銀の人魚の海

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25年目の弦楽四十奏~R15指定は何で?

2013-08-01 | 2013年新作映画鑑賞
一ヶ月半以上、映画館ではみてなくて、これ、何と無く

クラシック、ベートーヴェンだし、

他に見たいのは「ペーパーボーイ」くらい、余りないので行ったが、

まず、初めに何でこれがR15指定?

帰りに見間違い?とポスターをじっと見てしまう。

まさかベッドシーンだけで??全くわからない。それが初めの感想。

クラシック好きにはまあいいかもしれないが、普通以下のでき。

お話をCウォーケンだけに絞ればずっと良かった。

彼がパーキンソン病になり、妻、四人との思い出にすれば、

もっと品がある話しになったと思うが、夫婦の痴話げんかなどは、

ちょっとやり過ぎで、脱線している。

現実にクラシック音楽家こんな人は多いだろうが、

一瞬、コメディなの?アンバランスだった。

とくにシーモアとキャスリン夫婦、夫婦ケンカなのに、

病気のウォーケンまで巻き込み、あまりに幼いので唖然。

まあ、夫婦でずっと一緒にコンサート、って私なら絶対しないから

違う人種だが。

仕事も私生活も一緒、長年の不満がない方がおかしい。

だったら、どちらかが、カルテットをやめればいいのに。^o^

クラシックでこういう夫婦一緒には、多いの?

知人でピアノとビオラ演奏家はいるが、別々の活動。

この映画のように、各地でコンサート、長い間一緒過ぎだからこそ

変化、刺激がほしくての浮気、けんかなのだろう。


浮気、たった一回であれほどキレル妻も何だかな~

娘にもいろいろ言うし、妻、母の気持ちがわからない。

ランニングしてたあの女がフラメンコって、気が付かず、

あれはバイトでもしてるのか?

というように、この夫婦と娘のエピソードをいれすぎでくどい。

娘も何故いきなり彼にキスし、彼もかなり年上で

カルテット仲間の一人娘と知っていて急に好きになるの?

そしてすぐ別れるのも何で?

娘はただの、あそびだったの?

彼はセリフでは別れないと言ったのに、娘に言われてすぐ諦めてしまう。

さらに、彼が、家で弓を作成っていうのも、あるの?

バイオリニストの話では、「愛を弾く女」は大好きだが、

プロは専門家に作ってもらうのでは?

自分で作成もあるのかーと思う。

ラスト、ウォーケンは妻を思い出しながら、

オペラ歌手だった?妻がコーンゴルドのマリエッタの歌、だかを歌う夢を見るのか。

これ、シュミットの「ラ・パロマ」でも歌われたと思う。

コーンゴルド、ウィーン退廃派?

それをラスト夢見るのは死への影、自殺も心によぎるシーンもある。

今書いてて、Pシーモアのキャスティングが悪いのかと。

彼がクラシックに合わない。(-_-;)

キーナーもヘアが長すぎで、うっとおしい、切ればすっきりするのにと、

シーモアも痩せないと(^_^)と何回も思いつつ見た。

二人の容姿がこの夫婦の今を表しているのか?まさか(^_^)ね。

ウォーケン教授の授業シーンなどは悪くはなく、彼の落ち着いたセリフシーンはいい。

エリオットの詩だっけ?もあった。

ラストのコンサートも、現実ではあんな事するなんてない、

場合によっては、払い戻しかも(^_^)

映画だから、仕方がないラスト。

演奏に関して、四人とも猛練習はしただろうが、指などがプロでないとわかる。

少しだけ弦を習った私でさえも。

シーモアには日本人のバイオリニストがついて練習したとあったが、

指など映さなければいいのに。

クラシック映画ではバイオリンに限らずいつも思う事だが、細部を撮らない方がいい。

NYのセントラルパークの雪風景が何回も映り、

東京より、ずっと緯度が北の街だと感じる。

予告にTスタンプの「アンコール」があった。

これは妻が癌で、歌う話し、多少似ていて、

二人の昔の個性派男優が、今もしっかり主演で出ているのだなと思う。

まだまだ健在のお二人。

年はウォーケン70歳、スタンプは74歳。


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