右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

2018九州リーグ第13節

2018年12月02日 | 女子サッカー
長かった2018シーズンも今節を入れ、残り2試合となった。
本日の対戦相手は柳ヶ浦。
前期、攻め続けながらも1本のカウンターによって黒星を喫したそのリベンジ、そして大分ダービー、更には1部との入替戦枠を賭けての負けられない熱き戦いとなる…予定が…

まさかの出来事が起こってしまった…

観客席が工事中のため、工事スペースを挟んだ駐車場からの観戦とか…熱くなれねぇ(笑)


試合前、本部に確認しに行くもやはり工事スペース内の観戦はNGとのこと。ま、そりゃそうだ。
会場運営の選手たちが誤って立ち入る人に何度か注意している場面もあり、駐車場に訪れた保護者・関係者にもその旨をお伝えしたところ、「今日は工事してないし良いんじゃないの?」、「NGでもここまでだったら良いやん」と自己勝手なルールを語りながらロープを超えズカズカ侵入し、観戦する方もいた…
えっと、ヴェルスパ関係者でないことを願う(笑)

さて、試合についても…まさかの出来事が起こってしまうとは…(笑)
ただ、その予兆は既に会場に向かう車内で起きていたのかもしれません。

管理人「コーデに失敗したー!グレーのTシャツにグレーのパーカーを着てしまった。」
羊兄「…」
管理人「Tシャツを着替えようと思ったけど髪の毛もセットしてたし…脱ぐと崩れるやん!」
羊兄「…パーカー変えれば良いやん」
管理人「!!」

どれだけ時間があっても「まさか」と呼ばれる判断ミスは起こります(笑)サッカーに置いては特に起こりやすいと言われております。
主審はリプレイ検証もできない中、瞬時にプレーの判定をしなければならないので非常に難易度が高く、高度な判断力・決断力も求められます…が、今日の「まさか」は主審が原因ではないな。
やはり…世界的催眠術者によるものなのカナ(笑)と…まぁ、なぜこのような切り口からお話を始めたかと言いますと…

『ヴェルスパの2点目はゴールに入ってないのでは!?』とVAR羊委員会で疑惑が浮かんだのです(笑)

この疑惑を持つことになった決定的な行動を柳ヶ浦GKが行ったのです!と言うことで、少しずつこの試合をお話ししていきましょう。


まずは柳ヶ浦、最初のCK。
???「CKね、私の得意な“人を操るシンプルな催眠術”からお見せしますわ。あなたは本田真凛よ!」
相手の選手はPA内、ヘッドでボールを捉える。
ほぼ同時に釘宮は操られるかのようにジャンプ、そしてクルクルと回る。するとボールは釘宮の後頭部でブロックされクリアされる。

10分、左サイドでスローインを受けた後藤が体を張り、前を向く三砂へと落とす。
???「あなたはどんな扇風機でもすり抜けられるわ。さぁ、ドリブルで抜けてらっしゃい」
三砂は操られるかのように数人が密集するエリアにドリブルで侵入…そしてボールをロスト。
???「あら、人相手には無理なのかしら…」
こぼれたボール、左サイドで釘宮が拾い中央の松本に横パス。
???「なら、これはどうかしら?ワニワニパニックの終盤「もう怒ったぞー」のあとの猛攻も全て交わせるわ…これで行ってらっしゃい」
が、しかし、松本のドリブルはあっさり止められ足元からボールはロスト、左サイドへ転がっていく…
???「あら、これもダメ?それともこの方、催眠術が掛かりにくいのかしら?」
松本は自ら追いかけ、ライン際の中村へ落とし、体勢を整えリターンを受けると大きく逆サイドへ展開する。
秦がフリーで受け、中央のDF背後にクロス。三砂、後藤はオフサイドポジションだったが、その裏、二列目から松本が飛び出す。オフサイドは無い!同じくしてGKも飛び出しコースを切る。
バウンドしたボールにタイミングが合わず、少しボールを跨いでしまうも後ろ向き、反転しながらシュートを放つ。
飛び出していたGKの脇を抜けるがカバーに入っていたDFがスライディングで勢いを弱める…が、依然ゴール方向に転がるボール。しかし、最後はGKが飛びつき、ゴールライン少し手前でキャッチする。惜しい。

