右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

2019九州リーグ第9節

2019年07月21日 | 女子サッカー
全国の至るところで日照不足が囁かれている今夏、大分も例外ではなく、この梅雨の影響で甲子園予選は雨天中止で延期、延期、延期。一体どうなってしまうのだろう。

今節はNW北九州をホームに迎えての第8節。
本日も朝から雨、雨、雨。すでに高速道路の鳥栖JCT付近では雨による通行止めも発生している。
幸い、平成の森までの高速道路に通行止めは出ていないが、日本一通行止めの多い箇所としても有名な大分自動車道だけにどうなるか分からん…ちょっと早めに家を出ることにした。
えぇ、高速道路に乗らないと間に合わない時間に目を覚ましたと言うわけでございやす(笑)

さて、会場に着くと曇り空ではあるが雨は止んでいる。さすがうちのBOSS。
えぇ、BOSSは強烈な晴れ男なんですよ。「太陽の子エステバン」より太陽に愛されています。
え?SF冒険アニメのエステバンを知らない?
1982年に放送され、野沢雅子が声優をしていたバルセロナで育ったエステバンを知らない?
エステバンが祈ると雨が止み、太陽が現れるということで「太陽の子」と呼ばれてたんだけど…うちのBOSSは祈らなくても晴れます!(笑)

ただ、雨が降っていないため、足もとから蒸し上がる湿気にピッチ上の不快指数は高そうだ。おまけにかなりのスリッピー。試合に影響がなければ良いが…


<試合レポート>
相手主将の「礼!」の声に反応し、1人頭を下げる少し天然の斎藤(笑)
そんな斎藤にツッコミを入れた姫野加と吹き出した主将松本のコンビが開始早々に魅せた。
相手陣内右サイドでのスローイン。姫野加の相手の背後を取る動きに合わせ釘宮がボールを投げ入れる。バウンドするボールに合わせ姫野加がクロスを入れるとゴール中央に走りこんだ主将、飛び出してくるGKの足元に上手く転がし、キックオフから59秒で先制する。


右サイド斎藤のボール奪取からグラウンダーのクロス、バイタルからPA内に走りこむ松本の足もとにピタリ。ダイレクトで右足を振り抜くもここは「クロスバーに嫌われた」。さらに左サイドから熊谷が仕掛け、カットインから右足を振り抜くも何故か斎藤がシュートブロック!ここは「サイトーに嫌われた(笑)」
左からのCK。

一度はDFに弾かれるも再びCKを蹴った熊谷の足もとへ転がる。これをファーサイドに放り込むとそこに待ち構えるのは吉岡の頭。「どりゃぁー!」と叩きつけたヘッドは枠を捉えたもののGKが横っ飛び、CKへと弾き出した。決まっていればシーズン初ゴールだっただけに惜しかった。
右サイド釘宮、姫野加のクロスにそれぞれ熊谷、松本が頭で合わせるもゴールの枠を捉えることはできなかった。

攻めあぐねていたヴェルスパに嫌な雰囲気が漂い始めた32分過ぎ、待望の追加点は三砂の素晴らしいラストパスから生まれた。
中盤右サイドで釘宮から三砂、姫野加へとダイレクトで短いパスが繋がる。ライン際から中央にショートドリブルしながら顔を出す斎藤へ楔を入れると斎藤は前を向く三砂に落とし、そこからダイレクトでDF背後のスペースへライナー性のラストパスが繰り出される。おぉ!!
このパスに反応した松本。しっかりとボールコントロールし、ループ気味に放ったシュートはGKのタイミングを狂わし、ゆっくりとゴールネットを揺らし2点差とした。

畳み掛けたいヴェルスパは高本経由松本のもっちゃんコンビからのスルーパスに反応した姫野加。
PA内ゴール中央でGKと1対1に…おぉ!!!
が、しかし、ここはしっかりとGK正面にコロコロシュートを放つのだった…前半は2-0のまま終了する。

後半、最初のシュートチャンスは橋本。
左からの攻撃参加で残っていた橋本、熊谷の右サイドに流れる動きで空いた中央のスペースに走りこみ、姫野加からのスルーパスを受けPA内でシュート。GKの手を弾きネットを揺らす!!!…も直後、オフサイドの笛が高々に鳴り響いた。こちらもシーズン初ゴールのチャンスだった…惜しい♪
松本のスルーパスに抜け出した熊谷。
中央やや右サイドをドリブルしながらPA侵入する。左手中央方向からシュートコースを塞ぎにくる相手DFよりも先に中央にフリーで走りこんでいた斎藤にプレゼントパス。斎藤はインサイドで合わせるも大きく枠上に外れる。
多分、相手GKが「上!」って叫んだんだろう(笑)

