皇后杯大分県予選結果

昨年の皇后杯九州予選で敗退して以来、約1年ぶりの11人制。
感慨深いものがあるな。

2014皇后杯大分県予選はヴェルスパ大分レディースの参戦により、全4チームでトーナメントを行い、優勝チームのみが大分県代表として沖縄で開催される九州予選に進むことが出来る。

1試合目の結果は、大分トリニータ2-0中津ポマト。

ヴェルスパの対戦相手はFCポレポレ。
先般行われた県リーグでも対戦しており、そのときは3-0で勝利している。ただ、その試合は前半を0-0で折り返し、後半もズルズルとした試合展開になったため、この試合は先制点を奪う時間帯が鍵になるだろう。さらに決勝に進むとなれば連戦になるため、少しでも体力を温存しつつ戦いたいのが管理人の本音。
やはり、ここで試すしかないか！？「ハイブイエル10」を…(笑)

試合は、前半10分に松本が先制点を奪うと、釘宮再び松本が得点し3-0で前半を折り返した。ここからヴェルスパのフォーメーションは様々な変化を見せた。後半だけで釘宮がハットトリックを達成、新加入の高本そして元気印の姫野が得点を奪い、8-0で勝利した。

こ、これが「ハイブイエル10」の攻撃力なのか…(笑)


そしてトリニータとの代表決定戦。

最初の決定機を迎えたのはヴェルスパだった。左上を狙った松本のシュートはわずかにクロスバーの上にそれていった。
それに引き換えトリニータは最初の決定機をモノにした。
ヴェルスパDFからの楔を奪われ、ワンタッチプレーからシュートまで繋げられ失点した。
その後も守備一辺倒の時間が続いたものの前半は0-1で折り返した。

後半も守備の時間が続く。
相手のクロスに対し、エリア内、橋本がウェスタンラリアットでボールを叩き落す。
すかさずチャレンジでビデオ判定に持ち込むも…左腕が綺麗にボールを捉えていた(笑)
PKを決められ0-2。

しかし、選手は最後まで戦った。
スタミナが切れてきた選手が多くなり、ハイ（Hi）とは行かないまでもロウ（Low）ブイエル10でフォーメーションを変え、最後の最後までゴールを奪おうと攻めた。

GK永松はこの試合で覚醒したのか、1対1を的確な判断と飛び出しで完全に防いだ。ながまつぅ(泣)
小さかったころの羊兄の勇姿とかぶり、ウルウルと来てしまった…

釘宮のボランチも面白かった。展開型ではなくガットゥーゾのようなボール奪取型。まさかあんなに奪取能力に長けてるとは思わなかった。運動量もあるし今後も楽しみだな。

後半も半ばを過ぎ、選手交代で入ったフレッシュな選手のカウンターから2点を追加されたものの、攣りそうになる足を必死に伸ばし、最後まで戦いぬいた選手の姿を見て…涙した。
選手たちが戦い抜いたからこそ悔しかった、勝ちたかった、勝たせてあげたかった。
でも、そう簡単に勝てないのは…昨年の1年間で十分分かっているけどね。

結果は0-4。

ウルウルする管理人に対し、羊姉が「11人で戦えるまで来れたんだから嬉しいことやね！？」と言われ、悔し涙をうれし涙へと変換する作業に人知れずこっそりと入った。

確かにそのとおりだ。
3人しかいない練習日もあった。それでも、ここまで続けてきた。この試合は、その選手たちへの褒美だと思って良いんだよね。

よし、うれし涙への変換完了♪