相手GKからの長いボール、中村がハイキックで前に蹴り返す。
戻りながら高本が受け、姫野加に落としてからの縦ポン、DF裏へのボール。
???「先ほどの17番は危なかったわ。ならこれね、どんなにゴールチャンスが訪れてもオフサイドの動きをしてしまう催眠術、略してゴルオフよ…それ♪」
後藤がタイミング良くDFの間から飛び出し、GKより先に触り、華麗にゴールに流し込む…がオフサイド(笑)

28分、左サイドで受けようとしたボール、背後からスパッと奪われ、その勢いのままワンツーでサイドを突破され中央バイタルに折り返される。
ポストプレーから縦へのスルーパス。ここは姫野がスライディングでブロック、こぼれ球をクリアするも、拾った相手は思い切ってロングを狙ってくる…が大きく枠横。
さらに右サイドからDFを経由しての逆サイドへスムーズに展開され、ライン際からの高いクロス。バイタルで足もとにピタッと収められ、素早い落としからのラストパスは…通さず。ここも中盤が戻りサイドに逃げた。ふぅ…我慢の時間帯だな。

35分、松村のサイド突破から秦へと渡りゴール前に走る釘宮へクロスを入れる。が、手前でカットされスローインとなる。このスローイン、後藤が素早く受け、松村を経由してバイタル松本の足もとにボールが入る。
ワンタッチで釘宮に当て、リターンをダイレクトでコントロールショット、前目のGK背後を狙うも僅かに枠上。惜しいな。

ここまでの時間、清水、中村、秦らDF陣の早くて安心安全の球離れ。そしてリズムのあるダイレクト展開などボールを受けた位置を考えての適切なプレー選択に日々の成長を感じる♪が…反面、高本の調子が想像以上によろしくない。
簡単なボールロストとパスミスフェスティバル。ハーフタイムの復調を期待して、前半はこのままのスコアレスで良いので失点は避けたいところ。松本も調子が良いとは言えず、パスコントロールを苦しんでいる中、やはり、同じ中盤の高本の出来がこの試合の鍵になりそう。

???「不調?それもそのはずよ。4番の調子が良ければより多くのチャンスが訪れるわ。だから、「あなたは来年の干支よ…」とお話しさせて頂いたの。今の状態ならコンビニの棚奥にある賞味期限の遅い商品に目に行かないし、異性への告白に失敗しても立ち直りが早いわ」

39分、右サイド秦から中へのパスを奪われ、左サイドに素早く展開される。遅れ気味の対応となり、最後は中村がスライディングで止めたもののCK。嫌な時間帯で与えてしまう。
ここは何とか凌ぎ、左サイドライン際のボールと相手に中村と三砂がサンド。奪ったボールは高本からその前方後藤を経由してダイレクトでライン際を上がる三砂へと展開される。三砂も素早く釘宮へと渡し、クルリと逆サイドを向き、右サイド秦に展開し、良い形になりかけたところで前半終了の笛。
ふぅ…序盤はヴェルスパ、そこから徐々に柳ヶ浦にペースが移っていった前半は0-0で折り返した。


HT、23三砂→15原
そのまま右サイドに入る。

42分、相手陣内左サイド深い位置での相手スローイン。
前線へのボール、コースを上手く読み松本がカット、そのままCK付近まで持ち上がる。そこから中後藤、ライン際中村、松本、後藤からのバイタルやや左に顔を出す釘宮への展開は全てダイレクト。
釘宮もこのパスを受けると見せて跨ぎ、ダイレクトで原に当て、リターンを受け右足でシュートの絵を描く…

???「原さん、あなたは緑色が赤色にしか見えないわ、それ」

原からのリターンは…緑色のユニ柳ヶ浦へと渡り、そのままカウンターを許す。そして右サイド広大なスペース対応に姫野加が1人追いかける…
???「ち、ちょっとした自業自得ね(汗)」
スライディングで何とかサイドに逃げたものの、相手スローインからのクロス。傍にいた選手が頭で弾き返したものの右サイドでこれを拾われ、ダイレクトでクロスが入る。
PA左サイドにポッカリとスペースが…ワンバウンドしたボール、ダイレクトボレーを試みるもタイミングが合わず上手くミートできず、シュートはGK永松の正面だったが完全に失点モノだった。