その斎藤からの縦パスに抜け出した左サイド後藤。
逆サイドから「出せ!出せー!!」と叫びながらゴール前に走りこむ姫野加。しかし、出すタイミングがツーテンポ遅く、姫野加がPA内でボールを受けた時にはシュートコースは狭く、ここもしっかりと相手GKの正面へ送り届けた。
自陣橋本からの楔の縦パス。松本がイブラのような廻し蹴りでDF背後へとコースを変える。このボールに反応した斎藤が完全に抜け出し、GKと1対1。PA内でのシュートはしっかりとGK正面へとボールを送り届け…暫定王者熊谷とランキング2位姫野加が待ち構える「1on1最弱女王決定戦」への出場が決定した。

そんな姿に「しっかりせーや!」と吉岡がビルドアップしながら持ち上がる。
CBとSBの間にキレイなスルーパスを通し、左サイドライン際に橋本を走らせる。オフサイドは…無い!!橋本はダイレクトで低いクロスを入れるとPA内中央、スライディングしながら合わせたのは松本。が、このシュートにGKが反応。
ゴール目の前、こぼれたボールは相手DFと斎藤が同時にアタック…が、ここもこぼれ球となる。
このボールにクロスを入れた勢いのままゴール方向へと走りこんでいた橋本が「もろた!」と言わんばかりのBダッシュを見せ、シュートを打とうとした瞬間…

転ぶ(笑)

ならばと後から走りこむ後藤。そのシュートの邪魔にならないようピッチにベッタリとうつ伏せになる橋本(爆)
ダメだ…何度見ても可愛くて笑える♪

後藤のシュートも相手DFのブロックと同時となり、真横に弾かれたボール、5人目の演者としてPA舞台へと駆け上がってきた藤本が身体を捻りながら右足を振りぬき、低い弾道のシュートは綺麗にネットを揺らし、3点差とした。

直後のキックオフ、相手が下げたボールにダッシュする松本。ボールをカットしそのままドリブル、ドリブル、ドリブルからの右足はDFを掠めCKとなる。
左サイドからの落としを受けた吉岡、逆サイド最前線で「出せ!出せやー!」とゴール方向に手を上げる姫野加の前方のスペース目掛けロングフィード。コントロールされたフィードはGKとの1対1のシーンを作り出す…姫野加は何度か「どう打とうか?」と迷いを見せる動きを見せたあとGKの鼻先でループシュートを放ち、最弱女王決定戦3位の座に転落するゴールを決めた。

熊谷「ほぅ、決めたか…でも、まだまだやで」
斎藤「諦めません。まだ試合はあります!」

前がかりになり浅くなった相手のDFラインの背後に釘宮からの絶妙なパス。右サイドからゴール方向へと姫野加が走りこみ、完全に独走する。
このまま「ヘイセイノモリ記念5点目争奪杯」を制するのか「カナコバクシンオー」とジョッキー姫野加。
しかし、その内からは…釘宮へボールを落とした後、猛然とダッシュしてゴール前に上がってきた「パスアンドゴーゴーオザッキー」とジョッキー尾崎。さぁ、叩く鞭が力強くなってきた!
その内側からは「さっき自分はパスを出すのが遅れたんで…ここは出さないでしょ?」と心なしか叩く鞭の勢いが弱くなっている「チクナンレフティーゴートー」とジョッキー後藤。
そして大外、抜群の差し足を見せ上がってきたのが「テンネンソザイサイトーサンダゾ」とジョッキー斎藤。
この足ならゴール前差し切るのか…

さぁ、ゴールは…ボールは…一体…誰に手に…

姫野加「ドッカーーーン♪」

おっとー、ゴールラインを切ったのは姫野加のシュートだぁーー!!!と言う試合でした。


○ヴェルスパ大分 5(2前半0)0 NW北九州○
得点者(アシスト)
<前半>
松本(姫野加)
松本(三砂)
<後半>
藤本
姫野加(吉岡)
姫野加(釘宮)


(その他の試合結果)
柳ヶ浦 0-5 秀岳館
大分トリニータ 0-3 熊本USC
ANCLAS 1-4 八代Ft

【第9節終了時】
順位 勝 分 敗 [勝点] 得点 失点 得失
1位 07 01 00 [22] 45 03 +42 秀岳館
2位 06 01 02 [19] 25 11 +14 ヴェルスパ
---1部へ自動昇格---
3位 05 01 01 [16] 27 07 +20 八代Ft
---1部との入替戦---
4位 03 03 02 [12] 31 11 +20 熊本USC
5位 03 01 05 [10] 13 20 -07 NW北九州
6位 03 00 06 [09] 21 22 -01 トリニータ
7位 01 03 04 [06] 11 24 -13 柳ヶ浦
8位 00 00 08 [00] 01 76 -75 ANCLAS
コメント
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