銀の人魚の海

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ル・アーヴルの靴みがき

2014-02-26 | ま行~わ行 旧作映画観賞
2012年。Aカウリスマキ、五年ぶりだそう。

面白かった。彼らしいが見やすい。

家族もずっと見ていた。

彼の映画に必ずと言っていいほど出るグッズ。

花束、タバコ、そして犬。

名はライカとクレジットあり。

今回はフランス港町が舞台、

フランスパンのバケットが何回も映る。

田舎町のパン屋さんだが、できたて、おいしそう。

卵はなぜか、ゆで卵。名物?(^o^)

移民受け入れが普通に多いフランスらしいお話。

コンテナで密航の少年を、ロンドンの母の元へ皆で協力し何とか送り届ける。

彼の映画では、これまで、ないようなストーリーでは~。

刑事も理解ある、善き人、町のみんなも、

それぞれに手を差し伸べる。

淡々とした展開はカウリスマキ節だが、

あたたかく、ほんわか、ラストの木は一本の桜満開カット。

俳優はカウリスマキ組、カティは「白い花びら」99年が一番印象に残る。

ここではロックバンドシーンもあるが、バッハもかかっていた。

特典から。

主演と刑事役2人の俳優の20分のインタビューがあった。

セリフは初めはフィンランド語で、それを仏語に訳した。

フィンランド語では、とても堅いセリフだったが、うまく変えたと語る。

カウリスマキの独特な堅さ?は、邦画でいえば、

小津監督に近いと思っている。

セリフの間、個性ある堅さ、雰囲気は似ていると感じた。

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