銀の人魚の海

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エリジウム~マット、SFアクションに燃える

2013-10-04 | 2013年新作映画鑑賞
タイトル、理想郷、というような意味らしい、第九地区の監督のSF。

評はあまりよくないので、期待していなかった。

時は2150年代、地球は汚染、破壊され、

富裕層だけは変な^o^星へ逃げ、そこで暮らしている。フランス語圏、何で(^_^)

人数も少なそうで、どうやって選別されたのかも不明。

下界の貧困層はスペイン語圏なの。

全編、アクションがとても多く、カット多、目が疲れたよー。

110分、同じような埃色彩が連続。

安っぽい風景の富裕層☆についてからは長くなく終わる。

前半は血も多いのでR12はそのせいか。

演出、もう少しうまくできたかも。

出来は普通。

でもニール監督、前の「第九地区」っぽさはあるので

彼のSFへの心情、雰囲気は確実にはいっていた。

お勧めはしないが、マットファンなら、

汚い未来でのアクションを瀕死で頑張っていたから、

こういう役もやってるね、で見るのもいいかも。

Jフォスターは、富裕層の司令官役、彼女でなくてもいい役で、

何で出たのか?出演料高めだろうに。

わかりにくさ、おかしいところもある。

マットは放射線を浴び五日で死なのに、

あんな怖い手術を受けられるって、今の医学ではありえない。

いくらマッチョでもね。

弱ってしまうはず。

でも、パワースーツをつけ、元気にもなる。

あの薬で保っているってこと?

後から追ってきたシェパードのシャトルは何故、撃墜されずに星に入れたのか?

いくつかあるが、映画なのでよし。

すべての病が、富裕層の家にある医療カプセルにはいれば

五秒で完治!(^_^)という、2100年代でもできそうにない医療機器があるのに、

地球の工場は今より古いような手作業、戦いも日本刀が出て、

笑ってしまうような。意図的なの?(^o^)

あのカプセル、現実的には500年後ならできるかな~。

あれば不老不死に、逆に人は絶望することになるかもしれない未来。

単純にハッピイではないラストは、この監督らしさだろう。

ロケはほとんど、メキシコシティーだそうで、

監督は野犬が多く驚いたとある。

メキシコシティーといえば、TIFFで賞をとった、「アモーレスぺロス」を想い、

あの映画でも犬がお話のポイントだったな、もう15年前になるか、

埃の舞う風景はどことなく近かった。

プーリバー、実在の糞の川、でロケもあったとマットの言葉も。

監督は現代の格差社会への批判はない、と。

この映画のメッセージは「貧困にはなるな」だそう。

あまり深く考えずエンターテイメントとして見て欲しいのね。きっと。

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