2019九州リーグ第1節

開幕戦。
リーグのカテゴリーに違いはあれ、この日を待ち焦がれる熱い気持ちはきっとどこのサポーターも同じだろう。
もちろん管理人も例外ではなく、高ぶる感情を抑えきれず…5時に目が覚める。
思いがけない主の目覚めにトトも「なんや！？」と喜びを隠せない舞を見せる♪(笑)

キックオフまで8時間。うむ、さすがにこの時間から現地に向かっても…
トトの頬を撫で撫でしてあげた後、再び、眠りにつく。出せやゴラァの舞による騒音を聞きながら…(笑)

…ZZzz

不意にLINEが鳴る。時計を見ると10時前だった。

羊兄「もう着くでー」

そうだった、撮影をお願いするため呼んでいたんだ…助かったな。
地獄へと誘う二度寝に昨年同様、「開幕なのにある意味閉幕なう」になるところだった…と言うか、いつ目覚ましを止めたんだ…うーむ、トトに構ったときに携帯を触った気もするな(笑)


さて、会場に到着すると既に11時キックオフの柳ヶ浦vsNW北九州が行われており、柳ヶ浦が1点をリードして前半を終了する。

後半、先にチャンスを掴んだのは北九州。
中央で良い形を作ってからのサイド展開、左サイドフリーの7のクロスを中央DFとDFの間に走りこんだ13がジャンプしながら頭で合わせる。豪快にネットを揺らし、1-1の同点に追いつく。
さらに選手交代を機に右サイドにいた4をFWに上げ、再び、左サイド7からその4へのクロス。ボールはDFのブライドになったもののPA内で見事なももトラップ。
GKが飛び出せない位置にボールコントロール、GKを見ながら、綺麗にボールを流し込み逆転。

このまま2-1で逃げ切るかと思われた残り6分、7分。
高めのDFライン裏に出されたボールに対し柳ヶ浦FWが、飛び出しだGKよりも先に触り、右サイドCK方向に交わしながらGKを抜く。
角度はなくなったものの体勢を整え右足でゴールを狙う。DFが戻りながらこのシュートに触れたものの、枠を外すまではコースを変えることができず、2-2の同点。
試合はこのまま終了。勝ち点1を分ける結果となった。

来週はこのNW北九州とアウェイでの戦い。
やはり、昨シーズン同様に7の左足による大きな展開は怖いな。右サイドの4もしっかりとした足元で中盤を組立て、何よりも前線にいた13。ポストもこなしながら、高さを活かしたプレーによりしっかりと1ゴールをあげている。要注意選手ですな。
そういえば、昨シーズンの32は見当たらなかったな…背番号が変わったのか！？


さて、一方のヴェルスパ大分レディースですが、九州リーグで2年目のシーズンを迎える。
どの勝負事の世界にも「2年目のジンクス」と呼ばれるものがあり、ここは管理人も気になるところ。

モチベーションの維持や1年間戦ってきた経験によるちょっとした気の緩みなど内部環境の面や相手チームの研究が進んだことによるヴェルスパ対策や戦力補強の外部環境の面など、どうしても初年度とは異なった環境下での戦いになる。
そんな中でどう結果を残せるのか？チームとして真価の問われるシーズンとなる。


2019シーズン開幕戦の相手は秀岳館。
1月の選手権メンバーを見る限り、ほぼほぼ主力は2年生だった。すなわち、今シーズンもその選手は在籍していることになる。特に攻撃陣はそのままと言って良い面子であり、最上級生となり、上がいなくなったあの開放感は更にチームを強くするよな(笑)うーむ、手強いな…

「前に繋がれる前に仕留める」
食べる前に飲むじゃないが、秀岳館を倒すためにはこれしかないのかな…と(笑)

そして試合が始まる。

最初の5分、相手の想像以上の動きに「うめぇ」「つえぇ」「はえぇ」しか言葉が出てこない…

…山羊かっ！

相手の猛攻に10分を過ぎる頃には「こえぇ」「やべぇ」「だめぇ」としゃべれる山羊は新たに言葉を覚えるのだった。

12分の失点シーンでは会場の誰よりも遅く「きりかぇ」と力弱く口開くのだった…そうです、私が世界一切り替えの遅い山羊なのです、Negative Kingなgoatなのです。

「T」は先日ネタで使ったので今日はもう要りません…
「L」でお願いします、goalが欲しいのです。

しかし、前半だけで6失点。

絶対に入ったと思った尾崎の追撃シュートも…昨年から憑依を続けている「ノーゴールの神様」によって防がれる(笑)
うーん、釘宮が上手く折り返し、今回こそは絶対に、絶対に入ったと思ったんだが…寄りによってカバーに戻った相手DFにぶつけるとは…(笑)

そしてハーフタイム。
ピッチサイドに立ち、声を出し続け、うつむきながら目頭を押さえるコーチに…

中野「コーチ、お疲れ様です」

コーチ「おぅ」

中野「目がお疲れですか？」

コーチ「相手が速くてねぇ」

中野「ミズキルーペ、かけてみて」

コーチ「相手の動きが速すぎて見えない！って…監督の…」

中野「お上手ね(笑)」

コーチ「監督には内緒だよ。おぉ、ハッキリと見える！」

中野「ゆっくり綺麗に見えるし、長時間かけても楽なの」

コーチ「新色！？」

中野「レッドカラー」

荒川「ゆっくり見えるねぇ。これ、瑞希の生まれた年だね」

中野「あら、サングラス？」

コーチ「うっそ、監督！？」

中野「みんな、ミズキルーペを置いて」

中村「キャッ！」
小西「キャッ！」
小手川「キャッ！」
南「キャッ！」

コーチ「この強度、さすがメイドインヴェルスパ」

荒川「速度率は3種類。好きだな、ミズキルーペ」

主審「そろそろ、後半始めまーす！」

中野「後半、頭から行ってきます！ミズキルーペ、だーい…」

主審「ん？？8番！ピッチ内でメガネ着用はダメだよ！」

中野「…！」

ベンチ「…」

…後半、7点目を奪われ、終了間際、姫野加からのDFライン裏へのボール、完全に抜け出した熊谷のシュート。飛び出したGKの横をすり抜け…これも入らず、試合終了。

ダメだ…負けた試合は何もワードが降ってこない…(笑)

瑞希、すまん(汗)


●ヴェルスパ大分 0(0前半6)7 秀岳館●

☆その他の試合結果☆
柳ヶ浦 2-2 NW北九州
八代フューチャーズ 2-0 大分トリニータ
熊本USC 12-0 ANCLASノーヴァ


【第1節終了時】
順位 勝 分 敗 [勝点] 得点 失点 得失

1位 01 00 00 [03] 12 00 +12 熊本USC
2位 01 00 00 [03] 07 00 +07 秀岳館
3位 01 00 00 [03] 02 00 +02 八代Ft
4位 00 01 00 [01] 02 02 +00 柳ヶ浦
4位 00 01 00 [01] 02 02 +00 NW北九州
6位 00 00 01 [00] 00 02 -02 トリニータ
7位 00 00 01 [00] 00 07 -07 ヴェルスパ
8位 00 00 01 [00] 00 12 -12 ANCLAS

＜次節＞vsNW北九州
日時：4月28日(日)11:00～
場所：新門司球技場