
実際、効率はいいよね。
以前、ドリスデイ主演のDVDで、電話が混線してる、困る!文句を言う
を見たが、こういう交換手が存在していたのだと思った。
ラストの処刑シーンを時間をとり撮っているのは
監督が死刑反対か逆か?どちらかで、それを見せたかったのだろう。
警察も20人も行方不明でも犯人探ししてないようで、
何なのだろう?と。いい加減すぎ。
当時、それほどロス市警はひどかったのか・・
病院に関して。
15年以上前のある日本の投稿で
「精神閉鎖病棟を見たが、生きててこれほどひどい仕打ちの
場所はないと思った。刑務所よりも~」
ここでは1930年頃の米。
警察とつるんでいる悪質病院だ。
事情があり閉鎖病棟へ何回も通った経験からすれば
今は多少はよくなっているだろうが、日本の閉鎖病棟は
まだまだで、先進国の中では一番遅れた状態だと思う。
仏ドキュメントで、精神開放病棟の映画もあった。
立地の地域が限定されるだろうが。
アンジーがそれほどおかしくならずに出てこられたのは
当時はまだ、治療が電気ショックしかなかったからだ。
薬も強いものはでていない。だから廃人にならずに出られた。
これは大きなことだ。
もし戦後、40年代以降なら、抗精神病薬(メジャー)が
どんどん開発され、興奮状態なら、すぐに注射で
数日寝た切り、下手をすれば死もあったと思う。
強い薬が出たのは確か30年末から40年代。
この時代は電気と弱めしかないので、薬大量投与でおかしくなるはない。
だから、買春していたらしい女性たちも普通に戻れたのだ。
それは救われる。
「希望」という言葉で終わる母。
今でも米では、幼児誘拐で行方不明が多発しているだろうと思う
ロスの街並みが再び映るラストだった。
冒頭、ブルー系色彩、ロスの町の俯瞰からパンダウン。
木々を抜けてカメラが下へゆっくり。
ああイーストウッドらしいなと。
音楽もトランペット、ミュート付き?ECM系?とも感じる。
この街のブルー系映像が、そのままラストでは固定で撮られる。
音楽、監督だそう。
ECMは使ってないなとラストで思った。
良い意味でイーストウッド色は薄まっている娯楽でもある映画で
「ベンジャミン」同様長いが面白かった。
アンジーは苦手な女優なのに、よかったのは監督の腕?
お話が実話でミステリーという点も良かった理由だ。
ネタばれにもなりそうなので、あまり詳しく書かないが
子を突然失うは、日本の北朝鮮拉致を思う。
これは米定番サイコが登場だが、日本のあの拉致と同じ時期、
転勤で新潟にいて海を一人で歩いたりしたので余計に記憶にある。
ここでの、いきなりいなくなる!という母の心は
私も母なので、よくわかるが・・
難が2つ。
まず、あの少年はどうして嘘をついたのか?
警察に必至に頼まれたのか?
引き取りにきた少年の母もグルなのか?
グルでないとしたら、なぜ探さなかったのか?
その辺りが、実話にしては、でないので不満。
皆がグルだとしたら、警察も当然だが、あの母も罪では?
お金が動いているなら、息子である少年まで使い
相当悪い母だし、警察もなぜ、そこまで?が疑問。
監督、調べられなかったのかな?
もう1つはアンジー。
精神病院での様子は「17歳のカルテ」を思い出す。
演技はうまくなったと多少思うが、ややオーバーアクト気味。
さらにメイク濃過ぎ。
息子がいないのに、病院意外では、常に真赤なリップと
アイメイクの濃いこと!笑ってしまうほど。
気が落ちお化粧する気も出ないと思う。
病院ですら、アイメイク(とくにアイシャドー)がしっかり(^_^)
半分はノーメイクで挑んでほしかった。
監督は注意しなかった・・アンジーはいつも濃いからか・・
演技も、心から辛いと時期を過ぎると涙すら出ないと思うが
常にぽろぽろ涙で、ナンダカナ~。
熱演ではあったが、まだ抑え演技までは、できない感じ。
服も母子家庭にしては、おしゃれで、帽子までしっかり。
女性の弱さも1つのテーマだと思うが、
母子家庭にしては家も大きいし、貧乏ではないはあった。
彼女、手足が異常に細いといつも思う。生で見るとガリガリでしょう。
その体型は役に合っていたからこそメイク工夫をと感じた。
電話交換手という職で初めて知ったローラースケートでの移動。
あれは米らしい発想で、びっくり。
実際、効率はいいよね。
以前、ドリスデイ主演のDVDで、電話が混線してる、困る!文句を言う
を見たが、こういう交換手が存在していたのだと思った。
ラストの処刑シーンを時間をとり撮っているのは
監督が死刑反対か逆か?どちらかで、それを見せたかったのだろう。
警察も20人も行方不明でも犯人探ししてないようで、
何なのだろう?と。いい加減すぎ。
当時、それほどロス市警はひどかったのか・・
病院に関して。
15年以上前のある日本の投稿で
「精神閉鎖病棟を見たが、生きててこれほどひどい仕打ちの
場所はないと思った。刑務所よりも~」
ここでは1930年頃の米。
警察とつるんでいる悪質病院だ。
事情があり閉鎖病棟へ何回も通った経験からすれば
今は多少はよくなっているだろうが、日本の閉鎖病棟は
まだまだで、先進国の中では一番遅れた状態だと思う。
仏ドキュメントで、精神開放病棟の映画もあった。
立地の地域が限定されるだろうが。
アンジーがそれほどおかしくならずに出てこられたのは
当時はまだ、治療が電気ショックしかなかったからだ。
薬も強いものはでていない。だから廃人にならずに出られた。
これは大きなことだ。
もし戦後、40年代以降なら、抗精神病薬(メジャー)が
どんどん開発され、興奮状態なら、すぐに注射で
数日寝た切り、下手をすれば死もあったと思う。
強い薬が出たのは確か30年末から40年代。
この時代は電気と弱めしかないので、薬大量投与でおかしくなるはない。
だから、買春していたらしい女性たちも普通に戻れたのだ。
それは救われる。
「希望」という言葉で終わる母。
今でも米では、幼児誘拐で行方不明が多発しているだろうと思う
ロスの街並みが再び映るラストだった。