44分、GKからの長いボール、中盤での競り合いは相手に軍配、相手DFに渡る。DHへ預けようと斜めパスを出したところを松本がカット。そのまま中央をドリブルで持ち上がり、アーク付近からPA左サイドに侵入するコース取りをする。
左から入れ替わるように中に入ってきた後藤にヒールで落とし、中央に空いたシュートコース、鋭く右足を振り抜く!コースは甘かったもののシュートの勢いに押されGKが弾き、前にこぼす。
???「ゴルオフ♪」
こぼれ球を釘宮が押し込む…がオフサイド。くぅ…惜しい。

???「私がチーム得点王になるために…誰にもゴールはさせないわよ。特に9番と17番には…フフフフ、ハハハハ、ワッハハハハハッ!」

46分、左サイド中村のチェックからボールを奪い松村が受ける。
中盤とDFでの細かいパス交換からの一気の逆サイド展開!秦が受け、縦に仕掛け低いクロスをニアに入れる。
???「ゴルオフ!」
原が飛び出しシュート体勢に入るもこれまたオフサイド。

49分、中盤やや左サイド、浮いたルーズボールを松本がフワリ右斜め前の後藤へ送る。
後藤のキープから釘宮が受け、PA左サイドに仕掛ける。中を切られ、釘宮は左サイドライン際に開いた松村へ渡すと、松村からのダイレクトのクロス。再びニアに飛び込んだ原だったが、DFともつれ合いボールは2人を通過してGKがキャッチする。

52分、松村の粘りからCKを得る。ここはクリアされ、サイドで前を向かれるもここは前を向いていた高本が素早いチェックでボール奪いカウンターを防ぐ。うむ、ナイス対応♪…と、その後のパスミスで再びカウンターを食らう…

高本「おかしい、前半から前しか見えない…」

そんな不調の高本を差し置いて、本日の松村、中村、清水はプレーの選択肢が素晴らしい♪♪なぜだ?年末の大感謝祭なのか!?(笑)
でも、「試合で存在感がある=良いプレーを選択している」ってことだと思うのでこのまま最後まで頼むぞ。
ただ、さっきからオフサイドが多いのは何故だ?まるで魔法にかかっているようだな…

60分、相手陣内の高い位置で松本が相手のトラップ際を狙う。
スパッと奪うと右サイドに流れながら原に渡し、そこからやや中央寄りの釘宮へとボールは渡り、バイタルに落ちてきた後藤に楔をいれ、リターンを釘宮がダイレクトで狙う…
???「どんなにシュートを打ってもGKの正面しかいかないわ!それ、ゴルキパ!」
…狙うもGK正面。くぅ、惜しい。

さらにルーズボールを松本が奪い、後藤に預け、ゴールに近い位置でリターンを受けるとPA左サイドの松村へ短いパス。松村からゴール前に飛び込む後藤に折り返すも弾き返されCK。
このCKは姫野加が頭で捉えるも枠は捉えることができずに枠横!惜しい!!
???「しまった、ゴルゴルを掛け忘れてたわ。そう言えばジャパニーズマンガのワンピースに○○の実というのがあるそうね。サッカー界にも“ゴルゴルの実”があればきっと高値で取引されるでしょうね…」

65分、後藤の素晴らしいプレッシャーから先制ゴールが生まれる。
???「…なんて考えてたら、しまった。17番にチャンスが…」
相手DFのパスを奪い取り、そのままPA内にドリブルで侵入する。大分県民のスター「にしきの」に負けず劣らずの多くの出待ちファンにもみくちゃにされ、ヘロヘロになる「スターごとう」。
マネージャーの松村が「こっちです!」とサイドでスターを呼び、ボールを引き出すと、ダイレクトでPアークに顔を出した松本へと折り返す。
???「あなたはもうシュートが枠を捉えられない…ゴルソト!ゴルソト!!外れろー!!!」
出待ちのファンに囲まれること無くフリーで松村からのパスを受けた松本、余裕を持ってボールコントロールし、GKの頭越しに突き刺す先制ゴールをあげる。

???「くっ、やはり効かない…これでまたゴール数が開いてしまったわ…」


高本の猪突猛進からのナイスなパスカットでチャンスが生まれる。前方の後藤へとボールを預け、右サイド秦から松本を経由してゴール方向に走る原の前方スペースへとボールは送られる。
PA右角からシュート。先制点と同じようなコースだったが、今度はGKがジャンプしながら片手で弾くもシュートはそのままクロスバーを直撃、ゴール前に跳ね返ったところを相手DFが蹴り出し、CKとなる。
ナイスシュート原、そしてナイスGKです。

