カール・ポパー「客観的知識」の第6章「雲と時計」は終わった。
それは如何にも彼らしく、叩き台的な作品であるから、そこからの「推測と反駁」を期待させる言葉をもって終えてもいるのだ。
それではと言うわけでもないが、すこし記して参考に供しておきたい。
主役を務めた「コンプトン効果」は1923年の発見であるが、その翌年、つまり1924年には「ドブロイ波」の発見がある。彼は当然これを知っているのであるが、それは「コンプトン効果」とは真逆の関係性であるから、「物質波」とも呼ばれている。
さらに付記しておく。多分彼自身も身につけていたと思われる腕時計は、機械つまり振り子とかねじ巻き式の時計ではなく、ケイサン化合物由来の水晶であったと推測されよう。
そのメカニズムを差し置いて言えば、「雲と時計」は「雲は時計」と言い直して置くべきであることとなる。
その事に彼が気づいていたかどうか、これは疑わしいといえる。
余録
久しぶりに熟睡したので生体リズムがリセットされた。
数日前から肩が凝り気がついてみると歯がしみる。そのせいかリズムが崩れていたのだ。
エナメル質ではなくて、象牙質その神経に係わることであるらしいと、目鼻をつけた。
直ちにドラッグストアまで足を伸ばした。そこのキャッチコピーを追わえて、一隅にある商品を手に取ってみた。
薬用成分;フッ素そして硝酸カリウム。さらに注目したのはケイサン化合物、その形態であった。
商品は絞られたけれども、気がつくとトライアルサイズというお得な品が目にとまった。
そこに記されている漫画を見て驚いた。
大好物の柑橘等が描かれているではないか。この夏も例年になく、ふんだんにお世話になった。
その全てがよみとれる、コロイドの世界にすんでいる。
それは如何にも彼らしく、叩き台的な作品であるから、そこからの「推測と反駁」を期待させる言葉をもって終えてもいるのだ。
それではと言うわけでもないが、すこし記して参考に供しておきたい。
主役を務めた「コンプトン効果」は1923年の発見であるが、その翌年、つまり1924年には「ドブロイ波」の発見がある。彼は当然これを知っているのであるが、それは「コンプトン効果」とは真逆の関係性であるから、「物質波」とも呼ばれている。
さらに付記しておく。多分彼自身も身につけていたと思われる腕時計は、機械つまり振り子とかねじ巻き式の時計ではなく、ケイサン化合物由来の水晶であったと推測されよう。
そのメカニズムを差し置いて言えば、「雲と時計」は「雲は時計」と言い直して置くべきであることとなる。
その事に彼が気づいていたかどうか、これは疑わしいといえる。
余録
久しぶりに熟睡したので生体リズムがリセットされた。
数日前から肩が凝り気がついてみると歯がしみる。そのせいかリズムが崩れていたのだ。
エナメル質ではなくて、象牙質その神経に係わることであるらしいと、目鼻をつけた。
直ちにドラッグストアまで足を伸ばした。そこのキャッチコピーを追わえて、一隅にある商品を手に取ってみた。
薬用成分;フッ素そして硝酸カリウム。さらに注目したのはケイサン化合物、その形態であった。
商品は絞られたけれども、気がつくとトライアルサイズというお得な品が目にとまった。
そこに記されている漫画を見て驚いた。
大好物の柑橘等が描かれているではないか。この夏も例年になく、ふんだんにお世話になった。
その全てがよみとれる、コロイドの世界にすんでいる。