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銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
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孤独という病 池田清彦

2024-11-09 | 本、雑誌

宝島社新書。47年、東京生まれ、生物学博士。

前に読んだ彼の本は、理系だが視野も広い内容で

読みやすかった。これは生物全般について、専門的な話題も多い。

読みやすさはある。

たまにTVにも出ているよう。1回見たかも。

人間以外、生物の世界に孤独という概念はない。

オランウータンは単独行動をするが、もちろん孤独感はない。

チンパンジー、ゴリラは群れるが、孤独感はない。

人は食物、仕事があるようになり、

人は孤独を恐れるようになった。

人生の意味を考えてしまうからと池田はいう。

考えなければいい孤独にはならないか。

孤独とはそもそも何だろう?

日本人は農耕民族、欧米人は狩猟という説はでたらめだ。

人類は元々狩猟だった。その後動きをとめ、

穀物を主食とした生活になり、同じ場所で家族をつくっていった。

ペットブーム、犬は孤独を嫌う。野犬などは群れをつくる。

ネコは1匹で勝手に生きている。ペットでもだいぶ違う。

両方飼っているとネコはイヌに似るのかな・・

ここから世襲政治家の話題に。彼らには孤独は理解不能。

元々家のブランド、富、コネがあることを、勝手に自分の才能

と思ってしまう。世襲政治家とはそういう人。

日本は学校でもどこでも、みんな一緒が一番よい。

仲良くしましょう、喧嘩はだめ。なので一般と少し違うと

はじき出され、いじめにあう。

ヘイトクライム、ネトウヨの事もある。

ひどい誹謗中傷は、最終的には戦い、戦争につながっていく。

~専門は小さい虫だったか?小さいころから昆虫などが好き。

生物の道へ進んだ。同じ理系でも物理、工学などでなく

生物。幅広い視点があるのだろう。

 



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