???「ここだわ!どんなシュートでもゴールに見えてしまう!!ゴルゴル♪」

CKからファーへの高いボール。自らがボールとなったかのように原はゴール内側に飛び込む…そして姫野加はボールごとサイドネットに絡まる…

???「い、勢いが付き過ぎたわ。でも…」

主審は何かに操られるかのようにセンターサークルを指差しゴールの判定(笑)
そして、誰一人この判定に気づかず、【回り込んだGKがゴール外側からサイドネットのボールを拾い】、両チームともゴールキックで再開の準備を行う。
この様子を不思議に思った主審が線審に確認に走る。その後、ボールはセンターサークルに戻され、イリュージョンとも言えるゴールが認められ、2-0で試合は再開した(驚)
これが後世に語り継がれるイリュージョン、「神の手」ならぬ「加奈の手」です(笑)


はい、疑惑を持つことになった決定的な行動とは【】内のGKの行動なのです(笑)
誤審かどうかは分かりませんが、すべての選手とベンチがゴールと思い込んだゴルゴルでございました(笑)
コインがコップを、タバコが紙幣を突き抜けるマジックやメンタリストがゲストの選んだカードを当てたりするものは見たことがありますが…こんなのは初めてです。

さらにヴェルスパは攻勢に出る。
73分、自陣でDFプレッシャーから最後は釘宮が奪取。そこから後藤に当て、リターンを受けると釘宮は右サイド秦へと展開、バイタルの後藤の足もとにボールを送り、後藤のキープから真っ直ぐ上がってきた高本が前を向いてボールを受ける。

この瞬間、懐かしの「8時だよ、全員集合」の光景がピッチ上に蘇る。
ヴェルスパ全員から「左―――っ!!!高本左――――っ!!」と「志村、後ろ!後ろー!!」を髣髴させる声が一斉に上がる。
が、しかし、高本は左を向けない…なぜだ!催眠術にかかっているようだ!?(笑)
声に導かれるようにノールックのまま、左サイドフリーの中村にボールを展開すると寄せてくる相手を交わしゴール前にクロスを入れる。
DFが足で弾こうとするも上手くミートせず、背後に流れたところを釘宮。冷静にGKとの1対1を決め3点目をあげた。

姫野加「忘れてたわ…ゴルソト(笑)、釘宮にも追い上げられてるわ。えぇーい、自棄よ!パスミス!!」
傍にいた松本がパスミス、ボールは相手に渡る。
姫野加「…やっと効いたわ」
右サイドに展開されてからの中央に落とされ高いアーリー。PA内、ワンバウンドしたボール、26がワントラからの右足を決めて2点差。DF陣は反省したい失点とポジション取りでした。

程なくして試合終了の笛。
次節の福岡戦は見に行けないため、シーズン最後の最後で面白いものが観れた(笑)
楽しいシーズンだったなぁ♪ありがとう選手・関係者の皆さん♪


○ヴェルスパ大分 3(0前半0)1 柳ヶ浦○
得点者:松本(松村)、姫野天功(松本)、釘宮(中村)

(その他の試合結果)
国見FC 3-1 熊本USC

【12/2終了時】 [勝点]得失点(残り試合)
1位[37]+68 福岡JA(残3:北九、熊U、大分)
2位[35]+32 国見FC(残1:柳浦)
-------↑1部へ自動昇格↑-------
3位[28]+16 柳ヶ浦(残1:国見)
------↑1部6位と入替戦↑------
4位[26]+04 V大分(残1:福岡)
5位[21]+13 秀岳館(残2:M熊本×2)
6位[18]-04 北九州(残1:福岡)
-------↓県と入替戦↓-------
7位[18]-15 熊本U(残1:福岡)
--------↓県へ自動降格↓--------
8位[06]-49 M熊本(残2:秀岳×2)
9位[01]-65 鹿児島(残なし)


【次節はシーズン最後の試合です】
第16節延期分 vs福岡Jアンクラス
12月16日(日)13:00~八女東部スポーツ公園(グリーンフィールド八女)
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